11月6日はアパート記念日
1910年のこの日、日本初のアパートが建築されたと言われています。
アパートなんてそれこそ昔からありそうなものですが……明治以前には存在しなかったというのは、建築技術の問題なのでしょうか。そういえば昔はあまり二階建ての家屋が立ち並ぶイメージがありませんものね。
アパートといえば、集合住宅。マンションなんかと違って、なんとなく人と人との交流が密接なイメージがあります。仲の良い隣人なんかがいれば、生活がずっと楽しくなるでしょうね。
なにせ家の敷地から一歩も出る事無く友人に会いに行けるのですから。毎日夜通し遊べそうです。子どもなら門限の心配もないでしょうし、大人なら毎晩お酒を飲んで語りあかしたりできそうで、とっても素敵です。
でもそういうのはあくまで理想というかステレオタイプな偏見の押しつけであって、果たしてそんな友好的な隣人が都合よくその辺にいるでしょうか。
夢の無いお話ですが、隣人とはなるべく関わり合いたくないという人が大部分でしょう。仲良くなれれば良いですが、こじれたら厄介ですからね。
人間関係とは難しいものです。
さて、アパートといえばこの漫画。
国民的アニメである「クレヨンしんちゃん」の野原家は、一時期アパートに暮らしていました。
元の家がガス爆発で消滅という、なんともギャグ漫画らしいオチを引きずって、そのままアパート編に突入してしまうのです。
そこで出会う人物や普段と異なる生活感がなかなか新鮮で、「クレヨンしんちゃん」のエピソードの中でも印象深いお話でした。
三浪中の苦学生、別の国からお忍びでやってきた王子様、二面性の強い劇団員、張り込み中の刑事、etc……
アクの強い面々との奇妙な共同生活は、不自由ながらも面白いです。
そういうわけで、明日はアパート記念日。隣人を愛しましょう。
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