感想「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！ 喪199(前編)」
本日、わたモテ更新です！！！！！！！
気持ちを落ち着けて読みましょう。
・前回の感想
感想記事をリンクします。
以下、最新話のネタバレ注意！
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喪199 モテないし三年秋
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またえらく適当なサブタイですね。
それはそうと、扉絵から文化祭まであと28日というのが判明しました。
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長くない？
本編を見る限り、時系列は本郷での文化祭の後のようです。つまり本郷と原幕との文化祭の日付は、最低でもたっぷり4週間離れているという事です。
文化祭があるのは遅くともせいぜい11月頭……今くらいの時期でしょうから、わたモテ時空は現在10月くらいですかね。なんだか文化祭が遠すぎて時空に歪みが生じているような気がしないでもない……
・朝の時間
うっちーの友人、宮崎さんの主観回です。
うっちーグループの中では比較的登場数の多い宮崎さんですが、その印象は滅茶苦茶薄いです。穏やかで優しく友達想いな「いい人」ではあるのですが、それ以外にあまり語る事がありません。我の強いかよや飄々としている凪と比べると、キャラが薄い感は否めません。
しかしその分、常識的です。初期は常識人だと思われていたまこっちや伊藤さんももはや常識人とは程遠い変態になりつつある今、彼女こそが常識人ポストにあると言ってもいいでしょう。
そんな常識人宮崎さんは通学時、もこっち、麗奈、風夏と同じ電車に乗ります。陰キャ、不良、カーストトップが壁を作らず談笑する図は、なかなか不可思議ですね。特に典型的なカースト依存のグループでやってきた宮崎さんからしたら、不思議でしょうね。
宮崎さんはその不思議が、「3年生になった事」を契機に訪れたものだと解釈しています。実際、もこっちもこの面子と知り合うようになったのは遠足や球技大会以降……やはり3年生になった頃からです。元々もこっちにとって麗奈も風夏も宮崎さんも、それぞれ友達の友達みたいなポジションでした。宮崎さんに関してはまだあまり打ち解けていない風ですが、麗奈や風夏とはもう友達と言っても差し支えない距離にいるでしょう。
3年生になり、高校生活の終わりが見えてきた事で、これまで保守的に維持し続けてきたパーソナルスペースを失うリスク……つまり残りの高校生が一変する事のデメリットが減り、視野と選択肢が増えた結果でしょう。
反対にサチはその結果破滅してしまったのが皮肉ですね。まああちらに関しては半分自爆というか無理心中みたいなものだったので事情が違うかもしれませんけれど。
ともあれ、そういう風に世界が広がった宮崎さんは朝の時間を好きになったようです。
どうでもいいですが風夏……何を立ち読みしているのか。
最初スポーツ系の雑誌を読んでいるかと思ったら、いつのまにか明らかに18禁にシフトチェンジしてるじゃありませんか。学生が18禁雑誌を平然と読むな。
せっかく宮崎さん語りでの爽やかな雰囲気の回が汚れるじゃないですか。面白いので全然いいですけれど。
・四天王の一人
保健体育で100点取っただけでこの言われよう。まこっちの業は深い。
それはそうともこっちが下らない話を振るのはいつもゆりですね。この二人独特のノリなのでしょう。エンターテイナー体質のもこっちが好き放題言える関係と言うと、なかなか良いですね。
そしてオチにまこっちを持ってくるゆり……これもある意味気安さの表れでしょうか。本気でそう思ってる節もありますけれど。
・エグみ
まこっちと直接話さないもこっちにちょっと笑いました。
今や初対面の相手以外には滅多にキョドる事の無いもこっちが、仮にも一年近くの付き合いになるまこっちにこのよそよそしさよ。
20巻の特典冊子でニコ先生推しという事が判明したまこもこコンビですが、この二人の絡みって本当に少ないんですよね。二人だけの絡みともなると、遡る事100話……喪99くらいになるんじゃないでしょうか。あの時は誤解もあってガチレズさんなどというとんでもないあだ名を付けられた彼女でしたが……
・真子先生
まこっち……
いや、ガチレズさん……
これは100話ぶりの問題回では……？
同級生に性教育というだけでも倒錯極まりないのに、最終的に男はダメみたいな結論に行きつくあたり最高にガチレズさん。
ここ最近、吉田さんの意識が智貴に向いている事を苦々しく思ったまこっち、まさかの情報戦。こういう卑怯さを持つまこっち、本当に好きです。
吉田さん、それどんな顔なんですかね。
どういう感情で性教育受けてんですかね。
そして背後のゆりもこっちは何を思うのか……
総評
珍しくまこっちメインの回……と言えるのでしょうか。
前半の爽やかムードから一転、エグいと言うにはあまりにもまこっちらしいラスト、面白かったです。
喪199(前編)の満足度:94/100
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