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6月4日はショートフィルムの日

ショートフィルムとは短編映画の事。

1999年の6月4日、「ショートショートフィルムフェスティバル」の初回開催を祝して、毎年6月4日が「ショートフィルムの日」として記念日登録されています。

25分以内の短編映画のグランプリという事で、大変賑わったそうです。

ショートフィルムというのは、日本ではあまり見られない類の作品だと思います。わたしも40分程度の映画なら目にしたことがありますが、25分ともなるとちょっと記憶にありません。

ですが外国では割と栄えたジャンルらしく、奥が深い業界なのだとか。一本映画を見るにしてはお手軽ですし、この機に手を出していきたい分野です。

さて、日本には日本の短編文化があります。

ショートフィルムに代わる日本のメディアとして、わたしは「5分アニメ」を提案したいと思います。

画像は「てーきゅう」。テニスを題材にしているようでしていないルーツ先生原作のギャグ漫画ですが、これは5分アニメとして製作されています。

5分アニメはギャグ系の原作と親和性が高く、スピード感のあるギャグ漫画ほどよく楽しめます。

さてこのてーきゅう。このnoteでも一度紹介したかと思いますが、なんとこの漫画、5分アニメとして9回アニメ化されています。

9回です。

9クールです。

話数にすると108話です。

5分アニメという特殊な構成上、予算の関係から続編が作りやすいのかもしれませんが……それでもこの話数は驚異的だと思います。

そして108話全てを見ても、時間はそれほど経ちません。対時間効果で言うと、最高の娯楽だとは思いませんか?

もちろん内容も非常に面白いです。原作のシュールかつフルスロットなギャグに声と動きがテンポ良く重なって、クセになる面白さです。

ですが何より時間に追われる現代社会人としては、敷居の低さがとりあえずの魅力となるでしょう。

試聴はたった5分だけ。とりあえず一話観てみるだけでも、楽しい時間が過ごせるはずです。

明日はショートフィルムの日。日本が誇る5分アニメを堪能しましょう。

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