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5月25日は主婦休みの日

2009年から1月25日、5月25日、9月25日を「主婦休みの日」にしようという動きがあるそうです。

「主婦休みの日」とはすなわち、いつも忙しい主婦の方を慮って、休ませてあげようというアニバーサリーです。この日は妻に代わって夫や子ども達で家事をやってみましょう……と、そういうわけだそうです。

教育に良い日ですね。子どもだっていつかは家事を学ばなければならないわけですし、この機にいろいろ覚えるのがいいのではないでしょうか。一年に三日もあるのなら、十分な頻度でしょう。

夫にとっても、良い機会ではないでしょうか。家事なんて子どもの頃や一人暮らしの際に誰しもが経験する事で、家庭を持っている成人男性は別に学ぶ事などない……と思われるかもしれませんが、実際にやってみると違う感想を覚えるかもしれません。

一人暮らしの時は、家事なんて自己責任なので、多少手を抜いたところで誰からも咎められる事はありません。が、家庭の中における家事担当となると、手抜きの弊害が家庭全体に行きわたるので、手が抜きづらい事でしょう。一日二日ならともかく、全力がずっと続くとなると、きっと大変なのでしょう。

しかし、普段から家事分担を行っている家庭に関しては、ちょっと難しい日になるかもしれませんね。専業主婦という職業も次第に廃れていく中、この日を各ご家庭でどういう扱いにしていくのかまでは……まあわたしの知るところではありません。お互いのタスクを交換し合うとかですかね。

さて、主婦といえばこの漫画。

国民的アニメ、クレヨンしんちゃんです。

なんか比較的最近、紹介したような……

主婦が主役の漫画は少なくないと思うのですが、わたしのデータベースにはあまり該当しませんでした。多分エッセイ系には多いとは思うのですが……

さて、この漫画における主婦とはもちろんしんちゃんの母親「みさえ」です。5歳児と0歳児の子どもを持つ二児の母親というのは、主婦という立場として考えうる限り最も忙しい部類に入るでしょう。映画版「3分ポッキリ大作戦」ではそんなみさえの忙しさが冒頭でよく描写されています。

アニメはゴールデンタイム放送だったので子ども向けですが、漫画は完全な青年誌なので、過激な描写が少なくありませんでした。なのでアニメに比べて漫画版でのみさえは結構荒れがちで、良くも悪くも主婦っぽさはアニメよりも強調されているようでした。

忙しい中、荒れている中、それでもふとしたひと時に幸せを感じられる描写が多く、母親というものの在り方が少し分かるような気がします。なんだかんだ言って、いい母親像だと思います。

そういうわけで、明日は主婦休みの日。主婦を慮って差し上げましょう。

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