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12月22日は労働組合法制定記念日

1945年のこの日、労働組合法が制定された事の記念日です。

労働組合法とは、会社に勤める人達が経営者側に対して何らかの訴えを起こす際の権利を保護するための法律です。

経営者と労働者は単純な上下関係の立場にありますが、だからって権力を悪用しないで下さいね……と、そういう事らしいです。

でもストライキとかやってるのは見た事がありません。理論上は会社の数だけ労働組合があると思うのですが……実際活動している組合って実はすごく少ないんでしょうか。あるいはわたしの目に留まらないだけでしょうか。

労働時間に仕事をせずに皆集まってわいわいするのって、なんだかすごく面白そうですね。もちろんストライキに至るまでの過程として、過酷な環境に置かれているであろう労働者の心境を思うと決して笑いごとではないのでしょうが……そういう非日常的な雰囲気に憧れる気持ちはわたしのみならず、万人が持ち合わせていることでしょう。

だって学校で考えると、クラス皆で授業をサボって校長先生と徹底討論してるって感じですからね。そんな状況、学園ドラマでしかあり得ません。実際にやると後が怖そうですが……

ともあれ労働者にも、経営者に物申す権利があるという事です。

さて、労働が印象的な漫画を挙げます。

「賭博破戒録カイジ」に登場する帝愛の強制労働施設の労働描写はなかなか細かくて、読んでいるだけで働きたくなくなってきます。

基本週休一日制で、朝から晩まで肉体労働の割りに合わない質素な食事とプライベートの無いタコ部屋生活、それでいて貰えるお金は一万円足らず……

いくらなんでも現実にこれほど過酷な施設は存在しないでしょう。バイトすらろくにしないカイジが突然放り込まれたこの環境、まさに地獄です。

一日外出録なんてやってる場合じゃないでしょうに。

しかしそんな場所では労働組合法も何もないんでしょうね。お天道様の下で法に守られている現状のありがたみがよく分かる漫画です。

そういうわけで、明日は労働組合法制定記念日。自分の労働環境を今一度見直してみましょう。

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