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10月9日は塾の日

じゅ(10)く(9)の語呂合わせです。学習塾の健全な発展を願って、全国学習塾協会が制定したそうです。

調べた限りだと、「学習塾の繁栄」と「保護者へのアピール」が目的の記念日のようです。物理的なモノではありませんが、マーケティング要素もありそうです。

これを機に、塾に通ってみましょう。

……とはなりませんよね。少なくとも子ども目線では。

野球とかサッカーとか、他の習い事はつらい練習を強いられるだけではなく、競技ややり取りそのものを楽しむ事が出来るため、自発的に取り組む子どもは少なくないでしょう。

でも勉強を進んでやろうとする子どもというのは、あまりイメージが沸きません。それが出来るなら、その子はもう精神的に子どもじゃない気がします。「勉強が好き」とカテゴライズされている子どもというのは、そのくらい「子ども」のイメージから乖離しています。

とはいえ「やりたくない事をやる」「子どもの頃から勉強の習慣を身に着ける」というのは非常に大事だと思います。心を鬼にして、教育に励むべきでしょう。

さて、塾といえばずっと気になっていた事があります。いや、どうでもいい事ではあるんですけれどね。

「ポケモン」シリーズで主人公の旅に立ちふさがるトレーナーの一部に、「じゅくがえり」の少年がいます。見たところ彼らは主人公と同年代くらいに見えますが……ポケモン世界に「塾」という概念があるのでしょうか。

「トレーナーズスクール」という施設がしばしば登場するので、無いわけではないのでしょう。でもあれは「ポケモントレーナーの心得を学ぶための塾」であって、「学習塾」ではありません。あの世界の教育はどういう事になっているのでしょうか。

それを言い出すと、学校もそうなのですが。自由気ままに旅をする主人公は明らかに義務教育を受けるべき年齢なのですが……

こんなゲームでそんなツッコミを入れるのは野暮かもしれませんが、ほんのちょっと気になっただけです。ゲームにリアリティーを求めるべきではないという典型ですね。

この辺りのリアルさは、ゲームによってまちまちです。たとえば「MOTHER」シリーズだと、小学生の主人公が旅をするために、学校を休んでいる背景があります。時々家に電話を掛けると、お母さんが「学校の先生をごまかしておいた」とか「家庭訪問に来た」などと言ってくれます。理解のある母親像が垣間見えて、ちょっと面白いエピソードでした。

そういうわけで、明日は塾の日。塾通いの友人や子どもを応援してあげましょう。

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