11月18日はいいイヤホン・ヘッドホンの日

いい(11)イヤ(18)ホンの語呂合わせだそうです。イヤホンやヘッドホンの魅力を世界に発信するための記念日なのだとか。

イヤホンにしろヘッドホンにしろ、よくよく考えるとすごい代物ですよね。「音」という、発されれば距離に応じて等しく聞こえるはずのものをコードに通して消音し、耳元で個人にだけ聞こえるようにしているというのは、原理を知らなければ不思議な現象です。

まあ糸電話の原理と同じだと考えれば、納得はいきます。でもコードレスのイヤホンに関しては、未だに納得できていません。理論は全く分かりませんが、すごいですよね。

音楽というのは心にあらゆるベクトルの衝動を与えうるものですが、受け取り手の感性によっては耳障りな雑音と捉えられる事もあります。だからこそ、音楽を楽しむ事が出来るのは公共の場ではない、個人的な空間のみという事です。

それを覆したのがイヤホンやヘッドホンの存在です。どこにいても自由に音楽を聴く事が出来る時代に身を置いている事を、幸運だと捉えましょう。

さて、魅力的な音楽といえばこのゲーム。

マザー

「MOTHER」です。隙あらば語りたいと思っていましたので、語ります。

ゲームをプレイするにあたって、音楽……つまりBGMは非常に重要です。たとえ駄作でも「音楽だけは良かったから神ゲー」なんて言われる事もしばしばあるくらいです。そういう後ろ向きな理由は除くとしても、良い音楽が流れる事で、ゲームの場面場面の印象がより深くなり、受け取り手……つまりプレイヤーの心に残るわけです。

小さな頃にプレイしたゲームのBGMをふと聴き返すと、プレイ時の記憶が蘇って来るというアレです。ゲームと音楽とは、切っても切れない間柄にあるというわけです。

さてMOTHERは、非常に音楽が良いゲームです。

それもそのはず、このゲームは「音楽」を主題にしているといっても過言ではないのですから。

旅の中で8つのメロディーを集めて一つの曲を完成させ、それをもってラスボスに挑む……と、いう流れであるため、このゲームにおける音楽とは、非常に重要なファクターなのです。

続編である「2」にしても、「音」を集めて一つの曲を作る事で、主人公の少年は一つの悟りを開きます。

「3」に至っては「サウンドバトル」なるシステムまで導入されており、それに合わせて戦闘でも敵の種類に合わせて様々な音楽が展開され、闘いが楽しくなります。

そんな音楽が良いMOTHER。ミュートでプレイするのはあまりに勿体無いです。このゲームこそ、イヤホンやヘッドホンを使って身体中で音楽を感じながら楽しむべきです。

絶対に、良い思い出になる事間違い無しですから。

そういうわけで、明日はいいイヤホン・ヘッドホンの日。いつもいつでも、音楽が聴ける事の幸せをかみしめましょう。