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10月20日は頭髪の日

とう(10)はつ(20)の語呂合わせだそうです。髪や頭皮に関心を持ちましょうと、そういう日です。

髪というのは、その人の人となりを端的に表します。整った七三分けのスーツ姿の青年は真面目でしっかりしたイメージですが、同じ格好でも寝ぐせがついていたらだらしないイメージが先行します。

ポニテやツインテールの人はなんとなく子どもっぽいですし、長髪よりもショートヘアの方が何となく健康的です。

いくら優しい人でも金髪に染めていたらちょっと怖いですし、頼れるお兄さんも剃りこみだらけのダンスヘアだと敬遠したいところです。

他人を見た目で判断するのはよくない事ですが、そういう視点を持つ人が世間一般に一定数いる事も確かです。自分の性格やイメージに合った髪型をしてみると、誤解を生まずに済むかもしれませんね。

さて、髪型に関してちょっとしたネタが印象的なゲームを語ります。

言わずと知れた任天堂最高のRPG最終作、「MOTHER3」はMOTHERシリーズの例に漏れず、個性的なセリフや小ネタが印象的なゲームです。

このゲーム、あまりにもいろいろなところにネタが仕込まれているため、何度周回してもプレイのたびに新しい発見があって面白いのです。時には話の展開やストーリーを完全に無視して行動してみると、新たなネタが拾えます。

さてそんなこのゲームにおける「頭髪についてのネタ」は、最終章の最終ダンジョン、最終局面の直前に訪れます。

ネタバレを避けるために、ネタを仕込まれている人物とそのシチュエーションについては詳しく語らないでおきます。ともかく最終ダンジョンの奥の方で出会える手負いの人物にしつこいくらいに話しかけ続けると、シリアスな局面をぶち壊す反応を見せてくれます。

簡単に言うと、いつも帽子を被っているクールな人の髪型が見られるだけのイベントです。彼の髪型が見られるのはそこが最初で最後なので印象的ではあるのですが、なにぶんドット絵で、しかも最終局面という場面。本人が自ら進んで言及しなければ、別にそこまで気にするような状況ではないのです。

でも言及しちゃうんですよね。それがこのゲームの面白いところ。きちんとキャラがツッコミを入れてくれるので、投げっぱなしなネタに置いて行かれる事がないのです。

MOTHER3の小ネタは、まだまだたくさんあります。第五章に入ってから敢えて引き返してお城に入ってみたりとか、最初のうちに足しげくバザールに通ってみたりとか、やれる事はたくさんあります。いろいろやってみましょう。

そういうわけで、明日は頭髪の日。髪について考えましょう。

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