見出し画像

振り覚えの悪いわたしが...

世界的パフォーマンスグループの
シットキングスのライブツアー
『踊ピポ』のダンスワークショップに参加してきました。


わたしはとにかく振り覚えが悪いんです。
だけど!今回は話が違う!

推しのシットキングスの

世界的なダンスグループの

一流のコレオグラファーが

わたしたち入門クラスの人間のために振り付けを考えて

さらにその振り入れをしてくれるんです!


全力をあげて覚えなくてはなりません。

忘れるなど、永遠の嘆きに繋がってしまいます。

脳細胞をフル回転させなくては…

気合十分で挑む予定のワークショップでしたが
前日のライブで燃え尽きていたこともあって
身体はヘロヘロ。
朝は、やっとこさ起き上がってのろのろと会場に向かいました。

早めに到着する予定の電車に乗り
最寄りの駅で友人と待ち合わせ。

すべて順調に思われましたが
たまたま
駅で困っている外国人を見かけて
とても素通りはできず
英語の堪能な友人が手助けをして
思わぬ時間を過ごしてしまいました。

そのあと、会場周辺で道に迷ってしまったりして
到着したのは始まる10分前。

着替えて会場に向かうと
既に参加者でいっぱいで
ステージに近いところから埋まっていました。

わたしたちは後方に空いた場所を見つけて
写真など撮りながら、楽しくワークショップのスタートを待ちました。

ステージまではかなり遠く見えましたが
わたしはパーソナルスペースをしっかり確保するほうが
心落ち着くタイプなので
マイペースで楽しむ方がいいと思い後方に座りました。

ただ、せっかく一緒に申し込んだ友人には少し申し訳なくて
「きっと、シットキングスなら後方まで見に来てくれると思うよ」
と、何の根拠もないのに言ってしまいました。

根拠はなかったのに、その言葉通りに
メンバーのshojiさんとOguriさんが後方まで歩いて来て
振りを見せてくださったり、交通整理をしたり
間近で見ることができて、もう幸せ過ぎる時間でした。

特にshojiさんは、わたしの好きなポカリの企画の
ワークショップそのままのイメージで
憧れていた場所に自分も来たことに喜びを感じてしまいました。

kazukiさんの提案で
後半は参加者の位置を交換し
後ろ半分にいたひとを、前に移動させてくれたので
思いがけなく、とても見やすいところで最後の通しの稽古をすることができました。


不思議なことに、わたしは生まれて初めて
短時間で振りを大雑把に覚えることに成功しました。

いつもは覚えられないのに
どうしたことなのでしょうか?
ほぼ流れは覚えてしまい
細かいところはザックリでいいやと
慌てることなく楽しむことが出来ました。

そして、もっと驚いたことに
ワークショップが終わってからも
一部を除いて、おおかたの振りを思い出すことが出来ました。

シットキングスへの「好き」の気持ちがそうさせるのでしょうか?
知っている曲だったから覚えられたのでしょうか?
いろんな要素を並べて考えてみましたが
理由はわかりませんでした。

条件がわかれば
他の場所でも、振りを覚えるのに役立つんだけどなぁ。

感覚的に一番しっくりくるのは
「今まで使ったことのない脳細胞を使った」
という言葉かなと思います。

理屈もわからないし
脳細胞の場所も不明なのですが
その脳細胞がひょっこり顔を出したから
身体で記憶したという気がしました。

自宅に戻って、夜
いつもの自主トレをしてみたところ
まったく覚えられなかったダンデライオンの振り付けが
サワっと入ってきました。

もちろんすべてではありませんが
身体に入りやすくなってる…

いったいどんな脳細胞を活性化させたのかしら???

マラソンの高橋尚子のワークショップに参加したひとも
「キュウちゃんに声をかけられると謎のチカラが出る」
という感想を話していたそうです。

きっと一流のひとに触れると
謎のチカラが発動されるのですね。

そして、ふと気が付いたんです。
わたしが小学生の頃
ピンクレディーが大流行しました。

新曲が出れば、テレビを観ながら振り付けを覚え
学校でも家でも道でもどこでも
歌いながら踊っていました。

当時はビデオなどなく、TVで新曲が披露されたら
その時覚えなくてはなりません。
しかも、ケイちゃんの振りもミイちゃんの振りも覚えなくてはなりません。

でもわたしはちゃんと覚えて踊っていました。

「いつもピンクレディーを見ながらでないと振りがわからない」
ということはありませんでした。

何曲もメドレーでも踊ることが出来ましたし
今でも覚えていて、だいたい踊れます。

「ああ!
わたしは振り覚えが悪いのではなかった!
どこかで、諦めちゃったんだな!」
と、茫然としてしまった貴重なワークショップでした。

今回のワークショップのダンスの振り付けは
今になってみると
あやふやな所も数か所あり
友人と答え合わせをしてみましたが
スッキリしない部分もあります。

先になりそうですが
シットキングスのInstagramに
入門編の振り付けがアップされるそうなので
それまで、なんとか忘れないように毎日練習しようと思います。

初のシットキングスの振り付けの感動は忘れたくない!
動画も撮っておこうかしら?


ますますダンスが好きになり
一人の時間の練習が楽しくなった経験でした。


シットキングス様
いつも学ばせてくださって、ありがとうございます! ^^


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?