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フィンランドの編み物クラブ

友人の案内で、フィンランドの編み物クラブに参加しました。

その友人は編み物が好き。
ムーミンが好き。
現在は同居しているお父さんの世話があるため
家を空けることは1日もできない状況ですが
「いつかはフィンランドに行きたいなぁ~!」と思っているのだそうです。

わたしは、あんまり海外への憧れは無く
旅行も、国内では行きたい場所はいっぱいあるけど
「行ってみたい国は?」と質問されると
思いつくのは王道の?フランス
または、カナダ。
『赤毛のアン』が愛読書なので、舞台となった場所を見てみたい。
熱量低めの感じです。

これってたぶん、海外の良さを知らないからかもしれないなぁ!
今回の編み物クラブでは、フィンランドの文化に触れて
フィンランドの楽しさを知ろう~!


ということで、Zoomで参加してみました♡
すべての会話は英語で
もちろん字幕などありませんので、先生は英語で話して
通訳のかたが説明してくれます。

先生は金髪でスラリと背が高く、40代くらいの明るい雰囲気のかたでした。
途中、写真でフィンランドの生活を紹介してくださいました。

白夜
サウナ
森のピクニック
湖のボート遊び

空気の透明度が違うというか
太陽光線の色が日本と違っていて
クリアな景色の色彩にうっとり。

フィンランドでの風習や
よく食べるお菓子なども話題になりました。

わたしが驚いたのは
「フィンランドでは髪に生花を飾るのは
けして珍しいことではないのですが
日本のお花はとても高価なので
わたしは日本に来ると、造花を買って髪に飾ります」
と先生がおっしゃったこと。

振り返ってみると
わたしの人生で生花を髪に飾ったのは2回位しかないかもしれない。

小さなエピソードに、ちょこちょこ驚きながら編み物。
テンション高めの明るい先生と
爽やかな通訳の女性が、英語で楽しそうにやりとりしているのを見て
さすがのわたしも
「あ~!片言でも英語を話せたら、仲間に入れるのになぁ~」
と羨ましく感じてしまいました。


2時間はあっという間に経ってしまい、また次回へ。
わたしは初参加だったので「編むものは自由」となっていましたが
メンバーの皆さんは、続き物を編んでいるようでした。


編み物クラブの終わった後に
同じくZoomで参加していた友人と
「楽しかったね」
「会場に行かれたら、絶対にもっともっと楽しいよね」
と話していました。

Zoom参加は便利だし、チャットは発言しやすいんだけれど
やっぱり、会場に行って
ちょっと気圧されながら、頑張って先生と話をしてみたい。
「ううっ」
ってなりながらも
自分からアクションを起こした時の
あの小さな脱皮感が好きです。

こればかりは、Zoomでは味わえないことの一つかな。


そして、今までほとんど興味の無かったフィンランドの文化にも
美しさを感じてしまいました。

森や谷や湖の色の影響なのか
それとも、白夜の魅力なのか
トロールの存在を
日本よりも容易に信じることができそうな
童話のような国に見えました。

もしかすると
海外のかたも
「日本の景色を見ると、河童や一反木綿の存在を容易に信じられる」
と感じているのかしら???


次回のクラブは7月ということでしたので
また参加してみようと思います。





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