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蘇れ!!! 記憶!

9月の初めにシットキングスのライブツアー「踊ピポ」に行き
翌日のダンスワークショップ入門クラスで
『TRASH TALK』の入門バージョンの振り付けを教えていただきました。

世界的ダンサーのシットキングスの振り付けなんて
そう簡単にいただけるものではありません。
ですから、絶対に忘れてはいけないんです。

その振り付けを、忘れてしまったんですよね…
ほんとうに情けない話であります。

正直に言えば
ワークショップで踊った振り付けのお手本は
すぐにシットキングスのInstagramに投稿されるだろうと
高をくくっていたところがありました。
慢心ほど始末に負えないものはありません。

現在のところ、入門クラスのお手本映像はアップされておらず
わたしに残されたのは細々とした記憶と
拙いメモのみ。

さらに、9月は
カズキのタネのダンスコンテストがあり
ビギナー向けの『ナイトゥミ』を練習しているうちに
『TRASHTALK』はどこぞへ飛んで行ってしまいました。
サヨナラー

これは残念すぎる!ということで
一緒にワークショップに参加したmariちゃんと二人で
振り起こしをしてきました。


記憶を呼び覚ますように
なんどもなんども音楽をかけて
ここは、こうだった
シットキングスはこうやってた
kazukiはこうしてた
Oguriんはこう言ってた
などなど
さながら古墳の発掘作業のように
記憶の欠片と欠片を繋ぎ合わせて
やっとこさっとこ、ほぼ完成形に向かいました!

一ヶ所、ピタッとこないところがあるのですが
きっといつかはお手本が見られる
その時の答え合わせの愉しみにとっておこう…

ということで
さっそくダンスの練習に入ります。

単純な動きでも速くて曲に間に合わない!
というところを中心に。


それにしてもmariちゃんと二人で振り起こしする作業は
ほんとうに楽しかったです。

「振り起こし」なんて
まるで上手なかたのような言葉を使っていますが
要するに、必死の思い出し作業に過ぎません。

二人の記憶のパズルを組み合わせていって
共通した完成形を目指す作業。

もしも、先にシットキングスのお手本映像が投稿されていたとしたら
もうそれは「完成形」なので
ただ見て確認して、それぞれで練習していたとしたら…

集中して友だちと過ごす
こんなに楽しい時間はなかったんだな、と思います。


誰かから与えられたものをオモチャにして遊ぶのではなく
自分たちで作った玩具で遊ぶ感覚です。
無我夢中で
他のことなど頭には無く
言葉を交わしながらパズルを組み立てていく工程は
とても面白く感じました。


今後も、たぶん
シットキングスのワークショップに参加するチャンスはあると思います。
その時には、その日のうちに自分で踊った動画を
メモ代わりにしようと決めました。


更に、ダンスを動画にして編集するという楽しみを知ってしまったので
これからは、1分ほどのものを小品集にしていきたいです。

そして、ゆくゆくは
オリジナルの曲で
オリジナルの振り付けで
オリジナルの編集で
自分たちの世界を表現していきたいと願っています。

そこまで行く過程で
きっと次々と新しい世界の扉を開くんじゃないかなぁ。
「思いつくこと」も変化するのでしょう。

仲間も増えているかもしれません。

もしも、同志が5人集まったら…
Da-iCEの『ダンデライオン』を踊りたいです。


小さな夢。

宝石のように、大切な夢。


どうぞ叶いますように。






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