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羽田空港第2ターミナルの乗り継ぎで感じたこと3つ

少しだけ韓国に滞在中。
何故、わざわざ金浦空港に行こうと思ったか?
4月に仁川空港の活気を直に体験しました。
私の元上司が空港事業で日本が相手にされていないと言うのをまざまざと感じました。

 先月弾丸でハノイに行ったとき(結局仕事から逃れられず行っただけだったけれど・・・)、成田空港が寂しい感じで、大阪に戻るときに移動した羽田空港の活気に圧倒された。こんなに変わるものなんだ・・だから見てみたいと。~金浦空港のことはまたいつか書きます。

 コロナを超えて、国際線は成田から羽田に移ったんだ・・・そう感じました。
 コロナ後初めて海外に出た時は羽田の第2ターミナルからだったけれど、残波区での乗り継ぎだったのと、何から何まではじめ手ずくめで何が何だかわからないうちに終わってしまったから、今回は普通の乗り継ぎをゆっくり堪能。

というわけで・・・

1.第2ターミナルの乗り継ぎは、ひたすら歩く
  第2ターミナルはANAが普段国内線で使っているターミナル。第3ターミナルが国際線だったよねえ・・・。だから特別感はない。
  今日はお天気が悪くて、というかいつものことだけれど、また出発遅れ。今日ニュースでANAの定時運航率はJETSTAR以下というのを読んでさもありなん。いつも遅れるもん。
  普段なら遅れてもしょうがないねえ~とあまり気にしないけれど、どのくらい出国とかで混むかがわからないから、ちょっと急ごうとした。そしたらね、私のほかに乗り継ぎで急いでいる人はおじさん1人だけ。
  急いでるから動く歩道に乗ろうとしたら「ブ~~~!!」思いっきり鳴りました。逆行しようとしたみたい。ひたすらターミナルの端まで急ぎ足。まあまあな距離。それも自分の足で。国際線のある空港はよく足の悪い人用のカートが行きかっている。荷物のカートもたくさんある。それとは無縁。何もないところをひたすら歩く。

2.入国審査はコロナ下に戻ったのか?な錯覚に
  係員のおじさんの数の方が多い。
  ANAしか乗り継ぐ人はいないし、その時間帯は金浦空港行きとフランクフルト行のの2便だけが搭乗手続き中だった。
  1時間20分前くらいだったから、きっとピークを過ぎては行ったのだろうけれど・・・もう少し運航する飛行機がなければ、ここで働く人のコストは、割に合っていないですよね・・・

3.お店が少なくて活気がない
  飛行機が飛ばないのだから仕方ないのだけれど、関空とかで感じたような活気はなくて残念。これから外国に行くぞ!って言う興奮もなくて、どちらか言えば羽田の国内線よりつまらない。
  お店に入るわけじゃないけれど、お店の光って大事よね。
  昔、ドバイ乗り継ぎで夜だったけれど、さんさんと明るくて、勢いを感じたことを思い出す。
  そう、勢いを感じることができないの。

 過渡期だから仕方ないのかもしれないのだけれど・・・
 第2ターミナルからの出発はお荷物を引き取らないで行ける分は良いかもしれないけれど、あまり感心しない。
 金浦空港は近所だから、まあ、国内線と同じと思えばいいけれど、これが例えば、お高いニューヨーク便で第2ターミナルだったら、がっかりだなあ・・・

 日本人って、先行投資が得意じゃない気がします。
 ANAさんもこれだけ運賃を上げることができているんだから、もう少し、羽田の第2ターミナルは動線と雰囲気を変えないと、インチョン経由の便利さと明るさに勝てない、そんな気がしました。まずは、電気代を惜しまず明るくして、お店を増やす。これはANAさんではなくて空港の事業会社さんの問題なのかもしれないのだけれど・・
 お買い物しまくる財力のない日本人の私ですらそう思うのだから、巨大なスーツケース2個持ちで爆買いに来て下さっている海外の皆さんは、もっとそう思うのじゃないかしら?
 そして、最近のANAさんは定時に飛ぶことがない。だから、唯一の利点と思われる乗り継ぎ時間を短くできる!って言われても、あまりピンとこないしね。

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