I was born
8月が終わる。8月中に終わらせたかったことは全く終わらなかったのに8月は終わる。To be continued なんだなあと、大学卒業間際によく飲んでた友達が言っていたのをしみじみ思い出す。望もうが望むまいが、生活は続くのです。時の流れには抗えず、とことんまで受身形。
言うまでもなく、I was born から想起したのだと思うけど、吉野弘の例の詩に関して、『詩のこころを読む』にこんな記述があった。
受身形で与えられた生を、今度は、はっきり自分の生として引き受け、主体的に把握しなければならないのです。考えてみれば、つじつまの合わない、かなり難解なことを、ひとびとはやってのけているわけなのでした。―茨木のり子『詩のこころを読む』
受身形で与えられた生を、自分の生として引き受け、主体的に把握する。なかなか大変なことを強いられているわけで、割に合わんと思わずにはいられない。ままならない日々です。
いつまでもぐちゃぐちゃ言ってないでやることやれって話だけど、月1投稿を目指すことにしたので、滑り込みの8月分。
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