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焙煎機の技術的メモ

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焙煎機についてのあれこれをお伝えします。
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#自家焙煎

焙煎機の技術的メモ7:チャフは毎回捨てましょう。

ご存じの通り、焙煎中、生豆表面のシルバースキンが剥がれます。 剥がれたものはチャフ(chaff…

焙煎機の技術的メモ6:温度センサの簡易点検

焙煎機に使われてい温度センサのほとんどは「熱電対センサ」です。 とても丈夫です。そう簡単…

焙煎機の技術的メモ5:温度センサの清掃(メンテしないとペケですよ)

業務用焙煎機には最低でも1個、多くの場合2個の温度センサが設置されています。 センサの種類…

焙煎機の技術的メモ4:微圧計のゼロ点調整

ガスを熱源とする焙煎機には「微圧計」と呼ばれるガス圧を表示するゲージが装着されています。…

機械はシンプルな物ほど良い。焙煎機ならなおさら。焙煎機は壊れてはならないし、長期間使えなければならないからだ。部品が1つ増えれば故障箇所が1つ増えるし、デバイスが増えれば修理費用は高額化する。そして使用可能年数はメーカーの部品保有期間に依存することになる。特に電制化し過ぎは危険。

焙煎機の技術的メモ2:焙煎機の照明、LEDで本当にいいの?

結論:私はまだ当分、白熱式レフランプを使い続けます。 焙煎機にはテストスプーンや冷却槽を…

焙煎機の技術的メモ3:焙煎機のカスタマイズについて〈作業効率向上とヒューマンエラー対策〉

当店で使用している焙煎機はマイスター2.5という半熱風式の国産焙煎機です。ちなみにフル・マニュアル・オペレーション機です。 焙煎は日々のルーティーン作業です。 なので、「焙煎機からなるべく手が離れるよう、同時にミスせずに」焙煎作業をができるようにすることを主眼にカスタマイズしています。 マイスター以外の焙煎機にも応用できる部分もたくさんあると思います。参考になれば幸いです。 《マイスター2.5焙煎機の作業効率の向上のための工夫と、ヒューマンエラー対策について》 私のマ

○私のLEDレフランプへの入れ替えの条件
Ra98以上、そして点滅(フリッカー)しない、5,000円以下。
これらが実現したら喜んで白熱式レフランプから宗旨替えします。