依存は「期待」と云い替えることもできる。 だから依存心の強い人は、 「自分のことに関心をもって欲しい」「自分に気を遣って欲しい」 といった、多くの要求を抱えている。 そして「相手にこうしてもらいたい」という要求が、 実は無意識のうちにたくさんある。 そうした依存心が負の作用を及ぼすのは、期待が裏切られたときだ。 依存心が怒りや憎しみとなって現れるから厄介である。 近づいて親しみを持とうとするのも本心だが、 相手が自分の望むように行動してくれないから怒りが湧いてくる。 傷
認知的不協和が発生すると、人は矛盾を解消するために考え方や行動が変化します。 認知的不協和とは「自分が認知していることに2つの矛盾する考えや行動がある場合にストレスを感じる」ことを表した心理用語です。 例えば、「タバコを吸いたい」という認知と「タバコは身体に悪い」という2つの認知がある場合 「タバコを吸う」欲求と「タバコは吸ってはいけない」という考えに矛盾が生じるため、ストレスを感じるわけです。 人は、この認知的不協和を解消するために、自分にとって都合が良いように行為を
他者から言われた捨て台詞に対して、 怒りが出て、傷付き、悲しくなった。 知り合いにその気持ちと過程を相談してみた。 すると、その相談相手は、この様に言った。 「所詮、その程度の人間なんだよ」 「滑稽で哀れな人間だったんだなと思えばいい」 この様に思う解決策そのもの自体も、 相手を見下して馬鹿にしているのだ。