名乗ったときがイラストレーター
『絵を描いて発表すれば、誰でも「イラストレーター」である』
筆をとりはじめたとき、先輩に言われた言葉。
当時は、なんとなく腑に落ちなかった。
だって自分なんか駆け出しで、まだまだ勉強中で、有名なわけでもなくて。
現実と理想の乖離に頭を悩ませていた。
ただただ、目指す自分と戦いながら、練習、勉強、作品作り……。
そうしてようやく最近、腑に落ちた気がする。
ただ絵を描くために、目標とする姿を目指してイラストを描き続ける。
それが「イラストレーター」。
きっとこの先も、満足することなんてないんだろう。
ただただ「描きたいもの」を見つめ続けて研鑽を続ける。
そうやって生きていきたい。
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