都知事選候補5人への所感:安野貴博
はじめに
前置き。7/7の都知事選で誰に入れるかはまだ決まっていません。
選挙祭りはSNSで最も賑やかな石丸さんを追いかけて楽しんでますが、
なるべく中立的に主要4候補+安野貴博(あんのたかひろ)さんの5人の
公約、街宣、配信をチェックしてて、今のところ
石丸=安野>蓮舫=田母神>>小池って感じです。小池さんごめんね。
今回の投稿は安野さんについて考えをまとめます。
強み:建設的な議論の姿勢/適応能力が高い
まず安野さんといえばテクノロジーへの確かな知識!これはもちろんなのですが、政治家という職業に必ずしも求められる能力ではない気がするので、除きました。
ひとつめの建設的な議論の姿勢。安野さんは、
「ダメ」
「無意味」
「やめよう」
といった消極的な言葉をめったに使わず、代わりに
「こうしたほうがいい」
「これが解決されるべき課題」
「ここは一定評価されていいと思う」
という話し方をされます。物腰柔らかいな、という印象をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、上記の特徴もその印象に一役買っていそうです。
この話し方をする限り、罵詈雑言のような人格攻撃に発展せず、中身のある議論ができていくため、相反しがちな意見をまとめることが仕事の政治家として大きな強みになっていくと思います。
もう一点、これは選挙公約をGithub管理していたり、ブロードリスニングを実施しているところから伺えますが、目的を達成するために自身の強みを活かすのが非常に上手な方です。
個人演説会で伺った話のなかに、「出馬を決めたのは4月頃」「当初は全部一人でやろうとしていた」と、今の安野さんを見守る者としては驚かせられるような内容がありました。
これは逆に言えば、安野さんが当初見切り発車で始めつつも、常に自分の手札と戦況を見比べて、PDCAを回しながら有利な選挙運動を形作っていったんだと考えられます。(奥様やチーム安野のサポートも心強い!)
知名度がない、メディアに取り上げられない、という逆境においても
仲間と協力して器用に立ち回れるところが2つ目の強みだと思います。
弱み:政治家キャリアがない/カリスマ性もう一声!
石丸さんに関する投稿と同様、中立的にということで敢えて述べます(^^;)
安野さんはこれまでAIエンジニア、起業家、SF作家として活躍されたそうで、政治家へのチャレンジはこれが初とのことです。
初陣が首都東京都の知事・・・というのが、決してダメではないのですが、
他の主要候補者(ひなたは安野さんも主要候補だと思っていますよ!)と比べると、行政に携わった経験・実績がないことが相対的にマイナスポイントであることは間違いないそうです。
もうひとつのカリスマ性、これは街宣を拝聴していて思ったことですが、少し話し慣れていない感じが残るというか、信頼感が弱いように感じました。
100Pに亘る公約の綿密さからみても東京都の首長意識は申し分ないですが、有権者からするとどうしても安心感・信頼感が足りないと思われてしまいそうです。権力に籠絡されないかどうかという心配も残りますね。
おわりに
◯人間性
◎公約明快
◎教育への注力
で石丸さんと同立1番の推しです。
安野さんってまだ33歳で、ひなたよりちょっと年上なくらいということを考えると、将来性は石丸さん以上にあると思います!
今回の都知事選だけにとどまることなく、末永く応援していきたいなと思う次第です。