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ボーカリスト

お箸で食べるプレート
駐車場もないお店
少ない席の窓際で
眺めながら 思い返す

風が吹くたび舞い落ちる
大きな 掌のよう
季節外れの暖かさと
対比するように続く

白い襟に込められた
気持ちを 見た気がした
伝えたい 言葉を
君は ただ 歌に乗せていた

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