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手を繋ぐ夢を見たい

誰にも会えない日々は続く
友達が多いわけじゃない
ただ ひとこと話すだけで
いいとか 寂しすぎる時代へ

別の世界に ずっといるから
たまに下りてきてくれるから
誰かの後ろで眺めていれば
それで良かった 少し前までは

初めて 手を繋ぎたいと思った
どうしてか わからないの
何を望んでいるのかも
何かを望んでいいのかも

元気な声が聞こえれば
業務用でも笑顔を見られたら
イヤホン越し 画面越し
それで良かった はずなのに

初めて どうか会いたいと願った
叶わないことを 忘れて
明日がやってくるのかも
明日 生きていたいのかも

君が 君でいてくれればいい
それだけは 変わらない
何が どんな予感が 降って
こんなわがままを 連れてくる

初めて 手を繋ぎたいと思った
どうしてか わからないの
何を望んでいるのかも
何かを望んでいいのかも

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有島緋ナとして、初めて有料で公開した詩のマガジンです。 作者である私がラジオ配信で朗読したものございますので、あらかじめご了承くださいませ…

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