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知りたいような 知りたくないような

どんな本が並んでいたのかな
どんな間取りに住んでいたのかな

一度も行き来しなかった
生活を知らないまま お互い

やさしかった 大好きだった
素敵な逢瀬ばかりで 忘れようがない

水族館へ行った マンボウのキーホルダーを
お揃いで買って渡したけれど 一度も見てない

疑うとか 怒りとかじゃなく
ただ 君にとってが不明

会いたいときに会えて
キスも 軽く 深く 思いのまま

「今日までありがとう 綺麗だよ」
色が溢れる2年間の君は 誰?

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有島緋ナとして、初めて有料で公開した詩のマガジンです。 作者である私がラジオ配信で朗読したものございますので、あらかじめご了承くださいませ…

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