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今年の総決算2021〜吸収コンテンツ〜

お疲れ様です。
今年摂取したコンテンツの中で大事だったなあ〜良かったなあ〜と思うものを曝け出していくコーナーです。
修羅の年の瀬を見込んで、まとめ記事早めに書き出そうと思ったけれど、仕事中に負傷して指が思うように動かず挫折しています。みんなハサミで指切らないようにしようね!!!!!!!!職業柄よくある怪我なので仕方ないです。でも負けずにさあ行ってみよう!!!!

本編

今年は100冊近く読んだ。よく読んだねえ。
目標として掲げていた「新刊を読む」もちゃんとやりました。
その中でも面白かったのは・・・・(順不同)
「正欲」朝井リョウ
実は「桐島、部活辞めるってよ」以来読んでいなかったが、やばいと各所で話題になり読んだ。ここで迂闊に何か言えるような作品ではないのだけれど、読んでよかった、とだけ言いたい。描き方が本当に難しいよなあ。
「オルタネート」加藤シゲアキ
シゲアキくんの作品は「Burn」を以前読んだことがあるが、壊れそうで繊細でそしてあまりにも感情移入してしまうのがしんどい。特に「オルタネート」は舞台があまりにもシゲアキくんの母校で(ということがわかるということは私の母校で)、私にはあったかもしれないけど十分に楽しめなかったような気がする日々についてしばらく考えてしまった。私には楽しむチャンスがあったけど、彼はもう忙しくてそれどころじゃなかったんじゃないか?とか。全然違う視点だけどもうそういうふうにしか読めない作家です。
「ラブ・イン・エレベーター」中島らも(「白いメリーさん」収録)
これ本当にすごかった。みんなに教えたくないくらいすごかった。だけど今年これの改訂版みたいなのがでた、偶然。オーケンが書いた解説もよかった。新しい方には文庫未収録?だったかな?の作品が入ってるんだけど、らもさんの連続飲酒・アル中記録そろそろそらで言えそう。
「君を見上げて」山田太一
”マイノリティとマジョリティについて、山田太一が出した一つの答え”という感想が残っている。その通りだと思う。今こそ読んでほしい。山田太一読み始めたの今年だっけ?枕元にずっと「ふぞろいの林檎たち」のシナリオが置いてあってちまちま読んでる。笑
「ヘルドックス」深町秋生
岡田准一で映画化、という情報が入った瞬間に「まだ間に合う!(他のキャストが発表されていないので)」と思い急に読んだ。それがま〜〜〜〜〜面白かった。善と悪の境目はどこか、というテーマは流行みたいなもんなんだけど、それを善か悪かの二項対立にしていないところがとても良かった。描写かなりグロかったけど、映画はR-15くらいにしてくれないとファンは怒っちゃうんじゃないかな?契約の問題なのか偶然なのかはわからないけれど、アイドルという看板を下ろしたからできる描写を期待しています・・・。

漫画編

そんなに読んでない。スラダンとか急に履修した。スラダンの推しは水戸くんです。あと稲中読めなかった。なぜなら、稲中を読み終わると「未読の古谷実作品」がなくなってしまうから。やだ〜〜〜〜〜〜〜〜 それ以外の古谷作品は今年で全部履修しました。

「新世紀エヴァンゲリオン」
頭が悪いので漫画から履修しはじめた。アニメが納得いかなくなってしまうので、アニメからをお勧めする。もちろんアニメも見た。映画までたどり着けないうちに年が明けそう。エヴァはメンタル。漫画を読んでお前もトウジを推せ!!!!!!(推しを押し付けてはいけない)
「BLUE」山本直樹
今年の一大ブーム山本直樹。発禁になった方を入手。収録されている「なんてったって7days」という作品がとてもいい。自選集も入手したけど本当にどれも良かったな。来年は森山塔をちゃんとわかりたい。漫画描きすぎだよ!!!!!!ありがたい!!!!!
「BORN 2 DIE」井上三太
「TOKYO TRIBE」でお馴染みの井上三太先生、影に隠れた名作。舞台化発表されたの今年だっけ?とにかく読んでとしか言いようがない。
「カラオケ行こ!」和山やま
こいつは何を今更言ってんだと思われるだろうがそうなんだ・・・・気になってたけど読めなかったんだ・・・・!めちゃくちゃいい・・・・これと前述の「ヘルドックス」を読んだ時間的距離が近く、現在ヤクザもの作品を欲しています。
「ギャルと恐竜」
唯一、新刊が出るたび買っている漫画となった。そして私が読む漫画にしては珍しく、人も死なないしセックスもしないし、生や性について考え込まない。ここでバランス取ってんのか?(?)

映画編

映画を見ない一年だった・・・・・。原作履修をしたついでに見た「検察側の罪人」が面白かった。あと「勇気の花がひらくとき」をついに見ました・・・・。アンパンマンに出てくる女の子のキャラクターは難しい子が多いよね。「ミュウツーの逆襲」も見た。「勇気の花が〜」と「ミュウツーの逆襲」は義務教育の一環みたいなもんだけどスルーしてきてしまってたので。というか映画館に一回も行っていない気がする。バグじゃん。見たい洋画なかったっけ?ダメだ・・・人生がダメ・・・。

音楽編

これ出たとき衝撃だったなあ。初手で殴られたことを自覚するようなことがあまりないのでなんかこれの衝撃が忘れられない。

エヴァ履修時に同時によく聞いていた。
吹奏楽時代に演奏したことがあり、無駄に曲の展開は知っているのに歌詞を全然知らなくて笑った。編曲もかっこいい。

「終始貴様は誇り高くあって頼むよ」
と言われた気がして動けなくなった。

やまこしのオタクがいるなら問いたい。
この曲をどこで知ったか全く思い出せない。教えてください。

私は基本的に暇になるということが怖い。だから去年はずっと怖かったし、今年もたくさん怖いと思うことがあったけど、暇だからこそ暇を怖がってる場合じゃないんだよね・・・・。

「ジュラシックオペラ」のMVもめっちゃ良かったね!!!!!!!
リンリンが最高でなかったことはない。知らない。

ジャケットもめっちゃよくない?一回配信見てみたいな〜と思っているうちに年の瀬。

オーケンの口から出る「楽しいことしかない」は説得力マックス。
アルバムも本当に良かったし、大槻ケンヂ・筋肉少女帯がぎっしり詰まっている。名盤。

本当にまじでゴミのようだった2021年を思う夜の、あいまいな空気、何かの境目、そういうのを包んでくれるような曲に、こんな時期に出会ってしまって私はどうしたらいいんだ、となった。

映像編

完璧ですよね?完璧なんですよ。この世のライブ配信全部これでいいし、ライブ映像もこれでいい、まじでいい。極端な話、演奏シーンだけのMVも頼むからこれにしてくれ!って感じ。ライブ配信が苦手な理由がこれ!勝手に視点が切り替わるのがしんどい。絶対にサビでムービングがあおるとこ見たいもんねこの曲・・・・そこしか見てねえもん・・・・。

ジャニーズさんさあ!!!!!!権利の整理できてんじゃないのお?!?!?!?!?!?!?!ちょっとお?!?!?!?!?!となった。光GENJIオタク爆泣き。元祖のフリもわかって見ると、キメのポイントが全然違っていい。「〜集めてしまうよ」とか全然違ってまじでいい。サイコー。(光GENJIだけど後半ローラー脱ぐんで・・・)
でもやっぱりなんてったって大半が退所してるグループの曲が普通に使われているのが泣けてくる。古典でもいい。一向にかまわんっっっ

ちなみにこれは山下達郎カバーがシングルカットされたんだよっていうヤバ情報とともに知られてほしい曲。少年隊はいいぞ。

これハマったな〜〜〜本当にかっこいい。
「どちらにしてもあなたの判断は尊重できる、と俺は思ってる」

こっからMリーグ。シーズンの境目が10月なので昨シーズンと今シーズン混ざってる。

「リーチツモ、嶺上ダブ東赤、ドラドラドラドラドラドラドラ」

誰か2ソーのこと「門松」って言ってたよね?かわいい。確かに。

プロでも裏爆乗りすると数えるんだあ・・・・ってなるよね!!!!
てか内川プロ本当によく裏乗せない・・・・?魅せてくれ〜〜〜〜〜〜!

毎年恒例、一番好きだった東海オンエア

なんでか知らないけどこれすげー好きだった。
今年もいっぱい笑わせてもらいました。私が好きな「ノンフィクション」の中で一番バカで倫理がない。(褒めている)


やってんなV6編

何を隠そう、今年はもう「いったん人生について考えるのはやめて、脳味噌の全てをV6に賭そう」と決めた時期があったのでコンテンツの多くは彼らに占められました。

「分からないだらけ」(AL「STEP」収録)
いや今年色々あってそれかよ?!!?!となるかもしれんが、正直コンサートで一番グッときたのはこれだった。バンドドリームだ・・・・。国歌独唱しちゃう坂本昌行が「歌うのが難しかった」っていうくらい自分の色が強い曲を提供する小原さんも、Tempalayを推す三宅健も、そこにダンスつけるのも、ベストアルバムの健くんソロ曲に選ばれるのも、とにかく全部がやばかった。アルバム「STEP」、名盤でした。まじで。
「Heart Beat Groovin'」(SG「僕らはまだ/MAGIC CARPET RIDE」収録)
私が知っているV6の中で最も音の作りが良い。どうしてだ。ラストシングルのB面。なぜかめっちゃくちゃ高音質で骨太サウンドなんです。これだけでいいからサブスクにあげてほしい、デジタルリマスターで。なんで・・・・?笑っちゃうくらい音がいい。なんで????あとダンスがガチでかっこいい。足!!!!!!!!
「TL」(SG「Crazy Rays/ KEEP GOING」収録)
2017年のシングルのB面。Mステでサプライズ歌唱された時普通に泣いたし、コンサートで生で見て、全部の毛穴からいったん魂全部出た。アマプラ配信始まったから言っちゃうけど、私がずっと言ってる「照明に色なんていらねえんだよ」が証明されていて軽率に情緒が揺れる。
昨年の25周年コンサートではYOSHIEさんコレオ、今年はs**t kingzのコレオ、同じ曲を違う解釈で見られるの本当に贅沢・・・・・。あとマトリックスにしたら斜めに位置しそうな2組のコレオをこなせるV6何・・・やってんな・・・。

アイドルが幕を閉じるということをファンが一生懸命考えている時に「死」「痛み」というテーマと向き合えというのはまた難しい相談だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!これは本当に衝撃的だったし、彼らが出した「解散」という決断とともに、アイドルという言葉・現象について再考せねばならぬと嫌でも思った。自担だけ出血してるのウケる。こういうので死なねえから。
私は死に対する考え方がおそらくドライな方なので「V6によるグランギニョルだ!」と思いながら最初見ちゃった。全員で殺し合ってる世界線が六つあって、六つ分の映像、最後は死後の世界で再会、みたいな。悪くないよね。


こういうのは年の後半に見たものに寄ってしまうんです。仕方ねえな!
なんてったって本当に特別な一年で、どうやったって愛することができない一年だけど、とにかく出会いだけは多かった。(入社したので)
心が荒んだまま忙しくなったのでまじで生み出すことが全くできなくて、一番上手にかけた文章は「新入社員答辞」だったな、と思う。最悪だ。でもあれは自分でも気に入ってる。

あー!2022年は絶対に、絶対に今年よりいい年にするんだ!!!!
2021年よりいい年にすることを目標にするんだ!!!!!!!!!!!!
絶対だ!!!!俺は決めてんだ!!!!もう今年は諦めたんだ!!!!!

人間は!!!一定期間に失えるものの数に上限がある!!!
神様これからは気をつけてくれよな!!!!!

いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。