えぇっ!?令和の世にD.C.(ryを!?無印初見 出会い ツッコミ放棄 紫和泉子攻略編


https://note.com/hina_04305/n/ne36dcf429560
前回の続きとなります。

実質的に始まりの回は今回から。令和のオタクが狂うさまを存分にお楽しみください。

そして今日はこのnoteに欠かせない愉快な友人を紹介します。基本的にこの人たちと毎夜はしゃいでいます。

・餅 全ての元凶 私に鈍器を投げつけた張本人。基本温厚だが酒の力を借りて時たまバーサーカーに変貌する

・ウニ 白河の血統をこよなく愛する海産物。白河が絡まなければ限りなく常識人

・枝留 倫理観を捨てる事でとんでもない発言をする。闇への誘惑と私の素っ頓狂な発言の記録を担当。
たまに私をいじめる。

※性的な内容を含む場合、及びネタバレを含む可能性があります※

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鈍器(前回参照)が送られてきてから一ヶ月。
ワガママハイスペックを無事クリアし、積みプラを完成間近まで持っていった私は、満を持してD.C.をプレイしようとしていた。
その時もちょうど前回の三人と通話を繋げながら必死にビルドストライクガンダム(MG)をパチパチしていた私は、ふととある考えに至った。

これ、discordの画面共有繋げながらプレイしたら初見の悲鳴をお届けできるんじゃあないか?

『初見時の感想』は何ものにも代えられない貴重なものと言うのはオタクなら誰しも理解していると思う。
二人の歴戦の島民にとってはさぞ貴重な栄養になるだろう。残る一人にとってもオタクの悲鳴で悦に浸る事が出来る。

ならば答えは一つしかない。キングのデュエルがエンターテインメントで無ければならないように、私もまた自分をエンターテインメントとして提供する覚悟を決めた。

付け加えると私は生粋の関西人だ。大抵のことにはツッコミで対応出来る。どんなモノが来ても問題は無い。それに2000年初頭のゲームのキャラなんて、パフェの如く盛られた胸焼けするような令和のキャラに比べたら生易しいもんだろう。

さぁ時は来た。2021年に2002年のPCゲームを始めるオタクがいるらしい。誰だ?私だ!!!ニッパーを一度納めた後、いざ起動!

これから何度も目にする事になるイカれた企業のロゴ。

ディスクレス機能が条件を満たさないと使えない事や、認証キーなどに戸惑いながらもそれらを華麗にスルー。
その先に私を待っていたものは…………

最初こそ何も思わなかったものの、聴けば聴くほど味が出る始まりの名曲。
D.C.シリーズは総じて曲がいいのだ。
因みにこいつは主人公。

うわっすげぇ時代感じるなぁ〜〜〜

OPである『ダ・カーポ ~第二ボタンの誓い~』曲調も絵柄も、これが0年代当時の作品だということを感じさせる。古臭いという印象よりは、寧ろその懐かしさのようなものが丁度いい。令和のコンテンツは五感に対して情報過多な所があるので私的にはすごく新鮮だった。

OPを超えてタイトルへ。
『D.C. プラスコミュニケーション』(以下D.C.P.C.)……
私にとっても、D.C.シリーズにとっても『始まり』と呼べるナンバリングだ。

兎にも角にもゲームスタート。キャラの事は一切知らないので、とりあえず出会う中で気になったキャラを攻略すると言う方針でゲームを進める。

D.C.無印は、基本的には枯れない桜の咲く小さな島、初音島でヒロイン達とこそばゆい学園生活と青春を送る物語となっている。基本的には。

ゲームを初めて最初に出会ったのがこの二人、メインヒロインである朝倉音夢と芳乃さくらだった。

左が音夢 右がさくら さくらの上の謎生物がうたまる。
本noteではうたまるのことをジオングと呼称する(形が似てるので)
どちらのヒロインも私にとって印象深すぎる女となった。

音夢は主人公、朝倉純一の義理の妹、さくらは純一と祖母を同じくする従姉であり幼馴染。
「ハッ、何やねんCVが田○ゆ○りにそっくりな金髪ツインテ少女と病弱な妹かよ。まぁ当時のヒロインなんてこう言うのがテンプレやしなハハハ」

ゲーム開始当初、そんな風に考えていた私。しかしその考えは、一瞬で打ち砕かれることになる──────


さぁここからは(色んな意味で)イカれたヒロインを紹介するぜ!

主人公の許嫁!制服の下はいつでも巫女服!登場すると破魔矢での狙撃を行う大和撫子、胡ノ宮環!

隙あらばバナナ!喋る度にバナナ!発言全てが素材になるバナナ狂いのワンコ系癒し後輩枠、天枷美春!(この時点での評価)

立てば睡眠座れば睡眠!登校中に寝ながら木琴を叩いて歩き昼休みに屋上で妹と鍋をする貴重な年上お姉さん枠、水越萌!

体育館裏という日当たりの悪い場所で咲かないラベンダーを育て続ける謎めいた後輩 、月城アリス!

主人公以外には普通の女の子に見える!3サイズは110-92-123と圧巻のトップ!どう見てもピンクの熊の着ぐるみにしか見えないがその着ぐるみは実は宇宙服!宇宙人の同級生、紫和泉子!



すみません、もう帰っていいですか?ごめんなさい。僕が悪かったです。

今日のnote ~完~



ってアホか!!!!!!!!設定で遊ぶな!!!!!誰やこれOK出した奴!!!

初めて和泉子を見た時は夢か疲れかどちらかの可能性を疑ったが、後日改めて見てもクマはクマだった、ちくしょう。
D.C.P.C.は隠しヒロイン含めた13人が攻略可能。和泉子環アリスはいわゆる追加ヒロイン枠なのだが、だからってこんな設定をつけるか?普通。
しかし元からいる萌先輩もこんな設定なので目も当てられない。情報過多にも程がある。スイパラで後先考えずにスイーツ盛りまくった結果か?どう考えてもヤクをキメながら設定を考えたとしか思えない。
おかげでD.C.無印のヒロインを説明する時は大抵の場合頭の心配をされるようになった、おかしい。

人生でツッコミを出来なくされたのはD.C.シリーズが初めてです。イカれてるよこのゲームと企業……

学園のアイドルであり大人気ヒロイン。そしてこれ以降続く『白河の血統』の始まりである白河ことり や漫画家の同級生という愉快な設定の彩珠ななこ、萌先輩の妹であり音夢の友人である水越眞子など、個性的なヒロインは他にも登場しますがこいつらのインパクトが強すぎてパワー負けしてるのマジで理不尽だろ。
一周回って隠しヒロインの猫耳メイドが薄味に感じるレベル。

設定だけなら現代ソシャゲに蔓延るヤバ女達に迫るものがある。
胡ノ宮環は見た目が完全に正統派なのでなんの情報も無いとマジでメインヒロインだと思ってしまいそう。
餅さんはその被害者(?)筆頭だった。

皆大好き白河ことりさん。『白河』の原点にして最強の女。出れば出るほど株が上がる徳の高すぎる聖人。
でも開発には白河アンチがいると思う(ド偏見)

個性的なヒロインが出揃ったところでさぁ誰を攻略するか……と悩むはずだったが、私のマウスカーソルは何故か和泉子の選択肢に向かっていた。
和泉子が出るまではお姉さんキャラが好きというのもあって萌先輩に行こうと思っていた……はずだったのだが、和泉子が出た時点でとある『疑念』が私の中に浮かぶ。それは──────────

このまま和泉子をスルーして萌先輩√に入ったら、萌先輩との行為シーンで私の脳裏にピンク色のクマの着ぐるみが頭をチラつくんじゃないか?

そんなふざけた事があってたまるか!!!このままではEP4のバナージ見たく「抜けませぇぇぇん!!」となる事は避けられない。
ここで!今!和泉子を倒さないと(雛はヒロインを攻略することを時折倒すと表現します イカれてますね)絶対後悔する!!一度決めたらあとは突き進むのみ!

かくして私は舵を180度どころかもう210度くらい切り、当初全く予定になかった紫和泉子を攻略することを決めた。
ピンク色のクマの着ぐるみを着た宇宙人ルート、どんな展開が待っているんだろう……

いや思ったよりまともな進み方してるわ。

和泉子√の軸は『壊れた宇宙船を修理し、母星に帰ること』その手伝いで彼女と交流を重ねる中で、主人公は彼女への恋心を芽生えさせていく…と言った物語だ。

人間の慣れとは恐ろしいもので、クマの着ぐるみへの違和感……というより異常感は話を進めるうちに薄れて行った、むしろ実家のような安心感を覚える時さえあった。ホントか?ウソついてないか?ウソです。ほぼ諦めに近い感じでした。
あんたつまんないウソつくね(KGYUM)

途中トンデモ存在のツートップである萌先輩と和泉子が同時に登校してきた事実に驚いたり、恒例となる『リプに使える画像スクショタイム』(素材とも呼ぶ)の第一回目が生まれたり、宇宙船の修理に必要な素材を確保するため、夢を叶えようと初音島を出た妹の部屋に侵入し、ブラウスを盗んだりしながらも和泉子√は佳境に突入しようとしていた。
いや事実なんです、信じてください。

伝説の一文。
バナナの部分を好きな単語に置き換えて真っ二つに折ることで自分だけの激しい怒りを表現しよう!

しかしいつになっても和泉子の『中の人』が見えてこない。それどころか想像もつかない。


一応主人公とプレイヤー以外には何の変哲もない黒髪女子高生に見えるらしいが、それはクマの着ぐるみ型宇宙服の機能。
中の人なんて居ませんよスタイルなのか、はたまたとんでもねぇ人外が中に潜み、ボイチェンを使って可愛らしい声を届けているのか、まぁ後者でも抱こうと思えば抱けるだろ(天下無双)と言うような感じで√を進めた結果、シナリオの流れ的にここしかねぇだろというタイミングで、遂に私は着ぐるみの奥に潜む和泉子本来の姿を目撃する事になる。
さぁ、鬼が出るか蛇が出るか、エイリアンが出るか好みのモン娘が出るか……!





当時の画像なので荒いのはご愛嬌

犯罪前の一幕か?

8月のことなので詳しくは覚えていないが変な声を出したことだけは覚えている。いや変な声はいつも出しているがともかく驚いた記憶はある。クマの着ぐるみを中に居たのは何処からどう見ても ちいさいおんなのこ だった。和泉子本人が出る度に奇声をあげていたのが最早懐かしい。

かわいいね^~キミ^~何歳?お菓子いる?当初は自覚がまだ無かったが私はロリ○ンなので既に和泉子本人にメロメロだった。抱く抱けないで行くとまぁ抱ける方ではあるんだけど……


いや普通に考えて犯罪者だろ絵面が!!見ろお前この可愛らしい笑顔を!!!!


しかし私のなけなしの理性の主張も虚しく、紆余曲折を経て結ばれた2人は無事に(?)身体を重ねてしまった。どうなら純一もロ○コンだったらしい。バカ野郎がよ……
いやでも普通に行為シーンは性的だった、南無三。

因みに和泉子本体の身長と3サイズは132cmで上から70-50-62である。音夢とさくらが知ったら泣くぞお前。多分さくらは知ってるけど。

こうして、色々あった結果和泉子√は無事に終わる。EDも普通にいい曲だった。
初めてのD.C.攻略ヒロインはクマの着ぐるみを被った宇宙人で、枯れない桜なんて一切関係ないストーリーなんだから、人生は何が起こるかわからない。詳細が気になる人は是非自分の目で確かめてほしい。私みたいに今この時代にD.C.を始める変わり者が何人いるかは分からないけども。

これは当時の生の悲鳴こと『語録』
ここから全てが始まったと言っても過言ではなく、今もこの狂気の製本は続いている。

これがD.C.シリーズなんだなぁ……なんて思ったが当然そんな事は無かった。私はこの後、D.C.シリーズの神髄をその身で味わうことになる。

次回『水越萌』編。

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