【パリ流ファッションスタイル診断】を受けて

はじめに

 今回は、パリ流ファッションスタイル診断を受けた体験について書きます!

 人はさまざまな面からその人ならではの特徴や性格が表れますが、
私は人間を表す全てに興味が湧きます。。
服装、持ち物、髪型、使う言葉、話す内容、話し方、歩き方、どんな字を書くのか、お金の使い方、表情、声、顔つき、好きなもの、実際やっていること・・・。挙げるときりがないので、生きている=個性が表れていると言えそうな気がしてきます。
 中でも、初対面やすれ違う人は、外見の第一印象で人を判断すると思います。
人と対面したときに最も面積を占めインパクトを与えるものがファッション(服・靴・バッグ・髪型やメイクも含め)であり、
それは「自分はこのような人間である」ということを分かりやすく且つ言葉にしなくてもさりげなく主張できる手段だと思っています。

 そんな思いからか、私のやりたいことの一つに”自分らしいファッションをする!”というのがあり、自分の個性を表現してファッションを楽しんでいくためにプロの診断を受けようと思いました。

「ファッション診断」とネットで検索して調べていると、今回受けたパリ流は他の診断と一風変わったもので興味を持ちました。

ホームページには、
『日本人で唯一のフランス国家認定イメージコンサルタントのトモミ先生が、フランスのイメージコンサルティングを日本人向けに改良した「似合うファッションテイスト」を見つける診断です。
●顔立ち●顔つき●内面●性格●話し方●仕草●好みなど、その人の持つ魅力を複合的に分析し、パーソナリティーを大事にした、今まで日本ではあまり見かけなかった分析方法が特徴です。』とあり、
内面も外見も考慮したファッション診断ってどんなものだろう?と興味が湧き、申し込みました。

診断前までに、カウンセリングシートと内面テスト、普段のコーデ画像を提出する必要がありました。また、私はzoomで診断を受けました。


診断の流れと結果

1.パリ流ファッションスタイル診断についての説明

 はじめに、パリ流ファッションスタイル診断とはどんな診断なのかをご説明いただきました。その内容を軽く書いておきます。
 パリ流ファッションスタイル診断は、以下のように5カテゴリー・10スタイルに分けられています。(pilviホームページより一部引用)

カジュアルカテゴリー(飾らない感じ)
 ①ナチュラル
 
:のびのびとリラックスした感じ。緑がある場所が似合うイメージ。
  体のラインをあまり出さない。オーガニック素材。
 ②スポーティー
 
:アクティブで走り出すイメージ。海など水のあるところが似合う。
  人工素材。

女性的・華やかカテゴリー
 ③ロマンティック
 
:少女的なかわいらしさ、幼さ。ピンクが似合う。
 ④セクシー
 
:大人の女性らしさ。色っぽさ。赤や黒などが似合う。 
  露出してもいやらしく見えない。むしろ美しく見える。

ベーシックカテゴリー
 ⑤クラシック
 
:ザ・シンプル。”引き算のファッション”と言われる。
  装飾がいらない。無地が似合う。静かに落ち着いた場所のイメージ。
 ⑥トラディショナル
 
:きちんとした格調高い感じ。伝統的。イギリス王室のようなイメージ。
  重厚感がある。マニッシュ感。レトロファッションも似合う。
  (クラシックとは違って、色や装飾もある。)

ハイクラス・洗練カテゴリー
 ⑦シック
 
:シャープ(直線的)でファッショナブル。最先端を行くカッコいい感
  じ。男性的。夜や黒のイメージ。服が重めで動きにくく、着心地悪め。
 ⑧エレガント
 
:上品で女性らしい。お嬢様系。華やかできらびやか。整っている印象。

個性的カテゴリー
 ⑨クリエイティブ
 :街中で見かける個性的なファッションの人が着ている服のイメージ。
  小洒落た感じ。カラフルが得意で、装飾もたくさんあるほうが似合う。  
 ⑩ドラマティック
 
:大胆で非常に個性的。世界観が強い。一般人には少ない。

以上の10スタイルを、「メインスタイル」・「サブスタイル」・「アクセントスタイル」と組み合わせて診断します。
メイン:第一印象。主要な印象。
サブ:メインに個性をプラスする役割。バッグや靴などの小物。
アクセント:アクセサリーや時計など、細かいところ。
      内面と外見を調整する役割。(つかない人もいる。)

それぞれのスタイルを、ピンタレストの画像を見ながら言葉でご説明いただいたのですが、ずっとワクワクしていました♪
画像は、服を着た人間の写真もあれば、そのスタイルを表す場所や風景もありました。スタイルのイメージをビジュアルで理解する感じが楽しかったです。
本当に似合うものって人それぞれだなあと。
私の心の声は「露出してもいやらしく見えない人っているのかあ!」「クラッシックのすごくシンプルな服が似合う人ってどんな人だろう?」「ドラマティックの人って、パリコレモデルさんとかかな?」「私は一体どのスタイルなんだろうワクワク♪」と、いろいろ膨らんでいました(笑)
先生はとても親切で「もう一度見たいスタイルはありますか?」や「質問はありますか?」など、こちらに合わせて話してくださいました。

2.いざ、診断!

 10のファッションスタイルを私の苦手順に消し、メイン・サブスタイルを先生と一緒に決めていきました。その後、先生が内面テストの結果を見て確認し、最終的なメイン・サブ・アクセントのスタイルを決定しました。

先生が最初におっしゃったのは、「自分コレは違いそうだな~と思うものはどれですか?」という問いかけ。
先生が一方的に診断結果を言うのではなく、診断を受ける側も一緒に考えて話し合いながら進めるという感じが良いなと思いました。結果はこちら↓

<メインの消えた順(苦手順>
⑥クラシック ✖ :キレイめすぎる、シンプルすぎて物足りない
⑦トラディショナル ✖ :きちんとしすぎる
⑧クリエイティブ ✖ :賑やかすぎ、ごちゃついて落ち着かない
⑨ナチュラル ▲ 
 :カジュアルで似合いやすいが、緩さ・リラックス感のある服だと
  穏やかに収まってしまう、アクティブで機能的な感じが似合う
⑩スポーティ ◎ 
 :ラフで動きやすいカジュアル感が一番しっくりくる。
  ただ、きちんと感も欲しいのでサブで調整する。

ということで、メインはスポーティ!
自分的にも納得。シックがかっこよくていいなあと思ったけど、
夜や暗いところはあんまり好きじゃないし、着心地も重視してるので
機能性があって明るくアクティブなスポーティは合ってると思った!

続いてサブとアクセントを決めていく。
候補
・ナチュラル ✖ :着れるが無個性になる
・クリエイティブ ✖ :元気すぎポップすぎ
・トラディショナル ◎ 
 :トラディショナルのきちんと感(ラルフローレンのよう感じ)
  が加わると、ラフさが適度に抑えられて、私のベストスタイルになる!
・シック 〇
 :シックのかっこよさを足すスタイルも似合うので、サブとアクセントは
  入れ替え可能。ただ崩しすぎるとハマらないので要注意。

ということで、
サブはトラディショナル!アクセントはシック!(入れ替え可能)
シックの、メンズ感のあるシャープさを加えることで洗練されたスタイルになるとのこと! よきよき♪

最後に内面テストの結果を反映させていく。
事前に提出したカウンセリング事項と診断テストの回答をもとに、
先生の方でカテゴリーごとに点数をつけて順位付けをされました。

〈結果〉
1位:7点 ナチュラル・スポーティ
1位:7点 ロマンティック・セクシー
3位:5点 クラシック・トラディショナル
3位:5点 シック・エレガント
5位:3点 クリエイティブ・ドラマティック 

〈コメント〉
内面と外見に大きな相違はなく、診断結果をそのまま活かしやすい状態。
ロマンティック・セクシーの点が高いのは優しい人に多いとのこと。(笑)
クリエイティブ・ドラマティックの点が低いので、外見上はクリエイティブを取り入れやすいが、スタイルに個性が出すぎるとソワソワする傾向がある。


3.先生からの総合アドバイス

<最終結果>
メイン:スポーティ
サブ:トラディショナル
アクセント:シック
(サブアクセントは入れ替え可能)

<先生からのアドバイス>
・全体的なコーデについて
爽やかで動きやすい且つきちんと感のあるカジュアルスタイルがgood。
全身オーバーサイズにするよりは、トップスやボトムスどちらかまたは両方をジャストサイズにするときちんと感が出る。
サブを入れ替えると、都会的な印象が加わりスタイリッシュさが増す。
スッキリとした寒色が得意だが、そこに重厚感のある色を足すとスタイルの軽やかさが引き締まり、私に似合うバランスになる!

・具体的なことについて
スポーツブランドや、アウトレットにあるお店と相性よさそう。
かちっとした革靴(ローファーやブーツ等)や、肩幅の合うGジャンを取り入れるのもgood。黒を多用したり、メンズアイテムを入れると、シックらしいかっこよさが出る。スニーカーは、キャンバス地よりレザータイプのものが◎
メイクは、似合うファッションに合わせるものなので、私の場合は
メイクしてる感は不要。まつげを上げたり、アイシャドーも色で遊ぶ必要ない。大事なのは、血色がよく見えること、くすみをなくしツヤ感を出すこと、肌の色むらがないようにすると整う。

そして、後日カルテ(※)が届きました。
結果のまとめや、コーディネート例、私に似合う世界観(イメージ写真)、私を表すキャッチフレーズやキーワード、得意アイテム・色・柄・素材の傾向、おすすめブランドなど、大変充実した資料でした!
(※カルテはパーソナルな内容を多分に含むため、メイン・サブ・アクセントが全く同じ結果でもカルテの記載内容は人によって異なります。)

<キャッチフレーズ>
”蒼くきらめく世界を渡り歩く、頼れる水先案内人”

<キーワード>
さっぱり/朗らか/さわやか/クリアー/機能的/正統派/少年っぽい/凛とした/
スマート

とっても素敵!!
ありがとうございます☻

感想

似合うものと自分の好みがハマっててよかったー!
新たに知れたこともあったし、やっぱりそうだよねと確かめられた部分も多かった。言葉と視覚で理解できるって大きい。
先生は今までの経験上「似合うと好みはズレすぎないことの方が多い。ズレている人はそれを自覚している場合が多い。また、似合うと言われて好きになることもある。」と言われていた。
終始、先生の言語化力がすごかった。受けれてほんとよかった。
安心してファッションを楽しんでいこう♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?