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拝啓 この手紙読んでいる貴方は どこで何をしているのだろう

片寄ゆらちゃんの初登場(及び最後の登場)を果たしてから一年以上の時が経ちました。
毎週もやもやするゆらちゃん、泣き崩れる僕、徐々に無くなるnoteのネタ。

さて、そんななか推しの子109話読み返していたところ、ある疑問が浮かびました。

そう、
片寄ゆらちゃんが言ってた「あのPの持ってくる仕事」ってなんの仕事だったんだろう?です。

かわいい

大人気女優であるため日々多くの仕事が舞い込んできているであろう片寄ゆらちゃんですが、そんな彼女がここまで愚痴った仕事とはなんだったのでしょうか?
今回はそれについて考察していきたいと思います。

1.第109話の振り返り

まずは109話を振り返っていきましょう。
鏑木さんと話す片寄ゆらちゃんが所属するSA芸能マネージャーの本田澪、鏑木さんの「来春のスケジュールを抑えといて欲しい」との要望を了承するマネージャーという形で始まり、そして

決めゼリフ

こちらの名シーンです。余談ですが、この時ゆらちゃんが飲んでいたのは会員制のバーである「まるちゃんバー」の「まるちゃんスペシャル」というお酒であり、生憎私自身酒に詳しくないのでどのようなものかは分かりませんが、酒となんかしらを一対一で割るヤバすぎるものであることが分かります。

兵器か何かでしょうか

そして片寄ゆらちゃんが愚痴り(かわいい)、ルビーに注目がいってることと自分が客寄せパンダになる気はないことを語り(かわいい)、夢を語り(かわいい)、最後に登山にハマってることと翌週に登山に行くことを語り(かわいい)、109話が終了しました。

2.ゆらちゃんに来た仕事は今日あま実写化?

さて、改めて今回考察していきたいのは酒を飲みながら語っていた「あのPの持ってくる仕事」についてですが、まずはこのPとは誰を指しているのかを知る必要があります。
これは結論から言うと鏑木Pです。というのも冒頭で鏑木Pとマネージャーが話している内容とゆらちゃんがもやもやした理由が一致しています。

この点を踏まえた上でもう一度愚痴ってるシーンを振り返ってみましょう。

・あのPは鏑木さん
・鏑木さんが得意とするのは原作がある作品
・以前ゆらちゃんに来た仕事も原作付きかつ若い子向け(ゆらちゃんも若いよ!)
・制服はキツい(そんなことないです)
・そういうのは本当の高校生にやってもらった方がいい(僕はゆらちゃんにやって欲しいです)

とまあこんなところです。
これらのヒント、そして物語が現代(アクルビが高校入学した時)から1年経っていることなどから、過去に鏑木さんからゆらちゃんに来た仕事は「今日あま実写化」ではないか?と思いました。

3.理由と何故ヒロイン役が有馬かなだったのか

さて、何故ゆらちゃんに来た仕事が今日あまだと考えたのか。理由として先程のヒントの上3つに加えて
・鏑木さんの有馬に対する評価
・メルト君のプロモーション目的でもあった
・故にヒロイン役に有馬を起用(元々はゆらちゃんの予定だった?)
・今日あまは高校が舞台なので当然制服であり、過去に来た「高校生役の仕事」にも辻褄が合う

が挙げられます。順番に説明していきます。

まず鏑木さんの有馬に対する評価ですが
・使い勝手が楽であり雑に据えとくには丁度いい
・有馬かなという名前は一応世間に浸透している
・事務所抜けてフリーなため安いギャラでネームバリューを使える得な存在
・演技にうるさい←今日あまに関しては演技力を求めてなかった


になります。まあ多くの人間が鏑木さんのことを好きじゃない理由ここに極まれりと言った感じです。
それは置いとくとして、今回重要なのは「名前が世間に浸透している」ことです。そしてこれは「鳴嶋メルトのプロモーション目的」にも繋がる話でもあります。

2期での巻き返し、楽しみにしてます。

今回の実写化において重要なのは「収益」ではなく「注目を集めること」でした。実際今日あまは赤字であり、話数を追うごとに視聴率が下がっていましたが、作品の元々のネームバリューと有馬かなの存在、そしてアクアが登場した6話がいい意味で注目されたことで、メルト君の知名度自体はいい意味でも悪い意味でも上昇したため、目的は果たせたと思います。(まあ悪い意味で上昇した時点でプロモーションとしては失敗だと思いますが)

つまり「収益自体はまあ稼げりゃ儲けもんだけど、赤字でもいいから注目を集められるといいよね」という考えであるため、鏑木さんは最初ヒロイン役に有馬ではなく片寄ゆらちゃんを起用しようと考えていたのではないでしょうか?

今のお前ら

ゆらちゃんは作中で「今をときめく天下の大女優」と言われており、また広告や雑誌の表紙にも起用されているため、知名度は有馬かな級であり人気も絶頂という、注目度集めにはもってこいの存在です。マネージャーの「鏑木さんには昔から良くしてもらってる」との発言から、以前にも仕事を振っていることが考えられ、そうなると今回の実写化でも当然オファーはかけたはずです。


しかし今日あまは
・演技未経験のキャストによる下手な演技
・宣伝のために原作にいないキャラを無理やりねじ込む
・原作14巻分を6話に詰め込むため超展開の連続
と、役満クラスの地雷案件でした。

故に片寄ゆらちゃんには断られてしまい、代替として知名度の高い有馬にオファーがいったのではないかと考察しました。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?個人的に今回の考察は結構綺麗だと思っています。

一応鏑木P案件だと今ガチ説も考えはしたのですが、あれは出演者全員がリアルの高校生であるため(MEMちょは要審議ですが)、それを考えると当時おそらく24歳であるゆらちゃんに振ることはないんじゃないかなと思ったため、考察を今日あま1本に絞りました。
あとここまで書いといてあれですが、あくまで私自身の妄想であり原作の設定ではないです。

本編も長く濃かった映画編が終了し、現在進行形で激熱展開が繰り広げられており、また7月3日からは2期の放送も始まります!(個人的に今回のopはめちゃくちゃ好きです。)
推しであるMEMちょと片寄ゆらちゃんは、影が薄かったりそもそも登場しなかったりしますが、2.5次元舞台編はメルト君が大活躍してくれるので、それを素晴らしい作画の映像で見られることを楽しみにしています。

ここ本当にかっこいい

そんな感じで今回のnoteを締めたいと思います!
それではここまで駄文を読んで頂きありがとうございました!

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