おしりとまと的EDHサイシスエンチャントレスのすすめ

いつものご挨拶

初めましての方もそうでない方も皆様おはこんばんちは。

おしりとまとアイコンが目印 hina0721です。

唐突ですが私は最近EDHに滅茶苦茶ハマってますw

皆様はEDHフォーマットで遊んだことはありますか。

無い方やこれから組もうと考えている方は是非1度遊んで頂きたいです。多人数戦ならではの楽しさがそこにあります。


本日は私が最近組んだサイシスエンチャントレスについてご紹介出来ればと思い筆を取りました。

拙い文章では御座いますが最後までお付き合い頂けましたら嬉しいです。

※なお執筆時点ではフォーゴトン・レルム探訪のカードは採用しておりません。

今回ご紹介するジェネラル

収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest's Hand(緑)(白)

伝説のクリーチャー エンチャント — ニンフ(Nymph)
あなたがエンチャント呪文を唱えるたび、あなたは1点のライフを得てカード1枚を引く。

1/2

今回私が選んだジェネラルは収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest's Handです。

コストも2マナと軽いので序盤に召喚しやすく、盤面に居ればエンチャント呪文を唱える度にライフ回復とドローを出来るので長期的にアドバンテージを得続けれる優秀なクリーチャーです。

この能力を使ってコンボパーツを引いたり、対戦相手への妨害札を引いたりしながら最終的な勝利を目指していきます。



デッキリスト

統率者 1枚

収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest's Hand (緑)(白)

クリーチャー 16枚

オーラトグ/Auratog (1)(白)

堂々たる撤廃者/Grand Abolisher (白)(白)

アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress (1)(緑)

運命を紡ぐ者/Destiny Spinner (1)(緑)

聖域の織り手/Sanctum Weaver (1)(緑)

メサの女魔術師/Mesa Enchantress (1)(白)((白)

イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove (2)(緑)

セテッサの勇者/Setessan Champion (2)(緑)

新緑の女魔術師/Verduran Enchantress (1)(緑)(緑)

クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix (1)(緑)(緑)

永遠の証人/Eternal Witness (1)(緑)(緑)

サテュロスの結界師/Satyr Enchanter (1)(白)(緑)

アカデミーの学長/Academy Rector (3)(白)

永久の証人/Timeless Witness (2)(緑)(緑)

開花の幻霊/Eidolon of Blossoms (2)(緑)(緑)

ニクス咲きの古きもの/Nyxbloom Ancient (4)(緑)(緑)(緑)


インスタント 5枚

悟りの教示者/Enlightened Tutor (白)

自然の要求/Nature's Claim (緑)

夏の帳/Veil of Summer (緑)

俗世の教示者/Worldly Tutor (緑)

内にいる獣/Beast Within (2)(緑)


ソーサリー 6枚

緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith (X)(緑)

武器庫の開放/Open the Armory (1)(白)

破滅の終焉/Finale of Devastation (X)(緑)(緑)

牧歌的な教示者/Idyllic Tutor (2)(白)

補充/Replenish (3)(白)

導きの嘆願/Plea for Guidance (5)(白)


アーティファクト 5枚

太陽の指輪/Sol Ring (1)

巻物棚/Scroll Rack (2)

狂気の祭壇/Altar of Dementia (2)

雲石の工芸品/Cloudstone Curio (3)

威圧の杖/Staff of Domination (3)


エンチャント 35枚

繁茂/Wild Growth (緑)

楽園の拡散/Utopia Sprawl (緑)

怨恨/Rancor (緑)

踏査/Exploration (緑)

石のような静寂/Stony Silence (1)(白)

盲従/Blind Obedience (1)(白)

ダークスティールの突然変異/Darksteel Mutation (1)(白)

安らかなる眠り/Rest in Peace (1)(白)

偉大なるオーラ術/Greater Auramancy (1)(白)

ケンリスの変身/Kenrith's Transformation (1)(緑)

肥沃な大地/Fertile Ground (1)(緑)

森の知恵/Sylvan Library (1)(緑)

狼柳の安息所/Wolfwillow Haven (1)(緑)

大地の知識/Earthcraft (1)(緑)

木化/Lignify (1)(緑)

真の木立ち/Sterling Grove (緑)(白)

霊体の正義/Karmic Justice (2)(白)

払拭の光/Banishing Light (2)(白)

亡霊の牢獄/Ghostly Prison (2)(白)

光の篭手/Gauntlets of Light (2)(白)

時空からの退去/Out of Time (1)(白)(白)

命運の掌握/Grasp of Fate (1)(白)(白)

沈黙のオーラ/Aura of Silence (1)(白)(白)

孤独の都/City of Solitude (2)(緑)

はびこり/Overgrowth (2)(緑)

女魔術師の存在/Enchantress's Presence (2)(緑)

ドライアドの歌/Song of the Dryads (2)(緑)

リスの巣/Squirrel Nest (1)(緑)(緑)

オーラの破片/Aura Shards (1)(白)(緑)

息詰まる徴税/Smothering Tithe (3)(白)

パララクスの波/Parallax Wave (2)(白)(白)

恩寵の宮廷/Court of Grace (2)(白)(白)

市場の祝祭/Market Festival (3)(緑)

空位の玉座の印章/Sigil of the Empty Throne (3)(白)(白)

特権階級/Privileged Position (2)(緑/白)(緑/白)(緑/白)


土地 32枚

セラの聖域/Serra's Sanctum

Savannah

寺院の庭/Temple Garden

新緑の地下墓地/Verdant Catacombs

樹木茂る山麓/Wooded Foothills

霧深い雨林/Misty Rainforest

吹きさらしの荒野/Windswept Heath

湿地の干潟/Marsh Flats

溢れかえる岸辺/Flooded Strand

乾燥台地/Arid Mesa

虹色の眺望/Prismatic Vista

豪勢な大通り/Bountiful Promenade

樹木茂る砦/Wooded Bastion

陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove

低木林地/Brushland

地平線の梢/Horizon Canopy

マナの合流点/Mana Confluence

真鍮の都/City of Brass

反射池/Reflecting Pool

統率の塔/Command Tower

ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod's Generosity

成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth

ドライアドの東屋/Dryad Arbor

古えの墳墓/Ancient Tomb

平地/Plains×3

森/Forest×5


※2021/7/13に船殻破り/Hullbreacherが禁止推奨カードになったのでドロー能力を使っている間にインスタントタイミングで邪魔されることが少なくなった事は実は結構な追い風だと個人的には考えています。


各カードの役割区分と簡単な紹介

①エンチャントレス

エンチャント呪文を唱える度にカードを引く効果を持つこのデッキのリソースの要となるカード達です。


収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest's Hand (緑)(白)

本デッキの統率者。先にも触れましたがエンチャント呪文を唱える度に1ドローとライフ1点回復します。唱える度なので打ち消されても効果は誘発します。ドロー効果ライフ回復効果共に強制なので終盤の引き過ぎやライフの回復し忘れには注意しましょう。ちなみにサイシス自身はクリーチャーでもありエンチャントのカードタイプでもあるクリーチャーエンチャントなので他のエンチャントレスがいる際にプレイするとカードを引くことが出来ますし、エンチャントを守るカードの恩恵を受けることも出来ますが、逆に逆手に取られてエンチャント破壊カードに引っかかる事もあるので注意しましょう。


アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress (1)(緑)

かつての名デッキアデプトグリーンの中核をなすカード。被覆を持っているので単体除去に強いです。エンチャント呪文を唱える度に誘発するドロー効果は強制なので後半の引きすぎに注意。被覆なのでこちらの呪文もアルゴスの女魔術師を対象には取れない点には注意しましょう。


サテュロスの結界師/Satyr Enchanter (1)(白)(緑)

アルゴスの女魔術師と同じくエンチャント呪文を唱える度にドロー効果が誘発するクリーチャー。誘発するドロー効果は強制なので後半の引きすぎに注意。


女魔術師の存在/Enchantress's Presence (2)(緑)

アルゴスの女魔術師のドロー効果をエンチャント化したカード。前述のものと同じくドローは強制。このカード自身もエンチャントなので他のエンチャントレスがいればこのカードを唱えた際にドロー出来ます。


新緑の女魔術師/Verduran Enchantress (1)(緑)(緑)

メサの女魔術師/Mesa Enchantress (1)(白)((白)

元祖エンチャントレスと白へのタイムシフトカード。どちらのカードも他の亜種と異なり、エンチャント呪文を唱えた際の誘発効果によるドローは任意なのでエンチャントレスが複数体並んだ際のドロー量を調節出来ることが他にはない強みです。


セテッサの勇者/Setessan Champion (2)(緑)

エンチャントカードが戦場に出る度に自身の上に+1/+1カウンターを乗せ、カードを1枚引く能力を持つクリーチャー。エンチャント呪文を唱えることで能力が誘発するのではなく戦場に出た際に誘発するのが先に紹介したものとの違い。その為、唱えた際に能力が誘発するものとの能力が誘発するタイミングの違いや、打ち消し等で戦場に出なかった場合は効果が誘発しないので注意しましょう。補充などの戦場に直接エンチャントカードを出すカードでエンチャントが戦場に出た場合も場に出たエンチャントの数だけドローが出来ます。+1/+1カウンターを置くこととドローは強制なので後半の引き過ぎやカウンターの乗せ忘れに注意しましょう。


開花の幻霊/Eidolon of Blossoms (2)(緑)(緑)

自身と他のエンチャントカードが戦場に出る度にカードを1枚引くを能力を持つクリーチャー。このクリーチャー自身もエンチャントのカードタイプを持っているので他のエンチャントレスが場にいればその分カードを引いたり、エンチャントを参照するカードの恩恵受けられます。クリーチャーエンチャントについては先述のサイシスを参照してください。その他の挙動や注意点は前述のセデッサの勇者を参照してください。


②各種サーチ&回収カード

場面に応じて必要なカードをサーチしてくるカードです。デッキ枚数が100枚かつ基本土地以外は1枚しか入れることが出来ないEDHにおいては他フォーマットよりも重要視される傾向があります。

悟りの教示者/Enlightened Tutor (白)

インスタントタイミングでライブラリー内のエンチャントカードもしくはアーティファクトカード1枚をライブラリーの一番上に持ってこれるサーチカードです。本デッキの中でアクセス出来るカードの枚数が最も多いです。エンチャントやアーティファクトのカードタイプを持っている他のパーマネントカード(例:クリーチャーや土地)もサーチ出来るので覚えておくと良いことがきっとあります。


俗世の教示者/Worldly Tutor (緑)

インスタントタイミングでライブラリー内のクリーチャーカード1枚をライブラリーの一番上に持ってこれるサーチカードです。各種エンチャントレスや状況に応じて必要なクリーチャーを探したりするのに使います。


緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith (X)(緑)

マナ総量がX以下の緑のクリーチャーをライブラリーから直接戦場に出すことが出来るソーサリー。X=0でドライアドの東屋をライブラリーから呼び出したり、状況に合わせて色々な使い方が出来ます。また解決時にライブラリーに戻るので複数回使うことも出来る所も強いです。


武器庫の開放/Open the Armory (1)(白)

ライブラリーからオーラカードもしくは装備品カードを手札に持ってこれるカード。コンボパーツのオーラカードをライブラリーから探してくることが出来るので地味にいぶし銀の働きをしてくれます。


破滅の終焉/Finale of Devastation (X)(緑)(緑)

エンドカードその1。ライブラリーや墓地からマナ総量がX以下のクリーチャーカードを探して戦場に出せるソーサリー。Xが10以上だと自身がコントロールしているクリーチャー全員のパワーとタフネスに+X/+Xの修正と速攻を付与することが出来ます。無限マナもしくは膨大なマナが出た際の注ぎ先。


牧歌的な教示者/Idyllic Tutor (2)(白)

ライブラリーからエンチャントカードを直接手札に加えることが出来るソーサリー。悟りの教示者よりもマナコストが重く、サーチ範囲も狭いですが直接手札に加わるのが強みです。状況に合わせたカードをサーチしましょう。


アカデミーの学長/Academy Rector (3)(白)

このクリーチャーが死亡したときに墓地に送るのではなく追放することでライブラリーから好きなエンチャントを戦場に直接出すことが出来る超優秀なクリーチャー。どんなマナコストのエンチャントでも呼び出せるので様々なフォーマットで色々と悪用されてきた歴史あり。能動的にこのクリーチャーを死亡させるギミックとの相性は正に特筆すべき凶悪さです。


導きの嘆願/Plea for Guidance (5)(白)

2倍牧歌的な教示者。効果もコストも2倍。終盤マナコストに余裕がある時のコンボパーツを一気にサーチするのにもってこいのカードです。


補充/Replenish (3)(白)

古のパララクス補充や現在のレガシー環境に存在するサメ補充のキーカード。自分の墓地からエンチャントカードを全て戦場に戻すぶっ飛んだソーサリーです。終盤に墓地が肥えた状態で唱えて解決されれば気分爽快。通せればほぼ勝てる?様な気がするカードです。


永遠の証人/Eternal Witness (1)(緑)(緑)

戦場に出たときに墓地のカードを1枚回収することが出来るアドの塊の様なクリーチャー。墓地が肥えれば肥える程その真価を発揮していく素晴らしきクリーチャーです。サーチカードを使いまわしたり色々と役立ってくれます。コンボ編で詳しく説明しますがこのカードと永久の証人、雲石の工芸品の三枚でマナが続く限り墓地のカードを回収出来ます。


永久の証人/Timeless Witness (2)(緑)(緑)

上記永遠の証人が1マナ重くなり永遠能力を得たクリーチャー。墓地回収能力は墓地にカードがあればあるほどとにかく強い。


③各種妨害等

EDHは多人数戦という性質上色々と不利な状況になったりする場合も多いです。そんな時に自分の身を守ったり、1人だけブン回ってる人を咎めたりするカードや自分がゲームを決めに行く際の攻めを妨害されない様にするためのカード達です。

堂々たる撤廃者/Grand Abolisher (白)(白)

自分のターンに対戦相手が呪文を唱えたりクリーチャー、アーティファクト、エンチャントの能力を起動出来なくなる能力を持つクリーチャー。対戦相手全員に効果が及ぶ所が特に強い点です。土地の能力起動やプレインズウォーカーの能力起動、サイクリング等の戦場以外から起動する効果は止められないので注意しましょう。完全にシャットアウトする場合は後述する孤独の都の方が確実ですがこちらは自分にも影響があるので一長一短です。場面に合わせて使い分けましょう。


運命を紡ぐ者/Destiny Spinner (1)(緑)

クリーチャー呪文とエンチャント呪文を打ち消されなくする効果と4マナ払うことで、ターン終了時まで自分がコントロールする土地1枚にこの効果の解決時に自身がコントロールしているエンチャントの総数に等しい数のパワータフネスとトランプルと速攻を付与してクリーチャー化する起動型能力を持つクリーチャー。対戦相手の打ち消し呪文から自分の呪文を守ったり、後半エンチャントを展開出来てる際は余ったマナで土地をクリーチャー化して対戦相手をアタックしたり何かと働き者なカードです。ちなみにエンチャントでもあるのでエンチャントレスでドロー出来たりエンチャントとしての恩恵も受けれます。詳しくは先述のサイシスを参照してください。


自然の要求/Nature's Claim (緑)

1マナでアーティファクトやエンチャント(いわゆる置物)を破壊できる代わりに破壊されたカードのコントローラーは4点のライフを得るインスタント。重そうに見えるライフ回復効果は実はそこまでデメリットではないです。逆に自分のものを破壊すれば回復も出来るのでその点では同じ様な効果を持つカードとは差別化されていると言えます。むしろこちらの脅威になる置物に1マナで対応出来ることがとても優秀です。


夏の帳/Veil of Summer (緑)

基本セット2020が生んだオリカ代表。1マナで自分と自分がコントロールするパーマネントに青と黒からの呪禁と打ち消されない効果を付与しつつ対戦相手が青か黒の呪文を唱えていた場合1ドローも出来る恐るべきインスタント。こちらが通したい呪文を確実に通したい場合に使ったり、対戦相手のハンデス呪文の対象になった時に使ったり、対戦相手のドレイン呪文に使ったりと様々な脅威に1マナで対応、そして有効な回答となる色々な意味で強いです。シングルカードの値段がアンコモンの価格とは思えない値段です。雑に使っても強いですが上手く使えればマジでアドバンテージ生みまくりなカードです。


内にいる獣/Beast Within (2)(緑)

3マナで土地を含めたありとあらゆるパーマネントを破壊出来る万能破壊カード。ただし破壊されたパーマネントのコントローラーの戦場に3/3のビーストトークンを生み出してしまう欠点があります。自分のパーマネントを破壊してトークンを生み出す使い方も出来ます。


石のような静寂/Stony Silence (1)(白)

アーティファクトの起動型能力を封じるエンチャント。EDHは太陽の指輪や各種印鑑等、アーティファクトが採用されているデッキが多いのでかなり刺さる妨害カードです。あくまでも起動型能力を封じる効果なので常在型能力は封じれません。自分のアーティファクトにも影響があるので注意が必要です。


ダークスティールの突然変異/Darksteel Mutation (1)(白)

エンチャントされているクリーチャーは全ての能力を失い、バワータフネスが0/1の破壊不能を持つ昆虫アーティファクトクリーチャーに変えてしまうオーラです。統率者を統率者領域に戻すこと無く戦場に固定しつつ処理出来る優秀さや、戦場から離す事無く厄介なクリーチャーを処理出来るので戦場から離れた際の効果誘発や墓地回収によるクリーチャーの再利用を抑制してくれます。この後に紹介する幾つかの亜種と共に戦場から離さずに統率者を含むエンチャントされているクリーチャーの能力を封じ込めてくれます。ただしこのエンチャントが破壊されるとエンチャントされているクリーチャーは元に元に戻るのでその点には留意しましょう。


木化/Lignify (1)(緑)

エンチャントされているクリーチャーは全ての能力を失い、バワータフネスが0/4のツリーフォークになるオーラ。主な使い方等は前述のダークスティールの突然変異を参照して下さい。


ケンリスの変身/Kenrith's Transformation (1)(緑)

戦場に出た時に1ドローとエンチャントされているクリーチャーは全ての能力失い、3/3の大鹿になります。主な使い方等は前述のダークスティールの突然変異をご参考下さい。


ドライアドの歌/Song of the Dryads (2)(緑)

エンチャントされているパーマネントは全ての能力を失い、無色の森となります。先に紹介したものと異なりアーティファクトやエンチャント、土地、プレインズウォーカーにもエンチャント出来るので非常に使い勝手が良いです。基本的な使い方は先に紹介したダークスティールの突然変異と同じ使い方です。


時空からの退去/Out of Time (1)(白)(白)

戦場のクリーチャーをこのカードが戦場を離れるまで全てフェイズ·アウトさせ、フェイズ·アウトさせたクリーチャー数の時間カウンターを置く。フェイズ·アウトはいないものとして扱う効果です。戦場を離れたり、追放領域に行ったり墓地へ行く訳では無いので戦場を離れた際の効果の誘発や統率者を統率者領域に戻すことを防ぎつつ対応出来る中々に面白いカードです。自分のクリーチャーもフェイズアウトしてしまうのでそこは注意しましょう。消失というデメリット能力を持っているます。自ターンのアップキープの開始時にカウンターを1つ取り除き、このカードの上からカウンターが無くなるとこのエンチャントは生け贄に捧げられます。このエンチャントが戦場を離れない限りクリーチャーは戻って来ないので何らかの方法でこのカード自身をクリーチャー化しつつ戦場に出すと戦場のクリーチャーを意図的にフェイズ·インさせない限り永久にフェイズ·アウトさせ続ける事が出来ます。


パララクスの波/Parallax Wave (2)(白)(白)

消散カウンターを5つ乗せた状態で戦場に出てきて、カウンターを1つ取り除くとクリーチャー1体をこのエンチャントが戦場を離れるまで追放する効果を持ったエンチャントです。対戦相手の統率者やクリーチャーを一時的に対処したり、逆に自分のクリーチャーを除去から守ったり色々な使い方が出来ます。こちらは消散というデメリット能力を持っており、アップキープの開始時にカウンターを1つ取り除き、カウンターを取り除けない場合生け贄に捧げられます。前述の時空からの退去との挙動に注意しましょう。時空からの退去はカウンターが無くなればただちに生け贄に捧げられますがパララクスの波はカウンターが無くなっても次の自分のアップキープまでは戦場に残ります。


払拭の光/Banishing Light (2)(白)

対戦相手1人がコントロールする土地以外のパーマネントをこのカードが戦場を離れるまで追放する効果を持ったエンチャントです。基本的な使い方は前述のカード達をご参考下さい。


命運の掌握/Grasp of Fate (1)(白)(白)

払拭の光の効果を対戦相手全員に効果を及ぼす亜種。多人数戦であるEDHでは上位互換ともに言える働きをします。対戦相手1人につき1つ、コントロールする土地以外のパーマネントをこのカードが戦場を離れるまで追放する効果を持ったエンチャントです。基本的な使い方は先述のカード達をご参考下さい。


安らかなる眠り/Rest in Peace (1)(白)

戦場に出た時に全ての墓地を追放し、このカードが戦場にあるかぎり墓地に置かれるカードは全て追放される様になるエンチャントです。先に紹介した墓地回収系カードや補充とはかなりのディスシナジーですが対戦相手が墓地利用するデッキの場合には強力な対策カードになります。また、コンボの項で紹介しますが狂気の祭壇と一緒に使うと対戦相手にライブラリー修復の余地を与えずにライブラリーアウトさせる事が出来ます。


偉大なるオーラ術/Greater Auramancy (1)(白)

自分がコントロールするこのカード以外のエンチャントとエンチャントオーラがついているクリーチャーに被覆を付与するエンチャント。エンチャントされる事で被覆が付与されるのはクリーチャーのみです。これがあると単体除去では対処されなくなるなりますが自分の呪文の対象にも出来なくなることは留意しましょう。また、クリーチャーエンチャントとも若干のディスシナジーを形成する場合もありますが基本的にはメリットの塊の様なカードです。


真の木立ち/Sterling Grove (緑)(白)

自分がコントロールするこのカード以外のエンチャントに被覆を付与するエンチャント。1マナ払って生贄に捧げることでエンチャントカードをライブラリーから探して公開し、自分のライブラリーの一番上に置くことが出来るサーチ効果も持っている素晴らしいエンチャント。クリーチャーエンチャントとは若干のディスシナジーを形成する場合もありますが基本的にはメリットの塊の様なカードです。


特権階級/Privileged Position (2)(緑/白)(緑/白)(緑/白)

自分がコントロールしているこのカード以外のパーマネントに呪禁を付与するエンチャント。呪禁であることが特に強く、対戦相手のがコントロールするパーマネントを対象とする呪文をシャットアウト出来ます。


霊体の正義/Karmic Justice (2)(白)

対戦相手のコントロールする呪文や能力によってクリーチャー以外のパーマネントが破壊されるたび、その対戦相手のコントロールするパーマネントを破壊することが出来るエンチャント。対戦相手にプレッシャーをかける事が出来、このカード自身が破壊された場合も効果が誘発する優れもの。


亡霊の牢獄/Ghostly Prison (2)(白)

自分を攻撃してくるクリーチャーにマナコストを要求するエンチャント。1体につき2マナを払えない場合は攻撃出来なくなります。クリーチャーを展開して攻撃してくるデッキの攻撃を抑制してくれます。


盲従/Blind Obedience (1)(白)

対戦相手がプレイするクリーチャーとアーティファクトにタップ状態で戦場に出る事を強制するエンチャント。対戦相手の展開抑制等テンポロス一役買ってくれるカードです。強請という能力を持っており、呪文を唱える度追加で白マナか黒マナを払う事で対戦相手全員のライフを1点失わせ、自分は失わせたライフ分回復出来る効果を持っています。何らかの方法で無限マナと無限回呪文を唱える事が出来れば対戦相手全員のライフを一気に0にすることも出来ます。


沈黙のオーラ/Aura of Silence (1)(白)(白)

対戦相手が唱えるアーティファクト呪文とエンチャント呪文のコストを2マナ重たくするエンチャント。特にEDHでは低コストのマナアーティファクトが多いのでこれらを多用するデッキにはかなり劇的な刺さり方をします。またこのカードを生け贄に捧げることでアーティファクトかエンチャント1つを破壊する事も出来るので序盤から終盤までほぼ腐ること無く使える良カードです。


孤独の都/City of Solitude (2)(緑)

このカードが戦場にあるかぎり全てのプレイヤーは自分のターンにしか呪文を唱えたり能力を起動出来なくなるエンチャントです。戦場にあるかぎり対戦相手に自分の行動を妨害される事はほぼ無くなるので自分がコンボを決める際にはマストカウンターとなりうるカードです。先に紹介した堂々たる撤廃者とは違い自分にも影響があるものの、あこちらはありとあらゆる能力の起動も封じ込めるのでより効果範囲が大きいです。サイクリング能力等の戦場以外で起動する能力も封じ込めるのは堂々たる撤廃者には無い強みです。


オーラの破片/Aura Shards (1)(白)(緑)

クリーチャー1体が自分の戦場に出る度にエンチャントかアーティファクトを破壊する事が出来るエンチャント。厄介な置物全般に対する有効な解答になりうるカードです。このデッキはコンボによって無限にクリーチャートークンを生み出す事が出来ますので無限トークンコンボ成立時にこのカードがあると対戦相手の盤面のアーティファクトとエンチャントを全て破壊する事も出来ます。また破壊する効果は任意ですので破壊しない事を選択出来る点も優秀な点です。


息詰まる徴税/Smothering Tithe (3)(白)

対戦相手がドローする度に2マナ払わないと宝物トークンを生み出すエンチャントです。EDHは多人数戦かつドロー能力やドロー呪文が飛び交う傾向があるので特に序盤にこのエンチャントが場にあると自分のマナブーストもしくは対戦相手のテンポロスどちらかの面に寄与します。


④土地加速、マナ加速等

聖域の織り手/Sanctum Weaver (1)(緑)

タップ能力で自分がコントロールしているエンチャントの数だけ好きな色マナを生み出すクリーチャー。このカード自身もエンチャントでもあるので最低1マナは生み出すことが出来ます。何らかの方法でアンタップすることが出来れば無限マナを生み出す事も出来ます。


踏査/Exploration (緑)

毎ターン土地を追加で1枚プレイ出来るようになるエンチャント。シンプルな効果ながら序盤に置くことが出来れば土地の枚数でアドバンテージが取れるカードです。


イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove (2)(緑)

毎ターン土地を追加で1枚プレイ出来るようになる効果と自分がコントロールしている土地はその土地固有のタイプに加えて全ての基本土地タイプを得る効果を持ったクリーチャー。土地加速や色マナの安定にもかなり貢献してくれます。このカードはエンチャントでもあるので各種エンチャントレスのドロー効果や先述のエンチャント保護の恩恵も受けることが出来ます。


クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix (1)(緑)(緑)

ライブラリーの一番上を公開してプレイする能力、ライブラリーの一番上のカードが土地だった場合はそのカードをプレイしても良い能力、土地が自分のコントロール下で戦場に出る度に1点のライフを得る能力と3つの能力を持ったクリーチャー。ライブラリーの一番上の土地をプレイ出来る効果は擬似的なドロー効果と考える事が出来ます。ライブラリーの一番上を公開する能力とライフを得る能力は強制なので注意しましょう。このカードはエンチャントでもあるので各種エンチャントレスのドロー効果や先述のエンチャント保護の恩恵も受けることが出来ます。


ニクス咲きの古きもの/Nyxbloom Ancient (4)(緑)(緑)(緑)

自分がマナを生み出す目的でパーマネントをタップするとマナを3倍にして生み出す能力を持ったクリーチャー。後半に莫大なマナを生み出して様々なコンボに使ったり、中盤の展開を助けてくれたり戦場にいる限りかなりの恩恵を受けれるカードです。このカードはエンチャントでもあるので各種エンチャントレスのドロー効果や先述のエンチャント保護の恩恵も受けることが出来ます。また補充で戦場に戻って来ることも見逃せないポイントです。


太陽の指輪/Sol Ring (1)

1マナで出せて無色2マナ生み出せるEDHにおけるたしなみとも言われるアーティファクト。構築済みセットに必ず入っているので手に入りやすいですが強力なカードです。ちなみにレガシーでは禁止、ヴィンテージでは制限カードです。


繁茂/Wild Growth (緑)

エンチャントされている土地がマナを生み出す度、追加で緑1マナを生み出すオーラカード。序盤はマナ加速、後半に引いてもエンチャントレスがいればドロー出来るので終盤まで腐ること無く使える良いカードです。以降紹介する亜種も含めてデッキの安定に貢献してくれます。


楽園の拡散/Utopia Sprawl (緑)

繁茂の亜種。森にしかエンチャント出来ませんがエンチャントされている森がマナを生み出す目的でタップされる度、戦場に出た際に選んだ色を追加で生み出してくれます。色マナの安定に貢献してくれます。


肥沃な大地/Fertile Ground (1)(緑)

エンチャントされている土地が追加で好きな色マナ1点を生み出せる様になるオーラです。色マナの安定に貢献してくれます。


狼柳の安息所/Wolfwillow Haven (1)(緑)

繁茂の亜種。追加で緑1マナを生み出す能力と生け贄に捧げることで2/2の狼トークンを生み出すことが出来ます。


はびこり/Overgrowth (2)(緑)

2倍繁茂。エンチャントされている土地が追加で緑2マナ生み出せる様になるオーラです。


市場の祝祭/Market Festival (3)(緑)

2倍肥沃な大地。マナを生み出す目的でエンチャントされている土地をタップする度、好きな色マナ2点追加で生み出すオーラです。


⑤その他テンポアドバンテージ&コンボ等用カード


オーラトグ/Auratog (1)(白)

エンチャントを1つ生け贄に捧げる毎にターン終了時まで+2/+2修正受けるクリーチャーです。後述する怨恨と共にオーランカーコンボのパーツです。


怨恨/Rancor (緑)

最強のオーラ。マナコスト間違えて生まれてしまったカード。エンチャントされているクリーチャーパワータフネスに+2/0の修正を与え、トランプルを付与。更にこのカードが戦場から墓地に置かれる度に手札に戻るエターナルエンチャント効果によって継続的に強化して行く事も出来ます。オーラトグと共にオーランカーコンボにも使えます。


巻物棚/Scroll Rack (2)

1マナ払ってタップすることで手札のカードから任意の枚数を裏向きに追放し、追放したカードの枚数分ライブラリーの上からカードを手札に加え、その後裏向きに追放したカードを任意の順番でライブラリーの上に置く起動型能力を持つアーティファクト。手札を入れ換える事が出来るので不要なカードをライブラリーに戻すことが出来ます。このままではまた戻したカードを引いてしまいますが何らかの方法(フェッチランド等)でシャッフルすれば戻したカードを引く確率を減らすことが出来ます。


森の知恵/Sylvan Library (1)(緑)

ドローステップのドロー時に3枚カードを引く事が出来る代わりにその際に引いた2枚をライブラリーの上に戻さないと行けなくなるエンチャント。ただし1枚つき4点のライフを支払うとそのまま手札に加える事が出来ます。EDHは初期ライフが40点あるので追加のドローによるライフの支払いが通常のルールよりも相対的に少し軽いので比較的利用されます。また追加ドローせずに戻したカードが良くなかった場合はフェッチランド等のシャッフル手段を用いることでより有効なカードを引きやすくなります。


狂気の祭壇/Altar of Dementia (2)

エンドカードその2。プレイヤー1人を対象とし、クリーチャーを1体生け贄に捧げることでその生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい枚数ライブラリーを墓地に置く能力を持つアーティファクトです。後述する無限トークンコンボ成立後、そのトークンを生け贄に捧げることで対戦相手のライブラリーを全て削りきる為に使ったり、自分に使って補充の為の墓地を肥やしたりも出来ます。安らかなる眠りがあれば対戦相手がライブラリーを修復出来るカードをライブラリーに入れていてもライブラリーを削りきる事が出来ます。


雲石の工芸品/Cloudstone Curio (3)

アーティファクト以外のパーマネントをプレイした際にプレイしたパーマネントと共通の種類のパーマネントを手札に戻すことが出来るアーティファクトです。様々なコンボのお供の使用出来るカードです。詳しくはコンボ解説で。


光の篭手/Gauntlets of Light (2)(白)

エンチャントされているクリーチャーはパワータフネスが+0/+2され、戦闘ダメージを与える際にタフネスを参照する能力と、白1マナと不特定2マナでエンチャントされているクリーチャーをアンタップ出来るオーラです。白を含む4マナ以上生み出せるクリーチャー(例:戦場に4つ以上エンチャントがある状態の聖域の織り手)にエンチャントすればお手軽無限マナ。


威圧の杖/Staff of Domination (3)

マナを払ってタップすることで様々な能力が使えます。1マナ払うとこの杖をアンタップ、2マナ払ってタップするとライフ1点を得る、3マナ払ってタップすると対象のクリーチャー1体をタップ、4マナ払ってタップすると対象のクリーチャー1体をアンタップ、5マナ払ってタップすると1ドローと何かと便利な杖です。対戦相手のターンに厄介なアタッカーをタップしたり、森の知恵のドローで減ったライフを回復したり、アンタップ能力でブロッカーを起こしたり、教示者等でライブラリートップにサーチしたカードをドローしたり本当に便利です。なお、タップで6マナ以上生み出せるクリーチャーがいれば無限マナ。他にも無限ドロー、無限ライフ、クリーチャー無限タップ、クリーチャー無限アンタップとマナさえあれば能力を何度も使えます。


大地の知識/Earthcraft (1)(緑)

クリーチャー1体をタップすることで基本土地1枚をアンタップ出来るエンチャントです。後述のリスの巣によって生み出したトークンでリスの巣がエンチャントされている基本土地をアンタップすればお手軽無限リストークンコンボになります。また、繁茂等の土地が生み出すマナを増やすカードとの相性も抜群です。戦場にいるアンタップ状態のクリーチャー全てが擬似的なマナクリーチャーに変わります。


リスの巣/Squirrel Nest (1)(緑)(緑)

エンチャントされている土地にタップすることでリストークン1体を生み出す能力を付与するオーラです。大地の知識があればお手軽無限リストークン。詳しくはコンボ解説の項で。


恩寵の宮廷/Court of Grace (2)(白)(白)

このカードが戦場に出た時に自分が統治者になる能力と自分のアップキープ開始時にトークンを生み出す能力を持ったエンチャント。自分が統治者の場合は白の4/4飛行天使トークン、統治者でない場合は白の1/1飛行スピリットトークンが戦場に出てきます。


空位の玉座の印章/Sigil of the Empty Throne (3)(白)(白)

自分がエンチャント呪文を唱える度に白の4/4飛行天使トークンを生み出すエンチャント。手札に戻る効果を持つ軽量エンチャントがあればマナがある限り天使トークンが出てくるのでかなりの制圧力が出ます。例としてはオーランカー成立時にこのカードをコントロールしていると緑マナの続く限りトークンが生み出せます。

⑥土地編

本デッキに採用している土地の紹介です。

セラの聖域/Serra's Sanctum

ウルザズサーガの伝説の土地サイクルで3番目に強い?土地。自分がコントロールしているエンチャントの数だけ白マナが出てきます。本デッキではその力を遺憾なく発揮してくれます。

Savannah

デュアルランド。平地と森の土地タイプをもっているのでフェッチランドで探してこれます。


寺院の庭/Temple Garden

ショックランド。2点ライフを支払うとアンタップイン。デュアルランドの下位互換ですがフェッチランドで探してこれます。


新緑の地下墓地/Verdant Catacombs

樹木茂る山麓/Wooded Foothills

霧深い雨林/Misty Rainforest

吹きさらしの荒野/Windswept Heath

湿地の干潟/Marsh Flats

溢れかえる岸辺/Flooded Strand

乾燥台地/Arid Mesa

虹色の眺望/Prismatic Vista

まとめて紹介フェッチランド。タップしてライフ1点払い生け贄にすることで対応する土地タイプをもっている土地カードを戦場に出せます。


豪勢な大通り/Bountiful Promenade

対戦相手が2人以上いるとアンタップ状態で戦場に出てきます。白マナか緑マナが生み出せます。

樹木茂る砦/Wooded Bastion

白マナか緑マナを払ってタップすることで白白、白緑、緑緑のいずれかの組み合わせのマナを生み出せます、


陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove

自分が平地か森をコントロールしていないとタップ状態で戦場に出てきます。白マナか緑マナを生み出せます。


低木林地/Brushland

タップすると無色1マナ、1点ライフを支払ってタップすると白マナか緑マナが1点出てきます。


地平線の梢/Horizon Canopy

1点ライフを支払ってタップすると白マナか緑マナが1点出てきます。また不特定2マナ払って生け贄に捧げることでライブラリーから1枚ドロー出来ます。


マナの合流点/Mana Confluence

真鍮の都/City of Brass

まとめて紹介5色土地。いずれも好きな色マナが出せる代わりに1点ライフを支払わないといけないです。厳密にはこの2枚の挙動はそれぞれ異なりますので注意しましょう。


反射池/Reflecting Pool

自分がコントロールしている土地が生み出せる色マナを生み出す土地です。他の土地がナイトこれ単体ではマナが出ない点には注意しましょう。


統率の塔/Command Tower

EDH専用土地。統率者の固有色のいずれかのマナ1点を生み出せます。


ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod's Generosity

タップすることで無色マナを、白1マナと不特定1マナを支払ってタップすることで墓地にあるエンチャントカードをライブラリーの上に戻す能力を持っています。


成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth

戦場にある全ての土地は追加で森の土地タイプを得る伝説の土地。要は戦場の土地は全て緑マナを出せる様になる能力です。


ドライアドの東屋/Dryad Arbor

クリーチャーであり、森でもあるカード。緑の太陽の頂点でサーチしてこれます。出したターンは召喚酔いしているのでマナを出せません。注意しましょう。


古えの墳墓/Ancient Tomb

2点ライフを支払ってタップすると無色マナを2点生み出す土地です。マナ加速に使えます。


平地/Plains×3

森/Forest×5

基本土地。特に語ることはありません。


⑦コンボ、シナジー紹介

本項ではデッキに採用されている主なコンボまたはシナジーをご紹介したいと思います。筆者も気付いていない部分があったら教えて頂けると筆者が泣いて喜びます。

①大地の知識+リスの巣による無限トークン。

手順1 戦場に大地の知識とリスの巣がエンチャントされた基本土地を用意する。

手順2 リスの巣をエンチャントしている基本土地をタップしてリストークンを生み出す。

手順3 今度は生み出したリストークンをタップしてリスの巣がエンチャントされている基本土地をアンタップする→手順2に戻る。

ある程度クリーチャーが用意出来たら狂気の祭壇でトークンを生贄に捧げて対戦相手を倒しましょう。


②オーラトグ+怨恨による緑マナの数だけオーラトグを強化+α

手順1 オーラトグと怨恨を戦場に用意する(怨恨はどのクリーチャーにエンチャントしても良い)

手順2 オーラトグの能力で怨恨を生贄に捧げる→怨恨が墓地に落ちると怨恨の能力で手札に帰ってくる→再び怨恨をエンチャントしてオーラトグの能力を起動。以下マナが続く限りループ出来ます。

この手順2の際にエンチャントレスがいればドロー効果が、空位の玉座の印章があれば天使トークンの生成能力がそれぞれ怨恨を唱えた回数誘発します。なお先述の無限リストークンコンボと異なりこの方法で生み出された天使トークンはアンタップ状態なので破滅の終焉をX=10以上で唱えて解決されれば速攻を付与出来るのでトークンが出たターンに攻撃することも可能です。


③聖域の織り手+光の篭手+他のエンチャント2つ以上で無限マナ

手順① 戦場にいる聖域の織り手に光の篭手をエンチャントする。

手順② 他にエンチャントを2つ以上コントロールしている状態で白マナを出す。

手順③ 生み出した白マナで光の篭手のアンタップ能力を起動する。以下手順②と③を繰り返せば無限に白マナを生成出来ます。また、白マナが溜まったら他の色マナに切り替えることで任意の色マナを無限に生み出すことが出来ます。生み出した無限マナは威圧の杖でドローやライフに変換したりオーランカーのマナに充てたり破滅の終焉のXマナを払うことに使ったり、手札のカードを展開する用途に使ったり色々と出来ます。


雲石の工芸品によるループコンボ

手順① 雲石の工芸品を戦場にセットする。

手順② 雲石の工芸品+アーティファクト以外のパーマネントAが戦場にある。

手順③ 雲石の工芸品とパーマネントAが戦場にある状態で同一の種類のパーマネントBをプレイする→雲石の工芸品の能力でパーマネントAが手札に戻る。

手順④ 上記手順を今度はパーマネントAをプレイして行う。以下マナが続く限り繰り返し。

例)永遠の証人+永久の証人+雲石の工芸品

3枚でマナが続く限り墓地のカードを回収出来ます。



⑧ざっくりとした動かし方

序盤は2~3ターン目にサイシスを着地させる事を意識しつつじっくり構えます。もし初手に踏査があれば1ターン目に唱えて土地を伸ばしましょう。繁茂や楽園の拡散は1ターン目に唱えても良いですが状況にあわせて判断しましょう。

サイシスが戦場に出てからは少しづつエンチャントを展開しドローとライフ回復を行って自分が動きやすい状況を構築していきます。森の知恵があれば出して積極的にドローしても良いと思います。他のエンチャントレスを召喚しておくとドローが増えるので出せるタイミングがあれば出しておきましょう。

ある程度展開したらそれらのカードを駆使してコンボ編で紹介したコンボ等で盤面をより有利にしたり勝負を決めに行きましょう。

このデッキはとにかく展開していくことが大切です。また、個々のカードの能力の誘発や処理について難しい点もあるとは思いますが焦らず順番に解決していきましょう。じっくり使い込んで行けば本当に面白いデッキです。是非組んで遊んで頂きたいと思います。


⑨終わりに

さて如何だったでしょうか?この記事を読んで下さった方の何かの手助けになればこれ程嬉しい事はありません。次回は低予算型エンチャントレスデッキについて記事を書きたく思っております。

最後になりますが謝辞を

いつも私と遊んで下さる方々。

Twitterのフォロワーの皆様。

ツイキャスでダベってる時にアドバイスを下さった方。

調整に知恵を貸して下さった方。

そしてまだ出会わぬプレイヤーの方々。

いつもありがとうございますm(_ _)m

皆様のお陰で本記事は出来ております。

これからも良きMTGライフを


2021/07/31 hina0721





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