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星降る夜に出掛けよう 10/10 感想文 vol.1

10/10 17:00の回
感想文 vol.1

本日、観劇してまいりました。
ファンクラブでは外れてしまったので、
一般でチケットを購入して、二階席。
でも観劇できるだけでも嬉しい。

仕事を切り上げて、
職場のみんなにも嬉しそうと
言われながら、
向かったのは通い慣れた松竹座。
学生の頃から大変お世話になって
おります。

席は分かっているものの、早くに
着きたいのが人の性。
1時間ほど前に劇場前に着くと
まだ開場前だったようで、
たくさんのわくわく顔。
みんなきっと楽しみで仕方なくて、
私も同じような顔をしているんだろうなと
思いながら、通行の邪魔にならないように
少し別の場所で時間を過ごしてから、
15分くらい前に劇場へ。
アクスタやチケットと一緒に
撮っている方々の邪魔にならないように、
隙間を縫って入口へ。

劇場の中に入るとエスカレーターで、
劇場2階(1階が入口、2階がロビーで
実質3階が1階)へ。
舞台向かって右手側の6列目とあって、
前が通路の見やすい席。

開演を待ちながら、
緞帳や提灯など劇場内を少しぱしゃり。
1人なので自撮りはしませんでした。
恥ずかしいし!!!

落ち着いた顔をしながら
わくわく、そわそわ。
ひたすら、わくわく、そわそわ。
ブザーが鳴って開幕すると、
あっという間の1時間半でした。
印象は
ストーリーを俯瞰的に見る部分と
歌を楽しむ部分と
舞台やダンスの美しさに見惚れる部分との
1/3ずつのバランスの良さ。

舞台を見慣れていない私からすると、
おぉ!?ってなる流れもあったりしましたが
それすら楽しく思えました。

ベースに星の王子さまがあると
聞いていたので、
抽象的なストーリーと
哲学的な受け取り手に任せる部分とがあるのかなと。

前半パートは高木さん×髙地さん、
中間パートは高木さん×中山さん、
後半パートは中山さん×高地さん。

前半と後半で陰陽を
体現しているようにも見えた
髙地さんの雰囲気作りが
とても印象に残りました。

たぶん、最近の自分が
「優しくなりたいなぁ……」って思いつつも、
本質的に角ばっているような気がしていたから
癒されたく思ったのかもしれません。

本でもそうですが、
何か表現されたものを受け取る時は
表現者の伝えたいこと×
受け取り手の状態や視点からが
大切だなと改めて感じました。

全体的な印象としては
高木さんの歌の伸びやかさと
大人の、
でも渋さまではいかない感じの
ちょうどいいところが
とても魅力的で今だからこその
舞台なのかなと。

中山さんは
表現がくっきりとしつつも、
しなやかさを内包するような強さが
経験値を表現に反映する能力の
高さのようなものを感じました。

そして
髙地さんの優しさと強さが共存する
独特の雰囲気は
影のある彼の持つ印象とは少し違う
人が潜在的に持つ闇と呼応するような
隠の空気、
逆に彼の笑顔の持つ素直さと
内から放たれる邪気のない明るさが
人を惹きつける、
けれど眩しすぎて直視ができないような
激しさはない、
ちょうど良い陽の要素が共存している
その彼なりのバランスの良さが
現れているようで。

三者三様に見ていて面白かったです。

個人的にストーリーから受けた印象は
人の生きる上での模索や孤独、
哲学的な問いに対しての向き合い方や
その先にある星のような煌めきと
多様な意見の共存する美しさとも
取れる難しいものを概念として
表すような、言葉を介さないで
固められていない哲学みたいで。
受け取り方次第で、
色々と考えることが出来そうな物語だなと
思いました。

反面、ストーリー的なものを
セリフと舞台装置から
味わうようなものとはまた違うので、
覚悟と体力と感受性が問われそうかなと。

個人的な解釈以上の表現には
踏み込めないくらい、
分かっていなかった部分が
ありそうでしたので、
これは次回観劇の際に
頑張るポイントとして
宿題にしようと思います。

好きだったところや
各人の素敵だと思ったところなどは
また別ポストにて書きたいと思います!

#星降る夜に出掛けよう
#髙地優吾
#中山優馬
#高木雄也

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