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そうだ。口腔外科に行こう。

2021年1月に決めた決意を胸に

決めたからには目指すは口腔外科だ。

実は年明けに稽留流産の手術を受けてから免疫力が弱っていたのか、私の口腔内の左下の親知らずが疼くような感じがしていた。

家から1番近い口腔外科をGoogle先生で調べ、電話する。

すんなりと当日予約が取れた為、足を向かわせた…。

『 前から左下の埋まっている親知らずが痛いんですけど、抜いてくれませんか?』

先生にストレートに要望を伝えたが、断られた。

『 うちは口腔外科だけど、水平埋伏歯や埋伏歯は抜歯していないんです。申し訳ないけど、大学病院に紹介状を書くから言って下さい。』

なんの為に私は休みを取ってまで来たんだ…無駄足じゃねえか。抜歯は口腔外科じゃないんかーい!色んな気持ちがついつい溢れそうになってしまったが、大人としてそういうの良くない。うん。

1つ私の中で不安な事があった。

大きな大学病院は現在コロナ患者が結構な数入院している。先日稽留流産の手術をし、免疫力がかなり弱っている私からするとかなり不安だ。          

 基礎疾患で喘息持ちなので、いくら大きな病院は安全でコロナ対策をしているのを分かっていてもかかれば死ぬかもしれない。

今は抜歯を断念しようかな…一瞬で色々と考えたが私はアラサー。                      

 Google先生も若い時に抜歯しなきゃいけないって書いていた!!
伝えなければ…。

『 先生。大学病院以外で抜歯をしているところは個人病院ではないでしょうか?』

『 ありますよ。私の大学の後輩で口腔外科に務めてて独立した腕のいいやつがいます。紹介しましょう。』

なぜそれを初めに言わないのか?親知らずの疼きからか最近の私は凶暴だ。(気が弱いので言わないけどw)

抜歯してくれる病院を見つけたので良しとしよう。 
紹介状を手に入れ、予約を完了したので後は時を待つとのみ。

2月抜歯する口腔外科に行く。

人気の口腔外科の為、実際に来院出来たのは数週間後でもう2月だった。

いよいよ抜歯なのか…。痛いのか。色々不安な気持ちを持ちつつやっと来た。

待合室で少し待ちすぐ名前を呼ばれた。

目の前に現れた先生は私が少し思っていた感じではなく、40代前半の若くて話しやすい人だった。(セクシーダンディズムおじさんみたいな?)

『 ○○先生(私を紹介した人)の僕は後輩で、趣味の中まで〜…姉も○○先生と仲良しで〜…』

自己紹介と○○先生との関係について話されたけど私は○○先生は前回1度行っただけだから知らない。しっかり聞いとかねば…今後の関係に響く。

『 親知らずなんだね〜。痛いんですか?』                  

『 左下の親知らずがー!以下同文』                       
※もう何度も書くの疲れたからすいません。

『 見せてください。』

ウィーンってなる椅子に乗せられて、気分はまさに初期の仮面ライダーだけどちょっと怖い。

『 これは左上の親知らずが伸びて、下の歯茎に当たっている事が原因かもしれない…。左下は当日には抜けないけど、左上の伸びている親知らずなら今から抜くけど抜きますか? 』

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そんな訳ない。左下が痛むのはもっと奥底から来ている。自分の事は自分が一番分かってるはず。

まあ、最終4本抜くってのが目標だったし…               

本命の左下の親知らずではないが…手ぶらで帰るよりはましだし1本抜いておこう。

『 是非お願いします。4本抜歯が希望なので、抜いてみたいです。』

YES!左上の抜歯!YES!口腔外科!


『 ホント?痛いよ?4本?左下の歯茎が痛いだけじゃなかったの?』

色々全部抜くのはハードだから抜歯は今回だけで定期的に検診して経過見ながら少しずつ抜歯など色々な提案を受けたが、Google先生で前知識を深めた耳年増な私は親知らず=悪。水平埋伏歯を移植に使う事はない。となりの奥歯の根っこをやられるかもしれない。これは百害あって一利なし。 4本抜歯と決めているのでやり遂げたい。よりよい妊娠の為に親知らずを抜歯するんだ。小顔になるんや。美人になるんや。

『 今年から妊活を予定している。元々痛かったのもあったんですけど全部抜きたいです。』

『分かりました。なるべく痛くないようにします。頑張ってやりましょう。今日は予行練習と思って1本抜きましょう 。』

『用意するので待ってて。』と言われて…

かなり怖いけど、オラワックワクすっぞ!と横になりながら待つ…



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