最近読んだ本について語る。

最近読んだ、君を愛した1人の僕へ、風の歌を聴け、冬季限定ボンボンショコラ事件について語ろうと思う。

君を愛した1人の僕へはあまり冴えた本ではなかったと思う。こういうのも悪いが、なんというか、微妙だった。すまん

風の歌を聴けは面白かった。特に冒頭の「完璧な文章などと言ったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」が好き。
いつか言いたいですね。あとは、村上春樹の文学の、その構成要素を簡素に抜き出して書かれているように感じる。密度が高くて好き。

冬季限定ボンボンショコラ事件は最高に面白かった。そして、私事だが、この本は高校生のときに読んでいたので、青春の終わりを感じた。とっても素敵な本。

と簡潔にこんな感じだ。もっと語りたいが、眠いし疲れているのでここまでにしよう。

僕は、過去を食らう化け物になっている。愛されていとか、そんなことを考えていた、灰色できれいな時期を、あの夏をもう一回。そんな歌を聞いたような気がする。まあ、今はいつかの過去なのだから、今を生きるべきだと思う。
僕はあの日々が好きだし、でも生活は美化する随想だから、いまは何かを作ろう。

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