大好きな彼 ~近況報告~

さて。
前回まではうめこに彼氏ができた成り行きを書いていたのですが
やはりどうしてもRのことが頭から離れない日々を過ごしていました。
Kくんとは毎日電話やLINEで連絡をしているのですが、そのたびに「うめちゃんに会いたい!」と熱烈アピールが。。。
Kくんから会いたいと言われるたびに、うめこはなぜかRに会いたくて仕方ありませんでした。
やっとのことでKくんとの時間を作れた日のこと、Kくんの家でイチャイチャタイムを楽しんでいたのですが、Kくんが突然「ねえ、誰のこと考えてるの?」とうめこの耳元で囁きました。
うめこ「え?なんで?」
Kくん「うめちゃん全然嬉しそうじゃない。。。」
うめこ「そんなことないよ?」
Kくん「例のカレ(R)とはちゃんとバイバイしてくれた?」
うめこ「あ。。。」
Kくん「だよね?・・・俺のこと嫌い?」
うめこ「嫌いじゃないよ。。。でも」
正直、Rのことが気になっているとは言えません。

「でも、なに?」

冷たい目でうめこのことを見つめるKくん。
「ごめん」謝るのが精一杯のうめこ。なぜか目から雨漏りが。。。
「えっ。。。ごめん、責めてるんじゃないよ」と慌ててうめこを抱き寄せてくれるKくん。「そうだよね。好きだったならすぐには忘れられないよね。急がせてごめん」と謝ってくれました。
こういう時でも優しくしてくれるKくんに甘え切ってしまいます。
そして思ったのです。

きちんとRと話をしなければ

Kくんから告白されて受け入れてから、Rとは連絡をほぼしていませんでした。時々仕事の愚痴が届くぐらいで、「そうなんだー」「たいへんだねー」としか返してなかったのです。
Rへ「会いたい」と連絡を入れてみると、「俺もー!」とすぐに返事が来て会うことになりました。
仕事帰り、Rの家の近くで待ち合わせの場所に行くと、一度家に帰ったらしく、珍しく私服姿のRがいました。
「久しぶりだよねー」といつもと変わらない明るさのR。
「・・・・・」なぜか声が出ないうめこ。
「ちょ、具合でも悪い?大丈夫?」とうめこの心配をしてくれるR。「ねえ、Rと二人っきりになりたい・・・」ようやく出てきた言葉でした。
「いつものとこでいい?」とRの提案でホテルに行くことになりました。

お部屋に入り、二人っきりになると「最近連絡こないからどうしたかと思ったー」とR。「寒いからお風呂入ろっか?」と言い残してスタスタとお風呂場へいってしまいました。
しばらくすると「うめこー、お湯溜まったから早く来なよー。」と浴室から呼ぶRの声が聞こえました。
服を着たまま浴室に行くと、「なんで服着てんの?」と不思議そうなR。「脱がせてほしいの?」と続けざまに言ったかと思うと、うめこの服を脱がし始めます。
Rに服を脱がされ手を引かれて浴槽に。。。とたんにRがキスをしてきました。
「甘えんぼになったね笑」とR。
「だってぇ」と声を出すのが精一杯。
さて、何から話そうかと思っていると、うめこの乳首に吸い付いてくるR。
そしてうめこの大事なトコロをいじり始めました。
「もう濡れ濡れじゃん」とイタズラっこのように笑うR、うめこを引き寄せてお風呂の中で対面座位で挿入してきました。
抱きしめてくれるR、耳元からRの熱い吐息とともに「好きだよ」聞こえた瞬間、ハッキリわかったのです。

やっぱりRが好き

Rに抱かれているととてつもない幸福感と、ちょっと甘酸っぱい気持ちとでめちゃくちゃ感じてしまいます。
同時にKくんのことを受け入れてしまって、Rへの罪悪感が半端ありませんでした。
お風呂で果ててしまったR、私も何度も絶頂に達しました。
Rとお風呂でしたことなんかなかったのでなんだかお互いに恥ずかしくて。
「先上がるねー」とRは先にベッドルームへ行ってしまいました。
ぼーっとしながらお風呂に入り直し、Rの待っている方へ行くとベッドに転がってTVを見ながら笑っている普段通りのRがいました。
Rの側に行くのがはばかられて、ソファで過ごすうめこ。
「なんでそっちいるん?」と不思議そうなR、自分の横をポスポス叩きながらうめこを呼び寄せます。
ようやくRの横に行ったのですが、ますます罪悪感がこみ上げます。Rの顔もまともに見れませんでした。
いつもと変わらないRの側にいるふがいない自分。どうしたらいいかわからず、涙があふれてしまいました。
その姿を見て驚いたような表情のRでしたが、何も言わず手をつないでくれてそっと抱き寄せてくれました。
Rの胸元に顔をうずめると、ぽふぽふと頭をなでてくれます。
「どこも行ったりしないから。大丈夫だから」と言い出すR、きっと私が寂しくて泣いていると思ってる様子。Rの優しさに何も言えず、ますます涙ががあふれてしまいました。
Kくんには悪いけど、うめこの気持ちはすでにRにしかありません。
それよりもRに申し訳なさ過ぎて

Kくんのことは墓場までもっていこう

そう決めたうめこだったのでした。
久々のRとふたりっきりの時間を過ごし、うめこの気持ちもハッキリしました。仕事帰りだったのでRとの時間は短かったけど、だいぶ充実した時間だったと思います。

R大好き!

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