味方の復興が多すぎて暇を持て余した政治家が読むnote

こんばんは、ひもきゅうです。
前回のnoteはそこそこの反響があって嬉しかったので、続編としてより発展的に政治家について書いてみました。

今回のテーマは、
味方に復興ALLマンが多くて治安維持を気にする場面があまり無い!暇!
そんな時はどんな動きをすればいいのか?
というものです。

青鸞さん著・
政治家の世界です
も合わせて読むとより良いと思います。
私の考えもこれをはじめとするいろんな政治家マニュアルの影響を大きく受けています。

それでは早速具体的に挙げていきましょう…と言いたいところですが、
1点だけ念のために書いておきます。

以下の行動は全て「治安維持が適切に行われている」という大前提があってはじめて取れる行動です。
くれぐれも間違えないでくださいね。

・空復興(オフ向け”超”安定択)

治安維持は間に合ってる。
それを分かったうえでなお行う復興ALLは実は最強の安定択です。
たとえて言うなら、服を買う時にとりあえずユニクロに行くようなものです。
絶対に大崩れはしないで平均点以上が取れますし、なんならオシャレ上級者もユニクロのアイテムを上手く取り入れている。
それぐらい優れた立ち位置にいらっしゃるのが空復興です。

お米の消費を惜しんだり
ワンチャン巡回化けを期待したりして、
「復興ALL」の代わりに「治安ALL」を入れたりしていませんか?
最序盤などやむを得ない状況を除き、「治安回復」コマンドはなるべく使わないようにしましょう。

復興ALLは「国」にとっても「個人」にとってもメリットだらけなのです。
ここは大事なポイントなので力を入れて解説します。

〜復興ALL・国のメリット〜

①治安維持が回る
前回のnoteを読んでいただいた方には説明不要ですね。

②他の政治家に余裕が生まれる
これが実はものすごく大きいんです。
例によってこのnoteは、アクティブ政治家としてバリバリ活躍したい!という人が読む可能性が高いのかな、と思っています。
が、そういう人もさすがに24時間オンすることはできません。
…できませんよね?
でも、それでいいんです。
自分が活躍できないときは、周りの人に活躍してもらう。
いや、活躍「させる」と言った方が正しいかもしれません。

私なんかは特に秘密三国志を個人ゲーというよりはチームスポーツとして捉えている部分が大きいので、
「チームメンバーを活躍させることができる」というスキルを非常に重要視しています。
政治家が肌に合う人も実はこういった感性をお持ちなんじゃないかなーと思っています。

話を復興の有用性に戻します。
あなたが復興ALLを入れることで、他の政治家さんは治安維持から一旦離れて他の行動を行う余裕を得ることができます。
たまにあらゆる分野において縦横無尽、八面六臂の活躍を見せる政治家さんがいますが、それはお地蔵様のように復興ALLを入れている人がいるからこそなせる技なのです。
政治家の達人であればあるほど、治安のピンチを見逃すことはありません。治安のピンチが続けばどんな達人政治家も復興にかかりきりになってしまいます。
あなたが復興ALLを入れることによって、そういった状況を回避することができるのです。

次は国だけにとどまらない、個人にとってのメリットも見てみましょう。

〜復興ALL・個人のメリット〜

①政治力が伸びる
政治力というのは政治家を政治家たらしめる、政治家のアイデンティティそのものです。
これが伸びるのだから悪いことなどあるはずもありません。
毎ターン安定して政治2の経験点が入り、治安を1でも回復させられれば経験点が3になる「都市復興」コマンドは最強の政治力育成コマンドです。

具体的に政治力がどんなところに関係しているかというと、

・都市復興で回復する治安の数値
・警備や扇動といったコマンドの成功率
・米コロで取引できる米の量
・政治家用の強力な兵を雇うための条件
・↑の政治家用兵種の兵種アタック威力

というのが主なところです。
他にも細々としたものはあるのですが、ここで伝えたいのは政治力が高いほど「強い」政治家だと言える、ということです。
昔どこかの誰かが言っていましたが、まさに「政治こそパワー」です。

②貢献が伸びる
これも見逃すことのできない大きなメリットです。
空復興でも25保証、治安の上げ幅によっては50以上の貢献を一撃で稼ぐこともできるのが復興の強さです。

政治家にとっての貢献値の恩恵は、
・最大兵数が増える
ことのほかにも
・競売を活用しやすくなる
というのが見過ごせないポイントです。
戦闘や競売についてはまたのちに触れますが、いずれにせよ空復興を回すだけで活躍の場が増えるというイメージを持っておいてください。

・警備

警備というのは、実際に相手の謀略を阻止するだけでなく、
ただ入っているだけで相手を心理的に抑制できる効果もあります。

最序盤は気付いた人が警備を入れる、でいいでしょう。
人数が増えてきたら、都市滞在を見て自分が政治力の上位3〜5番手ぐらいに入っていれば警備を入れていいです。
コアタイムだけ警備2枚体制にするのもいいでしょう。

とにかく警備なしというのは不味いです。家に鍵をかけないようなものです。
なので緊急時には政治力が高くなくても警備を入れる選択肢を持ちましょう。
その際には「諜報官」職はどんどん要求しましょう。

首尾よく自国の政治力トップクラスの政治家に成長できたならば、
復興3〜4回に1回の割合で警備を混ぜるループを常に回しましょう。
決勝などでは後方打通の際、前線にわざわざ赴いて警備を入れると敵国の政治家を歯噛みさせることができます。
その際は「自都市を警備」を選択して周辺都市も対象にするのを忘れずに。

・戦闘(上級者向け) ※扇動を含む

大事なことなので繰り返しますが、戦闘は
「上級者向け」
です。

前回のnoteでも書きましたが、戦闘は本来武官の仕事です。
政治家は戦闘でガンガン活躍できるようにそもそも設計されていないのです。
もしそれが可能なら政治家以外のタイプの存在意義がなくなりますからね。

なので政治家で戦闘で活躍しようと思ったら、仕様に対する「十分な」理解が必要です。
大事なことなので強調しておきますが、
通常の戦闘だけでなく「扇動」も上級者向けのコマンドです。

戦闘についての基礎的知識が無い状態で、政治家でむやみやたらに戦闘を行ってしまうと
「無駄」を超えて「マイナス」を産んでしまう危険性すらあることには留意しましょう。
というのも、必敗の戦闘を何度も何度も繰り返すと、戦争相手がすくすくと育ってしまうからです。
味方のサポートどころか敵のサポートをしてしまう可能性がある、ということです。

出来ないことは出来ない、でいいのです。
あなたがライトしか守れないのに、わがままを言ってマウンドに登ろうとするならば、他のチームメンバーは眉をひそめることでしょう。
それを通すためには大谷翔平やイチロークラスの力が求められます。

でも、あなたが愚直にライトとしての仕事を全うするなら、あなたはチームにとってなくてはならない存在です。
基本的な後方守備や、壁が見えた時の出兵。
あるいは2340ラスターンに全員出兵指令が出た時の突撃。
ビギナーのうちはそれ「だけ」でいいのです。
さらに知識と経験を身につければ、たとえ負けたとしてもきちんと意義のある戦闘参加ができるようになります。

「じゃあどうすれば政治家で戦闘ができるようになるの?」
というのは下手をすればnote何本か使って解説するテーマになるので、具体的な上達方法やノウハウは今回はカットします。ゆるして

・偵察

戦闘ができなくても戦闘で役に立つ方法、それが偵察です。
復興が有り余っているのならばとりあえず偵察は安定択です。
自国の一斉時に復興の合間を縫って偵察を入れるだけで非常に役に立ちますし、
オフ政治家でも偵察ALLという手段があります。

ただし、自国の偵察官の割合には注意しましょう。
たとえば20人規模の国で偵察ALLが2人もいるというのは明らかに過剰です。
偵察ALL2人が許されるのは準決勝〜決勝でようやく、といったところでしょうか。
偵察は確かに有用コマンドなのですが、それ自体が具体的な得になるわけでないことには注意しましょう。
たとえば敵一斉被弾時には再徴兵や守備入れをしたり、相手の壁が出た時には自ら出兵する方が価値が高いことが多いです。
また、偵察先は戦況次第で変わるので、活発度10以下ぐらいの本当に忙しい政治家には不向きです。そういう人は素直に復興ALLでいきましょう。

また、当然ながら政治力と貢献値は復興ほど伸ばせないことも覚えておきましょう。

・米コロ(用法用量には気をつけよう)

政治家は1回の米コロで取引できる量が大きいので、
それを利用して資産を増やすことも政治家の醍醐味のひとつです。

ただし、「資産を増やす」ことが目的になってはいけません。
お金はあくまで手段ですからね。大事なのはどう使うかです。

・復興用の米確保
・配布
・国庫補充および競売
・戦闘

といったあたりが主な資産の活用方法です。
ただ、注意してほしいのは、「米売買」コマンドも偵察同様、ステ育成や貢献稼ぎの効率が良くないという点です。

なので、高政治力・高貢献の政治家を目指すのであれば
「米買いのみ」で十分です。
特に序盤は復興にかかるコストが重いので、相場が1以下であれば買うぐらいの基準でも大丈夫です。
徴兵があまり回らないシンデレラタイムにまとめて買うのもいいですね。

米売りを含む資産形成をする際も、なるべく若いうちはやらないで、転生直前にガッツリ回すのがおすすめです。これは武官政治家問わず基本の動きですね。

配布官を目指すにしても、最序盤は米の取引量も少ないですし
未開発かつ施設も揃っていない都市の米相場はかなりしょっぱいです。
こういった環境で行う米コロは、1コマンドの価値としては相当低くなってしまうというのが実情です。
中長期的に見れば、都市を開発して好相場が出る環境を整えつつ政治力も伸ばし、非戦タイミングで米本を買ってがっつり殖財する方が明らかに効率がいいです。

ただ、これらのことを理解したうえで
あえて最序盤から米コロを回し、国庫にせっせとピコハンや金装備を詰め、時にはオリ全さえも納品し、序盤の配布希望にも対応する。
そんな政治家道というのも確かに存在します。

政治家のいいところはとにかく復興さえ回せば一人前の活躍ができるところです。
なので偵察にしろ米コロにしろ、
育成面で多少損なムーブをしたとしても活躍の余地は大いに残されています。
ここは武官との大きな違いですね。

なのである程度割り切ってこういう動きをやってみるのも面白いですし、国に貢献もできると思います。
「政治家なんだから買うのは余裕」──そんな風に思っていたピコハン1本、米本1冊、オリ全ひと振りが実は全然軽くないことに気付けるいい機会でもあるでしょう。

・競売

競売で有用なアイテムを落札し、それを国庫納品することは武官が非常に喜ぶ動きです。
そんな競売に必要なものはお金と階級値の2つなのですが、
このうち稼ぐのが難しいのは階級値=貢献値の方です。
お金の方は正直政治家であればなんとでもなります。
貢献を稼ぐことの難しさゆえに、いわゆるガチーマーと呼ばれる人たちは1コマンドで得られる貢献の5や10という違いに血眼になり、あらゆる工夫を施しコツコツと貢献を稼いでいるのです。

したがって、競売をガンガン活用したい人は、まずは復興ALLを回すことをおすすめします。
階級値が10000を超えると、神シリーズや金首などの有用アイテムを落札できるチャンスが生まれてきます。
万翼や怒りの鍬などの最上位アイテムを落札するのに必要な階級値は25000〜です。
これらのラインを目指して復興をぶん回しましょう。

階級値が一定に達する頃には政治力もかなり仕上がっているので、
そこで一転して米コロをぶん回し、競売であばれるのも良し。
引き続き復興ALLを回しつつ、余剰金でたま〜に競売に参加するぐらいの付き合い方もおすすめです。

・巡回(オン向け)

最後にちょっとネタっぽいのが出てきましたが
侮るなかれ、特にこれは序盤において価値が高い行動となります。

巡回コマンドで得られるメリットとしては、

①都市の内政上限値拡張
②都市資源増加
③ステータス上昇
④義勇兵イベントによる兵数増加

が挙げられます。
このうち

①都市の内政上限値拡張
②都市資源増加

は、特に更新開始〜1回戦の時期において非常に価値が高いです。

たとえば治安を30回復させるのに、治安回復3と復興+巡回2だったら絶対に後者の方がいいです。
復興のコスト米5000が痛いようにも見えますが、
・復興による人口の大幅増加
・内政上限値拡張イベ
・都市資源増加イベ
・↑これらによるお給料の増加、および都市資源の向上
・↑さらにこれによる建設の促進→給料アップ
・個人の金米増加イベ

という諸々を踏まえると、長期的に見れば明らかに復興+巡回2が上回ります。

さすがに全都市の内政上限拡張が済み、建設のための資源も移送によって賄うことができるようになる中盤以降はこれらのメリットは消滅しますが、
③④のメリットは期を通して常に存在します。
特に

④義勇兵イベントによる兵数増加

は、すでに触れた「戦闘」をうまく行う上での必須事項です。
ただしさすがにオフ政治家がうまく復興に巡回を混ぜようとするのは虫のいい話なので、
ある程度オンできる人が、コアタイムを避けて1〜3コマ巡回を入れて1時間おきに状況確認するぐらいの使い方が望ましいでしょう。
さすがに4コマ巡回にしてしまうと都市滞在からは巡回ALLに見えてしまうので、多くても3コマにしておけば他の人に余計な心配をかけさせずに済みます。
巡回の代わりに内政コマンドや定数徴兵などで見栄えをよくする手もありますが、ここを深く掘り下げても仕方ないので各人の好みで。


・おわりに

他にも細々としたものはありますが、今回は主要なものをまとめました。
これで政治家マスターへの道もだいぶ見えてきましたね。
次回があるとすれば政治家の戦闘を取り上げる予定です(書くとは言ってない)