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清一色に強くなるために

夜に気分がのったので、久しぶりにnoteを開いてPCと向き合っている。
セブンで買ったスモークチーズを摘まみながら書いていきますので文章の構成など雑になってしまうかと思いますがよかったらお付き合いください。


受け入れ枚数と種類を理解する

タイトル画像の牌姿を見ると、⑤か⑦か⑧を切るといずれもカン3ソーのテンパイだと分かる。ちなみにこの一つ前の牌姿は下記↓

1つ前の牌姿

ここに④をツモってタイトル画像の牌姿になったわけだが、ここに至るまでにまず考えておかなければならないことがある。そう、何を引いたらテンパイになるか?ということだ。

有効牌

この場合、筒子6種類・索子1種類の計7種でテンパイする。これを予め考えておく習慣をつけることで激的に牌理に強くなる。ただ漠然と次のツモ番を待つのではなく、手牌変化を想像することで、この後のツモに対して即座に反応しテンパイを組んだり、外したり、或いは一色手に向かったり、と自身の対応能力が高まっている事が感じられるはずだ。

さて、話を戻そう。

今回打ち手は⑧を切ってテンパイにとったわけだが、もしもテンパイをとらずに進行した場合の事を深堀りして考えていきたいと思う。

一色に向かった時に考えておくべきこと

初心者にありがちな思考として、次に何をツモったら何待ちか?ということにばかり考えがいきがちだが、ここで一番重要なのは「何の牌をポンするか?又は鳴かないか」ということだ。例えばこの牌姿だと④と⑦は仕掛けることが出来る。試しに鳴いた場合の牌姿を検討してみよう。

④をポンした場合

④ポンした場合の牌姿

4メンチャンのテンパイを組むことが出来る。これは事前に考えて準備しておかないとポン材を切られても即座に反応が出来ない。

⑦をポンした場合

⑦ポンした場合の牌姿

こちらはなんと6メンチャンのテンパイだ。こういったポン材が出た時に瞬時に反応出来るかどうか?が実践においては重要になってくる。

これは余談の話だが、私は実際に卓について打っている最中にぶんさんから長考の末⑧が打たれたことにより⑦が切り辛くなりギリギリまで引っ張ったがあの時打4と索子を払われていたら先に⑦を放していただろう。つまり上記のテンパイが組めていたわけだ。ぶんさんのあの時の打⑧には既にテンパイ気配が現れていた・・・それが結果的には四暗刻に繋がったわけだが。

※気になる方はこちらの対局をご覧ください。


手牌の変化

続いて手牌の変化について考察してみよう。

一色に向かった場合の手牌
受け入れ枚数

ここでは筒子に寄せているので③④⑤⑦⑧⑨をツモってきた場合に絞って考察する。

ツモ③-A

ツモ④-B

ツモ⑤-C

ツモ⑦-D

ツモ⑧-E

ツモ⑨-F

説明の都合上、わかりやすいようにA~Fと付けさせてもらった。
この6パターンについてさらに深く見ていこう。

手牌の二次変化

テンパイしてすぐにアガリ牌が出てアガれればそれでいいのだが、実践ではアガリ牌以外の牌をツモってくることも当然あるわけで、その時何を切るのがベストか?ということも思考し続けなければならない。刻一刻と場の状況は変化するからだ。

A:②③⑤⑧⑨
B:⑤
C:③④
D:隣接する牌が全てアガリ牌である為、除外
E:③
F:③⑨

二次変化のパターン

上記のように元々6種類のパターンだったものが、二次変化によって11種類のパターンが生まれた。ここが清一色の真骨頂というか最も難しいところだと思う。

続けてこの11種類について考察していくこととする。長くなってしまったので読者の方はそろそろ読むのが面倒臭くなってきているかもしれないが、もう少しお付き合いいただきたい。ここからが清一色の核心だからだ。

11種類の清一色

Aの牌姿

ツモ②の変化
ツモ③の変化
ツモ⑤の変化
ツモ⑧の変化
ツモ⑨の変化


Bの牌姿

ツモ⑤の変化


Cの牌姿

ツモ③の変化※Aのツモ⑤の変化と同じ>実践ではこの牌姿に変化している!!
ツモ④の変化※Bのツモ⑤の変化と同じ


Eの牌姿

ツモ③の変化※Aのツモ⑧の変化と同じ


Fの牌姿

ツモ③の変化※Aのツモ⑨変化と同じ
ツモ⑨の変化


まとめ

実践ではぶんさんがツモ③と変化したところで何を切って何待ちにするか?ということになっていると想像できるが、その時既に⑧が2枚、⑨が3枚場に切られており、2人に共通安全牌が⑧なのも含めて考えると打⑥とせず打⑧として②④⑤⑦待ちにするんじゃないか?と思う。
※この場合、私のテンパイ打牌の⑦で放銃となる

また強気に打⑥とする場合は恐らく自分だったらリーチを宣言すると思う。
この場合も私の追いかけリーチの一発目のツモが②なのでメンタンピン清一色赤赤で三倍満の放銃となっている。

結局どうやってもこの局は私の放銃の局だったんだな・・・と。
四暗刻という最高の結果で決着がついた局でしたが、非常に勉強になった一局でした。おしまい(^^♪


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