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ひみつ基地DO-ZOを創るきっかけ

初めまして。
松井さえです。

ページを見に来てくれてありがとう!

まず初めに、きっかけのお話を書いていこうかな。
長くなるかと思いますので、お時間のある時にでも☺


わたしは子供が3人いて、
もぅかれこれ5年ほど子供たちが不登校をしています。

最初は色々と悩みましたが、
今は割とあっけらかんと不登校の面白い子供たちと
生活を共にしています。

去年の9月、私の住んでいる市が、
子供の居場所事業としてフリースペース(無料)をつくると聞いて、
1度見学に行きたいと連絡しました。

正直に言うと、

行政の行う居場所事業には期待をしていなかったのですが、
無料だし体験と面談をしてみると
子供たちが家で見せる顔と同じで、取り繕わずに楽しそうにしていました。

そして毎日の出欠の確認も要らない、子供が来たい時にこればいい、
何をするかも決まっていない、学校に戻すための機関じゃない、
持ってきちゃいけないものや、しちゃいけないことも
危ないこと以外は特になしで、ほんとに行政でこんなこと出来ちゃうの?
と思うくらい子供の不登校を受け入れて一緒に楽しんでくれる場が出来ていました。

あれよあれよと子供たちが通うようになり、
楽観的に不登校を楽しんでた私たちでも、親と子供の物質的な距離ができることでこんなに気持ちが楽になるんだなと驚きました。

そんな風に子供たちが通うようになって半年ほどが過ぎた今年の3月、
理事会の決定で、代表が変わるという連絡が届きます。

代表は、民間で30年以上フリースクールをやってきた方で
ただ単純に子供と一緒に楽しいことができるおじいちゃん。(笑)

神戸フリースクール代表でもある田辺センセです。

田辺センセは、
学校ではそんなことしてる場合かと言われるような
「そんなこと」を一緒に面白がれる人。

子供の行きたいやりたいを大事にできる人。

少年のまま、おじいちゃんになったような(笑)

そんな人です。

月に1度の親の会でお会いしたり、子供から話を聞いていて
この人が代表だからこのフリースペースは不登校の子供や親に必要な場所やことをきちんと提供できているんだなと思っていました。

その代表が変わる。

しかも他の理事たちにすごくセコイやり方で降ろされるような形で。
(経緯を説明するにはあまりも長いので割愛します)

他の保護者さんたちも同じような思いを持っていて、なんとか居てほしいと嘆願書を作ったり、話をしたりと健闘しましたが理事の方からは一方的な説明のみでそのまま代表を降りることになりました。

話し合いをしてもらえないことに
心底ガッカリしましたが、
運営は今まで通りにやっていくという言葉と、
現場のスタッフさんたちと保護者が通じていればなんとかなるかなと
泣く泣く飲み込むしかありませんでした。

ですが新年度が始まって4月、
スタッフさんが、理事のあんまりな対応にストライキ。
(最低限の運営ができるようにはしてくれていました)

何があったのかは守秘義務等で保護者たちには明かされてませんが
スタッフさんたちは子供のことを大切に思ってくれていただけに、よっぽどのことがあったんだと思います。

(一応問題は解決したとのことで今月に説明会があるようですが)

ここまで長々と書きましたが
要するにお偉いさんたちとの言葉や気持ちの通じなさに
ほとほとあきれ返って、その人たちの都合ですぐに変わってしまう仕組みに不安と残念な気持ちでいっぱいになったのです。

でも、ここで文句を言ってるだけでは、結局なにも変わらないなぁと
一度子供の居場所を民間で、しかも習い事価格で運営出来るかどうか
考えるだけ考えてみない?

とフリースペースの保護者同士の暖さんと話すようになり、
実際に立ち上げようと動いています。

(これも面白くて、たまたま保護者同士で再会した、
全然別で知り合った元々のお友達なのです!w)


子供が不登校になってから、いろんなことを考えさせられました。


学校にいかないといけないのは何故なのか。

本当に行かないといけないんだろうか。

そもそも学校の役割とは、親の役割とは。

子育てってなんなのか。

社会ってなんなのか。

不登校のなにがダメなのか。

本当にダメなことなんだろうか。


不登校の子供と親は、たくさんたくさん考えることだと思います。
いわゆる「普通」に学校にいって「みんな」と同じように出来てしまったら
多分スルーしてしまうような問題を、いっぱい感じて考えて、

「それが本当に正しいのか?」

疑問を持てている。


そしてそれに向き合っている。


当たり前なことに疑問を持って、考えて自分の答えをだすのは
とてもしんどい事だけど、すごく美しい生き方だと私は思っています。


そんな子供たちと親と、かかわれる場所をお偉いさんの都合で失うのはすごく嫌だ。

ならばいっそ自分たちで創ってしまえ!!


ってなことで、まだ出来てもいない
構想段階の「ひみつ基地DO-ZO」。

構想の中身は別ページに書かせていただこうと思います。


さいごまで読んでくれてありがとう。


さえ

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