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2023年米沢旅行記③ 食べたものあれこれ

とにかくごはんが美味しい。食べるものすべて美味しかった。

私たちは土曜日に米沢に着いて、その日は温泉旅館に泊まり、翌日上杉神社→上杉伯爵邸で昼食→米沢市上杉博物館を見て→伯爵邸併設のカフェ和庭でお茶して帰ったんですけど、米沢は料理もお酒もすごくおいしかった……。

上杉伯爵邸で米沢牛のステーキ食べることは決めていたので、温泉旅館では敢えて米沢豚のコース食べたんですけど、豚肉もすごくおいしかったです。
旅館で出てきた茶色いつくだ煮がおいしかったので「これなんだろう?牛肉のしぐれ煮みたいだけど、それよりはあっさりしているような……」と思っていたのですが、これは「鯉のことこと煮」という郷土料理だそうで。

そういえば上杉鷹山の興した産業の中に、鯉の養殖があるんですよね。
伝記の中でも鷹山が、年取った藩士に鯉を育てさせて「孫に小遣いがやれるようになったら、生活に張り合いもできるし、嫁に対してひけめも感じなくて済むだろう」みたいなこと言ってたなあ……隠居したお年寄りに無理に野良仕事とかさせないで、家にいてもできる鯉の餌やりという副業をさせていたというのが面白い。

上杉伯爵邸のランチもとてもおいしかった。
左上から芋煮、牛乳寒天、鯉のことこと煮、丘ひじき、冷汁、塩引寿司、うこぎご飯、おみ漬け、味噌汁。米沢牛のステーキも食べられてすっかり堪能しました。

雪月花の御膳を頼むと、山形の郷土料理が食べられる。といってもこれはお殿様に献上するお祝いの御膳というコンセプトらしく、かなり豪華。私はせっかくなのでステーキ付きの花の御膳を頼みました。
器もちゃんと竹に雀だし、
梁にも家紋が入ってる。

お庭は特に伯爵邸で食事しなくても見られるようです。
鷹山公が藩内で養蚕をさせるために買って、希望者に無償で分け与えたという桑の木も残っていました。

家紋入りののれん、もっと近くで撮っておくんだったな。

上杉伯爵邸に併設されているカフェの和庭@nagomitei2019 であんみつる姫も食べてきました!

姫鶴一文字公開記念メニューの『あんみつる姫』。かあいいね。

私は日曜日の15時過ぎにカフェにお邪魔したんだけど、茶虎パフェは売り切れてました。ここは抹茶やほうじ茶、つや姫などの和風ジェラートのお店なんですが、うこぎのジェラートもあったので食べてみたかったな。和小物のお土産もここでいっぱい売っていて、上杉家家紋入りのブックカバーとかコースター、丁字入りの匂袋が買えます。

米沢織の上杉家家紋入りブックカバー。めちゃくちゃ手触りがよいです。

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