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元専業主婦の高学歴でも高収入でもない地方住みシングルマザーの子がほぼ塾なしで東大現役合…

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元専業主婦の高学歴でも高収入でもない地方住みシングルマザーの子がほぼ塾なしで東大現役合格するノンフィクション

最近の記事

地方公立高校から東大現役合格への子育て〜番外編(理由)〜

息子は医師を目指していたわけではないと思う。医師になりたいのなら地元の国立大医学部でもいいわけで。それをなぜあの97名に入ろうと思ったのか。医師になるために97分の1になりたかったのではなく、97分の1になれば、文転ができる、法学部や経済学部に進むことができる。それが魅力だったのではないだろうか。それとも単純に97分の1になりたかったのか。あぁ、それなら納得ができる。滑り止めを一つも受けていないのはそうかもしれない。いつか聞いてみよう。

    • 地方公立高校から東大現役合格への子育て5

      息子の興味があることにはとことん付き合った。例えば、恐竜の名前を交互に言い合い、言えなくなった方が負けとか、徳川15代将軍を順序よく言い合うとか、47都道府県を言い合うとか。足し算を学んだら、100マス計算を勝負したりもした。手を抜くことはしなかった。真剣に勝負した。興味のあることを見つける。知らないことを知る。とりあえずやってみる。興味のないことはさらっと流す。無理強いしない。楽しく学ぶ。学ぶことは楽しいこと。習慣化と知的好奇心を高める、それがわたしの子育てのモットーだった

      • 地方公立高校から東大現役合格への子育て4

        とにかく学ぶことを習慣化したかった。椅子に座り、机に向かい、本を読んだり問題を解いたり。それを毎日5分でもいいからさせたかった。1年生は10分もできれば上出来だと考えていた。だんだんと延ばし、6年生で30分以上机に向かえれば十分だと考えていた。だから、旅先へも簡単なドリルを持っていった。旅先では時間を決めず、本人に何ページやるかを決めさせた。計算ドリルだったり、漢字ドリルだったり、お小言は一切なし、決めた量をこなせば良しとした。専ら朝勉だった。6時に起き、勉強をして、朝食を食

        • 地方公立高校から東大現役合格への子育て3

          しまじろうのぬいぐるみが大好きだったうちの子は、そのままコラショのお世話になった。コラショの目覚ましをセットして早起きをした。早起きをして本を読んだ。ダイニングテーブルで、わたしも一緒に読書の時間を過ごした。図鑑を渡せば30分はあっという間だった。「勉強をする」ではなく、「好きな本を読む」習慣をつけた。この習慣化が大事だと考えていた。習慣化し定着させることが親の役目だと考えていた。図鑑じゃない日は10分の時もあった。それでも良しとした。大事なことは毎日だいたい同じ時間帯に本を

        地方公立高校から東大現役合格への子育て〜番外編(理由)〜

          地方公立高校から東大現役合格への子育て2

          就学前は、午前中は外遊び、午後はLEGOで遊ぶことが多かった。恐竜はLEGOでも登場した。緑色の恐竜のLEGOは対象年齢には届いてはいなかったが買い与えた。親の手助けなんて全く必要とせず、あっという間に完成させた。忍耐力と集中力はLEGOで鍛えられたと思っている。そして「東大」を知ったのは、TVチャンピオンのLEGOブロック王に出てた三井さんと東大レゴ部だった気がする。三井さんに憧れて、誕生日もクリスマスプレゼントもご褒美もLEGOということが2、3年続いた。無印の1番大きな

          地方公立高校から東大現役合格への子育て2

          地方公立高校から東大現役合格への子育て1

          幼少期はとにかく外遊びをさせた。午前中はほぼ公園にいた。遊具よりもお砂場遊びが好きだった。雨の日は、しまじろうの、長靴、レインコートと傘をさし、30分くらい散歩をした。虹は太陽がいる場所と反対側に出ること、ホースで水を撒き虹が作れることを楽しそうに教えてくれた。まさか東大に入学するとは思ってはいなかったが、物知りだね!よく知ってるね!天才だね!と褒めまくった。年長さんになって恐竜に興味を持ち、名前を覚えながらカタカナを覚え、読み書きできるようになった。曲線が少ないからカタカナ

          地方公立高校から東大現役合格への子育て1