見出し画像

私は星図を描き続けている

こんにちは。
暑さや人間関係に疲れていたら気がついたら9月も最終日。
まだまだ暑いですね。
日光アレルギーも、肌が弱く肌触りの良い素材を選びたいけれどカジュアル感は欲しくない私の都合と好みからも、夏は得意ではない季節です。
素敵なパフェやかき氷により多く出会える季節ではあるけれど、最近は氷菓を年中提供頂けるお店も増えているし冬に食べる天然氷のかき氷もまた美味しい。
早く涼しくなって頂きたいです。

自問自答と言えば自問自答、考察と言えば考察。
外見診断の結果とのつきあい方をずっと考えていて、言葉にできそうな気がしてやってきました。
もしご興味があればお付き合いください。

*****

まず。
私は比較的長く時間をかけて気になる外見診断はひととおり受診してきて、今では新しい診断を受けるのは半分くらい趣味です。
受診する動機が「今の"ある程度"の確度をもう少し上げたい」だとか「面白そうだという興味本位」、「仲良くしてくださっているフォロワーさんたちが楽しそうだから」というふんわりしたもの。という状態に入ってからも、ある程度の年月が経っています。
でも一応、受けようと行動に移すからにはたいてい何か理由があります。
どこかすっきりしない、もやっとしたものを抱えているけれどアフターフォローで伺えるほど言葉にはできていない、みたいなうっすらした悩みに対して半分野性の勘で、あまり受診済の方をお見かけしないメニューに挑戦することもある。
少し前の美顔バランス診断は、そっちです。
そろそろ一度向き合いたいと思い立ち、きっかけになればいいなと一歩動いてみたら「探していたものはちゃんと近くにあったのねメーテルリンク✨ただいま!」みたいなことでした。
名前の似ている診断も切り口が変わればアプローチが違って、違うメニューなら知識を増やすという意味でも受診してもいいだろうという自分への謎の言い訳がたつ。だから各種受診歴が多い。
逆にいうと、受診済の結果に対して「誤診」という言葉で表すことは私は少ないです。
同じメソッドの診断を複数受診するのは「受診済だけれどセット(どなたかとのペア診断や他メニューと同時受診ナド)の方がアドバイスが多角的になってお得」なことも多い。
それこそ16タイプPCはタイミングが重なって今のところ合計3回受診していますが毎回結果が地味に変わります。どれも納得できる部分があるので<○○と△△の診断歴アリ>と認識しています。
それこそTwitterに置いている結果一覧には枠がみちみちになるので今はもう揺らがない[PC夏]しか記載していませんが、いろいろあります。
最終履歴が必ずしも一番納得いくもの、とも限らないから安易に「更新!」もできないだけともいう。 
同じサロンで複数回受診すると、診断士さんによっては変化も組み込んで説明頂けたりもして、それはそれで楽しいです。

私の中では意識の中心にある疑問や悩みというのは一番手前にあること、でありその"ひとつ"が解決すると、他に目がいく。だから終わりではなく次へ意識が向かう。
ひとつひとつの積み重ねが楽しくて、ゆるゆると揺蕩っている。
でも友人の中には素直に首を傾げて「ひととおり診断を受け終わったら、だいたいのファッションへの問題が解決して終わり、ではないの?」と聞いてくれることがあります。
Web等でも最近はお見かけしますものね、診断で悩みが解決するってうたってるよね、そうだよね。です。
私の素直な気持ちとしては『終わりの人もいらっしゃると思いますが、私は終われない人でした。』ですが、いまいち伝わりにくく。
どんな説明をしたらわかっていただけるのかしらと時々考えます。

いくつかある分野はいろんなところで繋がっていて、得意不得意もあるし。
成長速度も攻略の仕方次第、みたいな……ゲームからお借りするならばスフィア盤はいかがでしょうか。

FF10攻略サイトより。

ゲーム内では主人公だけではなくパーティー全員でスキルを解放していって、全体で総力アップしていくものなので少し違うけれど。
例えば
・カラーを知る
・骨格を理解する
・好きを自覚する
・コーデの組み方(テクニック)を高める
みたいないくつかの分野があって、分野の中にも複数の項目がある。
近い部分のスキルを手に入れたら、影響の仕方等についての情報が繋がってピカーッ✨と光る瞬間が来たりする。
理解がひとつの分野から他の分野、引いては全体に通じると、一気に活用できる範囲が広くなる。
分野を繋げる順番も、精度の上げ具合も自分の選択次第、みたいな。
例えばカラーとコスメに注力して、他の分野にはしばらく手が伸びない、というような方もいれば各分野の主要項目を押さえてから、必要に応じて深掘りしていく方もいらっしゃるでしょう。
やろうと思えばいくらでも繋げられる。言語化する必要性を感じない項目については診断を受けなくても過ごしていける、というのが私にとっての外見診断界隈のイメージだからです。

…………ゲームをしない方にはかえってわかりにくいですかね。
えーっと。
天体ではいかがでしょうか。
こどものころに早見表で覚えた有名な、星座占いに使う12もしくは13星座や、テストに出てくる季節の代表星たちだけではなくて。倍率を上げていくと空には星がもっともっとたくさんある。

ビクセン 星座早見表。公式HPより。

平面図であっても、ギリシャ神話を少しかじって配置を眺めるのもまたひとつの楽しみ方。
科学的な観点も苦にならない方だと、もっともっと立体的に楽しめる。
地球からみた位置だけではなく、星たちの動き、性質、楽しみかたは無限大。
私のイメージでは"求める人がいるかぎり解像度をあげる技術は進歩し続けるもの"という点が近く感じているところです。

話は少しずれますが。
ずっと前に観た地元プラネタリウムの昔ながらの星空投影と、当時最新鋭の投影機材の星空の切替の瞬間のわくわくをいまでも覚えている。
日々私たちがいかに光と共に過ごしているか、等は全く考えずに、肉眼では確認することが難しい星まで投影されて視界いっぱいに数えきれない光が瞬いてる!
すごーい✨️✨️✨️と瞳と口をまぁるくして見上げたあの日。

戻ります。
好きと似合う、については私は似合うの自信がなかなか持てないままに過ごしているのであまり大きなことは言えないのですけれど。
好きは自覚するタイミングに個人差はあれど、続けていればいつかは見えてくると私は思っています。
手元にあるものは、選んで集めてきたもの。
身の回りにあるものを見渡して、共通点が見えたときに自覚、納得したって遅くない。
誰かにヒントを求めてももちろんいいけれど、必要を感じていなければことさらに急ぐ必要はないと思う、です。
というのが、最近ちょっと気になっていることのひとつ。
かつて飲むヨーグルトのイチゴ味と期間限定のイチゴ味のチョコレートを握ってレジに向かった知人に後日何かのタイミングで「イチゴがお好きよね」と言って驚かれたことがある。
その日の買い物は本人は無意識だったそう。
「あぁ、でもそうね。考えてみたら今日バッグにしのばせているチョコレートもイチゴ味🍓」と笑ってました。
お洋服やコスメに対しても、きっとそれくらいの感覚のお人もいらっしゃるよね、みたいな話です。

外見診断の受診前アンケートや当日カウンセリング、普段の自問自答で取り組んでいらっしゃる方も多い。
かくいう私もすこし前に診断前アンケートで受診理由を言葉に起こしたのですが。
私はこれまでに出会った皆様のお力添えで(似合ってるの、かな?) なものをゆっくり集めてきました。
今度のお出掛けの理想にぴったりなお洋服! がないことはあっても、今日明日着る服がないことはありません。
季節やお出掛け先に合わせてお洋服を考える時に、なんとなく去年と全く同じではいたくないからアップデートをしたい。
せっかくなら、いつかは「似合う」に自信が持てるように繋がっていくと嬉しいな。のための更新作業、です。

SNSで一時期ほどではないけれど(私がミュートしているだけの可能性も多いにある)今でも目につきやすいのは首から上の顔だけ、首から下の骨格や体型、とパーツ毎で診断を受けて、方向性が近ければ納得。どこかが違う方向を向いていれば、ちぐはぐだと嘆き、トータルで診て欲しいと複数のメニューを組み合わせることができるサロンを探したり、トータルだと信じた別の診断を受けようとする。
沼の底駅ならぬ沼の入り口駅で電車を降ろされた状態の皆様。
その後すぐに納得できる説明を頂けるサロンに出会えたら次にホームに入ってくる車両は各駅停車ではなく、特急や新幹線かもしれない。
でもトータルと銘打ったメニューで結局パーツに対してのアドバイスしか頂けずに、かえって初回診断と結果が違うことで困惑が増して帰路に着く羽目になる可能性もあります。
しらない間にレールの切替えでもあったのかもしれませんね。スイッチバックだったのかも。
とりあえず乗った車両でぼんやり揺られているといつの間にか見覚えのない街へ運ばれているかもしれません。
……何故私は鉄道にさして詳しいわけではないのに電車で始めたのでしょうか。気が向いただけです。そろそろやめます。

トータル、単品メニューに関わらず、迷子への落とし穴はいくらでもあるのでご注意くださいね。です。
世の中には愉快な出来事もたくさんございますよ。
という私にとって持ちネタと化している記録をペタリ。

https://note.com/himekingyo_/n/n7559565df8fc

気を取り直して。
私は好きの方向が広いことも自覚しているし、各種診断で似合うの方向も広いと頂きがち。
自分で「似合っている✨️」と胸を張れるほどの自信は、いつまでたっても持てない。

似合う、取り入れられるとお勧めいただいた各結果を私なりに咀嚼して感じた、心身ともに心地よいものを詰め合わせて、私は出来上がっている。
例えば私は[ゆるりとした柔らかなワンピースが好き。]と度々口にしますが、全体のシルエットがゆったりしすぎるのは苦手だし素材はつるんとして光沢がすこしあるものが好きです。
[ゆるりとした柔らかな]だけでは実際のアイテムは絞られていない。
肌触りとしてはダブルガーゼや麻が好きですが、私が纏うとダブルガーゼは部屋着にしか見えない。目の粗めの麻シャツは特に水を通した後の独特の柔らかい風合いがカジュアルを越えて手入れを怠っている雰囲気が出てしまうから外着にはしにくい。
ダブルガーゼは諦めました。
[目が詰まっていて光沢がある、皺になりにくくて、多少手荒に扱っても着た時にだらしなくみえない]関門を潜り抜けてきた麻のワンピースは今でも持っています。
ひとつひとつに理由がある、ちいさいけれど譲れないこと、が詰まっているお気に入りの1枚。
私のちいさなこだわりは、いろんな診断で受け取ってきた知識というなの宝物から生まれている。

せっかくなのでお星さまの話に戻してみます。
診断を受ける度に背景を透過した新しいレイヤーを描いては重ねていたら、私の描いてきた星図は案外賑やかになっていました。
というイメージ。
レイヤーってなぁに、という方はホワイトボードにセロハンをどんどん重ねて貼っていくと思っていただくといかがでしょうか。
診断ごとに1枚、重なっていると思う部分を重ねてずらして貼っていく。
流派が多いことももちろん、診断士さんによっても結果が揺らぎがちなのでカラーの部分が私は特に賑やか。
いらないな、と思ったら1枚ぽいっと捨てたって良いし。
重なってきたら編集して清書するとすっきりすると思う。
でも私は編集できるほどに深く理解ができているとは思っていないから、重ねて重ねて広がった星図を眺めている。
細かく書き込まれた星図にも、編集済のすっきりした星図にもその方らしさが表れる。 
同じように描いておいでの方から魅せていただけるのは、とても勉強になるしそれぞれの美しさを知る度に憧れも募る。
だけど私が捨てる予定のない1枚を私以外の誰かから「いらないでしょ」もしくは「間違ってるんじゃない?」と取り上げられる筋合いはどこにもない。
1枚いちまいが私の宝物。
私は私のペースで描き続ける。 

*******

あらやだ5000文字越えてるそうです。
まわりくどいようなそのままなような、読む方によって印象が違うだろうなぁという書き方になっているような気がします。
興味を持ってくださった方には、何かすこしくらい伝わると良いのですけれど。どんなものかしら。

近くを通りすがったときに、ほっぺに絵の具がついていたら、教えてくださいね。
ながくなりましたが、お付き合いありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?