音楽のプロの教本をよんで作戦を考えた

2か月かけて、音楽の本2冊読み終わった。時間かかった。

ノートに要点まとめながら。

学生時代の勉強より集中してやった気がする・・・。
(てか、ろくにお勉強してなかった笑)

プロの「作詞家の本と、「作詞もできる作曲編曲家」の本。
どちらもすごい人。

★作詞専門家の本は詞のスタンダードを意識して本質ついて深かった。
和歌の響きをも分析していた。大切な気持ちを学んだ。
★作詞作曲編曲もできる人の本は全部できる強みがとてもあった。

プロの姿勢をいろいろ学んだ。

プロはめちゃくちゃ濃厚にハイスピードで勉強してる。

私は全部勉強する時間が無い。しかも音階が頭にしみこまない脳みそ。

そこで今後の作戦「アホでも上達できそうなこと」を考えた。以下は今後のメモ。

●2年前にちょっと弾いた「子供向けブルース・ピアノ」は1冊全部きちんとやりたいと思った。
(これは面白かった。しかし多忙な時期、徹夜で練習してたら、腹痛で救急車で運ばれてしまったのだ。朝から救急車は恥ずかしい。近所から人が集まってきて。朝日の中、ゾンビレベルの変顔見られた。恥ずかしい・・・!)笑

救急車事件の後、こわくてピアノをさぼっていたが、少しだけ再開しようと思う。

今思えば、必要な指1本⇒3本とタイミングだけブルースを作っててメリハリもあってスゴイような。

子供向けでシンプルなのに、思いがけない音でブルースが出来て楽しい。
これを身につけたら崩れたコードも丁寧にキメる核が入ってるかも。
私は度数がひらいたシンプルな音や、度数がひらいた進行が好きなので。
(5度とか言われても覚えられず、すべて「ん度」で覚えてるのですが)
アメリカのサントラとかに通じるような気もした。

スコアの著者はアメリカで演奏で暮らし、ジャズ・ブルースピアノの教育者としても活躍し、晩年の一冊が「子供向け教本」。だから集大成で、本当に大切な楽しい事を、子供に分るよう、伸びしろを添えて教えてくれてると思う。
お手本CDに、おじいちゃんがカウントする声が入ってる。
お手本CDの類はだいたい退屈だが、これには静かな熱も感じる。

●今年始めた「沖縄のサンシン弾き語り」も細々続けている。
定番の「しっとり」「ポップス」「踊る系」まで初心者向けの本で弾き語れるように続けたい。
まだ2曲目だけど細々続いている。歌い方も超難しかったり変だったり楽しい。
沖縄は、サンシンだけで歌って⇒踊って⇒祝ったり⇒寝かせたり⇒説教したり⇒遊んだり⇒泣いたり⇒笑ったりしてる。

全ジャンルをハンドで勉強したら大変だが、サンシンはミニマルで一人でも世界を作れそうだから。
歌と楽器が体幹で同期してないと、ポンコツだと自分で自分の事を思うから、続けたい。

その2個があれば、まあまあ間に合う。

「キックだけでも人は踊れる」って書いてあった。
踊り、踊らせたいわけじゃないけど、幸いそんなアフリカや日本のお祭り動画もいっぱい見られる時代。

慎重に効果的に工夫すれば・・・音符が頭に入ってこないという致命傷をカバーしながら、最低限でやりたいことをよりよく伸ばせそうな気がした。

子供ブルースと子供サンシンで、倒れない骨格を作り、そこにいろんな音楽を聴いて肉付けするように勉強していきたい。
来年、作曲の心得の本を1冊読めば形になりやすくなると思った。
まだ「作曲専門の心得」的な本は読んでないのだ。

コードや音符の理論やコツの話は、私はあまり記憶に残らないので、
「専門家の心得」を学ぶことで、しばらくやっていく。
「耳の進化の本」を読むよりは、ずいぶん音楽に近づいてきた。

今回読んだ2冊の本は、音楽のプロがアマチュア向けに書いた指南書だった。
自分が放送作家の駆け出しの頃をたくさん思い出したりもした。
まさかこんなに仕事が続くとは・・・感謝しかない。