7/4 ひとりごと

木曜日
少し眠い

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日曜日のことを思い出す。
暑い中散歩に出たのだが、目的が欲しかったのでモスカフェに照準を絞る。

我は人混みや密集が苦手、しかも食が伴うとさらに神経質になる。
そのため外食はかなり気を使う。
でも自分を労る方法として「食」はかなり有効なので、良い食体験の為に外食はしたい
というジレンマを抱えている。

散歩ルートにあるモスカフェは前々から目をつけていたが、外から中の様子が見えるので予習はバッチリ。
座りたい場所と頼むものを決めて、覚悟を決めて入店。
外食に覚悟を決めて入店??と思われるかもしれないが、我にとってはかなり覚悟が必要。
そのため、外から中の様子が見えない店やメニューが分からない店は怖さを感じる。
いつも予習をしっかりしてから行くようにしてる。

今回モスカフェで頼んだのは「まぜるシェイク 珈琲水ようかん ¥450」
冷たいものが欲しくなる季節だ。
「¥450」という値段にも一悩みした。
450円あれば野菜が3個は買えるし、ケーキ屋でケーキも変える。
1回のおやつで¥450は高すぎるのでは?とたくさん自問自答した。
でも初挑戦と経験値代として見ることにした。

結果、納得ができた。
「納得ができた」って言い方はモスカフェに対して失礼かもしれないが、
我は100%自分が満足できないと「納得ができない」となるので
我から出る「納得ができた」は「めちゃくちゃ良かった」の意味である。

まず空間。
席間隔は十分。さらに全客が1.2人で比較的静か。
流れているBGMもモスを感じない穏やかなカフェBGM。

これが隣にあったコメダ珈琲ならどうだろう。
仕切りがあるとはいえ隣席との距離が近く、おしゃべりを目的に長居する客が多く
BGMも分からなくなるくらい話し声が響く。
我には最悪の空間だ。(偏見を含む)

そして選んだシェイクも良かった。
ちょうどいい甘さのシェイクに、甘さなしの珈琲水ようかん。
この珈琲水ようかんが不思議な味がした。
Twitterで「スモーキー」って表現をしている人がいて、まさしくそれ!となった。
珈琲ガチ勢からは反感を買う味かもしれないが、変わり者好きとしてはすごく良かった。

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今回やったような「初挑戦と経験値代を使う」をようなお金の使い方がいまだに苦手である。
これの言語化に良さそうな単語を見つけた。
「定性効果」 「定量効果」
定量評価とは「数字で測れるもの」を使って評価すること。
一方、定性評価は「数字で測れないもの」を使って評価する
我はめちゃくちゃ 「定量効果」でものを見る。
というよりかは「定性効果」でものを見れない。
目に見えない経験や感情に対して価値を見いだすことが出来ない。
それよりも目に見えるお金の損得で物事を見てしまう。
一人暮らしを始めて少しは緩和されたが、まだまだ目に見えない経験や感情に対してお金を使うことは清水の舞台から飛び降りる感覚だ。

なので、今後の為にできることは「定性効果」に対してお金を使った時のことを
その場限りにしないで、きちんと事後評価することである。
その事後評価が、今後「定性効果」に対してお金を使う時のエビデンスとなる。

まだ清水の舞台から飛び降りる感覚でもいい。エビデンス集めの為でもいいから、「定性効果」に対してお金を使い、自分の幸福度を上げたい。

 ***

我は別に生活が逼迫するような環境ではない。
しっかり賃金は貰ってるし、貯金もしている。
しかし「無駄遣いをしたくない」「後悔したくない」の思いが強いので
出来るだけお金を使わない生活を送っている。
でもここの「出来るだけ」の尺度が「精神をすり減らしてでも」になってる可能性が出始めている。
精神がすり減っているかどうかなんて感覚でしか分からない。
これも定性的なところだ。
なので精神がすり減っているかどうか、感覚を研ぎ澄まして察知したい。

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