絶妙なるタイミング「啐啄同時」
(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。
今日のテーマは
「絶妙なるタイミング」です。
2008年からお世話になっている
アイシン波動療術院の
荒島先生が
2015年に私にかけてくださった
ことばです。
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人にはタイミングがあるの。
だから、
どんなにそれが真実であったとしても、
タイミングが合わない時は
なかなか気づけないの。
信じて待つんだよ。
人は常にベストなタイミングで
何かに出会っている。
完全な存在なんだよ。
完ぺきではなく完全。
でも、相手が分からなくても
必要だということは
ずっと伝え続けるんだよ。
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これは、
私が今でも大切にしていることばです。
これをやり続けるには
嫌われることも覚悟しなくてはなりません。
人によっては
向き合うのが嫌で、逃げ出す人もいるし
「あの人ひどいのよ」という人もいます。
それはそれでしかたない。
そして、
この言葉と同時に言われたのは
『その人がいま
どのような状態かということを
しっかり見なさい』
ということでした。
「赤ちゃんや幼児の状態の子に
いきなり100メートルを
全力疾走しなさいと言っても
無理なのよ。
相手をしっかり見て、
必要な時に適切な表現で伝えるのよ。
諦めずに、ちゃんと伝えなさい」
『啐啄同時(そったくどうじ)』ということばがあります。
※そつという字が環境依存なので表示されないかもしれません。
卵の中のヒナ鳥が
殻を破ってまさに生まれ出ようとする時、
卵の殻を
内側から雛がコツコツと
つつくことを「啐(そつ)」といい、
ちょうどその時、
親鳥が外から殻をコツコツと
つつくのを「啄」という。
雛鳥が内側からつつく
「啐(そつ)」と
親鳥が外側からつつく
「啄」とによって
殻が破れて中から雛鳥が出てくる。
両方が一致して雛が生まれる
「機を得て両者相応じる得難い好機」
のことを「啐(そつ)啄同時」という。
人が成長する時
何かの殻を破る時
内側と外側の両方が必要です。
外側から
どれだけたたいても
内側で気づく準備が整っていなければ
生まれることはありません。
今だ!と思って
たたいても
空振りになることも
多々あります。
だからと言って
自分を責めることも
相手を責めることもなく
「まだ、タイミングではないのね。
それでも、
きっと分かるときが来る」
それを信じていればよいと思います。
最終的には
その人の人生ですから。
内側の気づきが起きるのを
信じて待つしかないのです。
これは、
子育てでも
人材育成でも
全く同じですね。
2016年に、弊社の講座で
まさに『啐啄同時』で
大きな気づきを起こされた方のことを書いた記事を
紹介します。
長文ですので
お時間のある時に
お読みくださいね。
それでは
今日も、希望を胸に
すてきな1日を作りましょう!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」2020年8月28日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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