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正義の反対は正義である

約1年前に、職場の後輩から「読んでる本を教えてください!」と言われた。

月に10冊前後の本を読むのだけれど、人にすすめることほど、難しいことはない。

現に、わたしは人から本を紹介されるのが若干苦手である。

自分が読みたいものを読むのが1番いいと思ってる。


でも、後輩のオーダーには応えたい。


そこで、読んだ本やその感想を公式LINEアカウントにて一方的に配信し、気になったら読んでもらうことにしていた。

1年続けてみて、配信方法を変えたくなり、この度noteを使うことにしたのだ。

今日はその記念すべき1回目。

今日紹介するのは、杉山文野さんが書かれた、<元女子高生、パパになる>

帯にある「セーラー服を着ていた。30歳で死のうと思ってた。」という言葉が衝撃的で、表紙の子どもを抱いた幸せそうな笑顔の写真とのギャップが興味をそそった。


いい意味でも悪い意味でも、私は性別に興味がない。

周りにLGBTQの方がいないわけではないが、あんまり気にしないタイプ。

女でも男でも、その人がどんな人かに興味があるだけ。

でも世の中には性別で悩み苦しむ人がいる。

興味のないわたしが本の内容についてとやかく言う筋合いはないので、中身が気になる方は買って読んでください。


なので、内容には触れず、本の中のすごく好きな言葉を紹介します。

「正義の反対は正義である」

あー、なるほど。

正義の反対が悪や誤なら、よかったのに。

人と人がぶつかり合うとき、ほとんどの場合で悪(気)はないのだ。みんなそれぞれが、自分目線で自分が正しい/良いと思うことをやったり、言ったりするんだ。

だから、厄介。

まずは相手の正義を知ろうとする想像力が大事だと思った。

相手の正義を知るための問いから、会話を始められるといいのかなと思ったりした。







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