【アウトプット】年収1億円になる人の思考法

この本は「価値観」と「幸せ」についてすごく考えさせられた。で、結論、「私って幸せなんだな」ってとこに行き着いた。


年収3000万+経費が使えてようやくお金持ちっていうのはすごくわかる。税金もあるし、お金を使う付き合いもあるし、結局1000万や2000万じゃ自由になるお金なんてたかが知れてる。


その価値観も理解できるし、うらやましいのは本音だけど、私はそれ求めてないかな。値段見ないで好きな物買えたとして?お金気にしないで海外旅行行けたとして?


まずそんなに欲しい物ないし、いや、嘘だな。できることなら、欲しい服片っ端から買って毎日ファッションショーみたいにしたい。ルブタンのヒール欲しいし、シャネルの財布欲しいし、グッチのキャップ欲しい。けど、それが簡単に手に入ったら結局価値を感じない。手に入らないからこそ手に入った時の嬉しさがある。なんでも手に入ったら、それ以上の物を求める。一生終わりのない欲の蟻地獄。結局、手に入れれば入れるほど、手に入る幸せも少なくなる気がしてならない。


やっと手に入った時こそ嬉しい。幸せ。なんでもお金で手に入ってしまったところで終わりない欲望で、結局手に入る物と手に入る幸せは比例しないんじゃないかな。


海外旅行もそう。行けるものなら今ファーストクラスでニューカレドニアに行きたい。でもいつでも行ける自由があるのなら今行く価値を感じない。


年に1回、母親がビジネスクラスで五つ星のホテルに連れてってくれる。私の誕生日プレゼントを兼ねて。毎回、「予算はいくらでもいいよ」って言ってくれる。でも所詮ビジネスクラスで、5つ星ホテルのクラブフロアの1番下のクラス。

十分じゃない?私はそんな親の気持ちにめちゃくちゃ感謝してる。十分贅沢だし、これを贅沢と思えなくなったら私終わりだなって思ってる。母親と年に1回の楽しみにしてる。だからこそ価値がある。いつでも行けたらその価値はなくなる。

ただ、私は親と成田で待ち合わせして、「可愛いねー」って言われて、私のことを写メで撮る。その写メをお父さんに送るお母さん。私の誕生日は秋だから、リゾート仕様で空港行ったら浮くんだけど、それを可愛いと言えるお母さんすごいと思うんだ。しかも、私、友達にも「露出系ファッション」って引かれるのに。本当娘が可愛いんだなーって幸せだよ。

私自身がおばさんだし、お母さんはガチでおばさんなのに双子コーデでお揃いのワンピース着るの。私が「これならお母さんも着れるかな?」ってワンピースを選んで、お母さんの分も買うんだけど、そのワンピースを親子お揃いで着る価値って値段で測れないんだよね。10万のDiorの限定のワンピースを手に入れることは頑張ればできるけど、親子お揃いのワンピースでリゾート満喫できることはお金で買えない。私は後者に価値を感じる。そんな親子、自分のことながら素敵すぎると思う。


それともう一つ、お金が自由に使える人は一方で守るものも多くなる。手に入れてしまうと失う恐怖がある。それだけのお金を手に入ったのなら、それだけのことをしてきたのだから、それに伴う守るべきものが必然的に付随する。それを、守るストレスってどれだけなんだろうな。


そう考えたら、お金ってそんなに重要じゃないし、お金を稼ぐことってそんなに必要じゃない。結局お金って手に入れようと思えば、手に入れられるから。


だけど誰でも手に入れることができるわけじゃないもの、それこそが価値があるかなって思う。親や家族から受けた愛情とか。昔からの友達とかの意外と強いつながりとか。


親はいずれ死ぬ。だけど親や家族から受けた愛情の経験って消えない。恵まれた家庭環境は選べない。買えない。だから価値があるし、私は幸せだと思う。


この作者は例え与沢翼みたいに破産してもまた立ち直る力があると思う。その力も価値のあるものであることは確かだけどね。誰でも手に入るわけじゃない。だから価値がある。


まぁ、結論価値観の違いよね。決して否定したいわけじゃないけど、私は違うなって思った。仮に自分がすげぇお金を稼いで、経営者仲間がいて、すごいは人に囲まれて・・きっとその世界ってすごく刺激的なのかもしれないけど。


なんていうか、そういう世界の価値観を知って、逆に私って幸せなんだって思えた。こんな恵まれた環境にいられることを感謝したい。


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