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薬
今夜は眠剤を切らしたので、夜が長そうである。毎度眠くなるまで書いてるこの記事も、適度なところで終えるようと思う。
眠剤を切らしたのはいつぶりだろう。明日受診して処方してもらうので今夜以降はまた眠れると思う。薬を飲むのが当たり前になってきたが、こうしてやっぱり薬がないと眠れないのかと思い知らされる。
眠剤とは別に、抗不安等の薬を2種類飲んでいる。これらは眠剤ほど明らかな効果を感じている訳では無いし、欠かさず飲んでいてもパニックは起こす。それでも飲まないよりはマシな気がして、或いはきちんと薬を飲むことで罪悪感を誤魔化している気がする。
鼻炎も酷くなって、内服薬と点鼻薬がより強いものに変わった。薬を飲み始めて1週間もたたないが確実に良くなっている。食前後2時間空けねばならないのが少し面倒だが、こんなにも快適になれるならと、飲み忘れることは無い。
幼い頃には小児喘息。今も続くのはアレルギーやらアトピーやら。ある程度年頃になると月経困難症に複雑性PTSD。物心着いた頃から今日まで薬を飲まなくていい日は一度もない。
どれもこれも、ありふれていて、悲劇のヒロインぶることもできない。むしろそれら全てに診断がついて加療できている幸福は、人から妬まれるほどではないかとすら思う。
「ただの穀潰し、金食い虫。お前がこの家にいて何か良いことがあるか。」
もう何年も前に言われたことを、反芻してしまうのは本当にその通りだと思うから。
中学か高校の頃に言われたはずだが、今や正しくその通りで、親も気まづいのか、言わなくなった。
こんなにお金をかけて、やっとまともな体になる。
こんなにお金をかけて、時間をかけて、いつかまともな心になる、のかな。
まともな心ってへんね。何よ、まともって。