赤ちゃんの寝かしつけ #8
子育て中のママにとって「赤ちゃんの寝かしつけ」は、とても大変なお仕事です。なんせ、いつ寝てくれるか分からないのに抱っこしてるか、おんぶしてるか、とにかく付きっきり(汗)。
先の見えない状態で、30分~1時間は拘束されてしまいますし、寝たと思って布団におろした途端、目が覚める。そして、振り出しに戻る・・・。
そんな大変なサイクルから抜け出し、布団で寝てくれることを願い、寝かしつけの手順をご紹介しますね。
月齢の小さなお子さんでも、寝かしつけのルーティーンがわかれば安心して過ごせます。
①場を整える
夜でも昼でも赤ちゃんを寝かしつけるときは、刺激の強い場所から静かな場所に移動します。カーテンを閉め、静かなやさしい音楽をかけます(タイプによっては嫌がるので観察してください)
②おくるみ
3,4カ月ごろまではおくるみでくるむことをお勧めします。これは大人と異なり、赤ちゃんはまだ手足をコントロールしていません。そのため疲れたり興奮状態になると、手足が揺れ動いたりビクビクすると刺激で眠れません。そこで、おくるみが活躍します。巻いてあげることで安心して眠れます。
③付き添う
赤ちゃんをくるんだら、5分ほど立てて抱き、静かに座りましょう。赤ちゃんの顔がママの首や肩にもたれることで、目からの刺激をさえぎれます。
揺さぶったり、歩き回ったりするのは刺激が強いのです。
眠りに落ちる前に、布団におろしましょう。おろしながら「さあ、おねんねしましょうね。起きたらまたね」と静かに声をかけましょう。言葉を理解しているかはさだかではないですが、ママやパパの気持ちは伝わります。
④トントン
③でそのまま静かに眠れる子もいますが、ご機嫌斜めだったり、おろすと泣くようなときに背中を優しく”トントン”することは効果的です。それに加えて、3か月以下の赤ちゃんには耳元で「シューシュー」とささやきます。シューシュートントンと繰り返ことで落ち着き眠りやすくなります。
赤ちゃんが静かに寝付くのを、ベットや布団から離れて、見守ります。しっかりと眠りにつくまでには、①お眠のサイン ②目がトロンとしてくる ③眠りに入る の流れで、おおよそ20分かかります。
ただし、③の眠りに入ったと思い、ママがそっと部屋からようとすると、10分ほどで起きてしまうことがあります。すると最初からやり直しなので、赤ちゃんがしっかりと深い眠りにつき、呼吸が落ち着き、リラックスするのを待ちましょう。
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