最後の対面
出産後の容態はよく、翌日退院になり、二日後に葬儀に行きました。
前日に、よく行くお花屋さんで選んだ、男の子に合わせたブルーのお花と
わたしの好きなひまわりを棺に添えました。
とても小さな赤ちゃんだったので、収骨できるのか不安でしたが
午前一番の暖まりきっていない火葬炉なら大丈夫とのことでした。
堪えた涙で視界をにじませながら、細く小さな骨を僅かながら
拾うことができました。
葬儀はあっという間におわり、骨壷を持ち帰りました。
これでこれからもずっと一緒にいられるね。
我が家は家族三人だよ。
悲しみの涙が変化したように、ぽつぽつと雨が降ってきました。
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