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心地良い場所


夏ですね。


【夏】という漢字はどことなく清涼感があります。

こんなに暑いのに、不思議。


透明なグラスに氷を入れて、常温の麦茶を注ぐ。

氷がパキンと音を立てる。

夕暮れ時にどこからか聞こえる風鈴と、下駄の音。

読みかけの本が、扇風機の風に吹かれてカサカサと鳴る。

時折大きな風が吹いて、田んぼが海のようにうねる。


音涼みしたいですね。


夏は得意じゃないけど、好きです。



✴︎

7月の本番を一通り終えました。

本番が続くともれなく自分の部屋が大変なことになります。

楽譜、悩んだマウスピース、お手入れ用品などが机の上で大散乱。

今度この曲やろうかなあって楽譜棚から昔の楽譜を引っ張り出してきたり、酸化したマウスピースを磨き始めたりして脱線しながらも、お部屋は元通りに。


部屋が綺麗なのは良いな。



自分の居場所を、自分で作る。


できる限り居心地の良い空間にする。

生きる上で、実はかなり重要な事かもしれない。


心も体も心地の良い空間を作って、この夏を乗り切りたいな。






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