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なつまつりのなかったひび…

今にも降り出しそうなどんよりした空。
去年まで開催されなかったお祭り花火大会がこの夏は色々な場所で開催されている。
真夏って感じるのは梅雨明けからお盆までの短い間くらいかな?
ああ、そう言えば花火大会に行かずとも部屋のベランダから見えるんだ。
隅田川二子玉川神宮の花火大会が見えるの、めちゃ小さくだけれどね?

買い物に出かけた先で見かけたポスターに盆踊りがあると知り、夕方からわんこも一緒に行ってみた。やはり4年ぶりとの事で先日行った地元の神社の夏祭りより何倍も規模が大きかった!
高く組まれた櫓に楽器の生演奏、司会者さんもいて踊りのレクチャーまであった。
炭坑節東京音頭ドラえもん音頭なら歌って踊れるんだけどなぁ…その地域のオリジナルの音頭だった。

でも夏祭りの賑やかな雰囲気、着なれない浴衣を着てはしゃぐ子ども達、屋台から漂ういい匂い、早くもほろ酔いのカップル、珍しそうに写真を撮る外国人観光客…そう言う人混みの中にぽつんと身を置くのが好きだ。
わずか2、3時間で終了すると言う刹那な感じもいい。花火やお祭りの後の何とも言えない、つい立ち止まって振り返りたくなる様な寂しさが堪らない…
夏は激しく暑く強烈な分、去りゆく虚しさみたいなものを感じる。
凄く苦手で好きではない夏、けれどなんだかんだ言いながら楽しめてるんかな、私…?笑。
(精神的どえむ…)

*規模デカっ地元の神社のお祭りとはだいぶ雰囲気が違う

そう言えば母方の祖母が小学生の頃に亡くなって、初盆の頃にかつて祖母の暮らした九州のとある町に行ったんだ。
小さな川で精霊流しの慣習があって木や藁で編んで作られた小舟にお供物を乗せて川に流す。
今は環境に配慮して行われなくなった所もあるみたいだ。長崎辺りでは今も盛大に行われていると聞いたが…?
まだ小さな頃だったので蝋燭の灯りがちらちら揺れる幻想的な光景がただただ綺麗だと感じた。
そう思う一方、怖かった…帰る時に

決して後ろを振り返ってはいけない…

と母が言ったから。
亡くなった人を弔い、向こうへと送る…何かその様な事を母が説明したんだ。

*フリー画像お借りしました

仕事先の夏祭りは商店街が主催しての縁日。
帰る頃にはとっくに終わっていて見る事は出来なかったが、金魚掬いやスーパーボール、綿菓子、屋台の焼そばやたこ焼き、子ども向けのゲーム…そんな感じの出し物や飲食中心の神事とは結びついていない祭り。
遠くから微かに聞こえて来る楽しげな音や笑い声を耳にしただけでもつい笑顔になった。

今回初めて行った町のお祭りでわんこは浴衣も着られたし、カフェバーのテラス席からハッピーな人達を見られたし、まぁ楽しかったかな?

*"可愛い女の子ちゃんね?"って言われてた(笑)

8月も良くない時も良い時も更に更に積んどく

*皆さま、どうかご安全にお過ごしください