風呂場の換気の真実を知る

冬は風呂場が寒いので、入る前に窓を閉めて、出るときに開け直してということを毎回繰り返していたが、このやり方は面倒以前に間違っているのではないかとふと思って、ネットで調べてみるとやっぱり間違っていた。

窓を開けて換気扇を回すと、窓から入ってくる風がまず換気扇に吸い込まれていくため、部分的にしか換気することができない。窓と扉を閉め切って換気扇を回すことで浴室全体が隈なく換気されるそうである。

風呂場の窓はハンドルを回転させて開くジャロジーである。このタイプは平成の初期に流行り、すぐに廃れたらしいので、そのころに建てられたマンションにしかついていないと工務店の人に前に教えてもらった。横長のブラインドのような形状の窓はかなり強く閉めないと密閉されないし、ハンドルをぐるぐると回すのは面倒臭い。どのくらい面倒かというと時と場合による。何も考えないで無意識で回せたときは面倒ではない。だが意識がいくと、そこに手をかけるのをためらうほど面倒くさい。

子供のころに乗っていたルノーの窓もハンドルを回転させて開けるタイプだった。ルノーのハンドルは重く、窓はなかなか開かず、回すのが重労働で楽しかった。車の中ではやることがなく暇だったから。

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