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『There Is No Light』美しいピクセルアートと高難易度アクション。これさえあれば負けはない!

アクション自体も魅力ですが、地下世界に順応した人間の進化の形と、全く異なる文化を持って分断された人類を巡るストーリーもおもしろそう。

今回紹介するのは、文明崩壊後の世界が舞台のアクションゲーム『There Is No Light』。制作するのはロシアはサンクトペテルブルクに拠点を置くZelart。すでにSteamページが開設され、2021年Q1発売を目指して開発中です。

There Is No Light

There Is No Light』は見下ろし視点の高難度2Dアクション。Steamゲームフェスティバルでデモ版が公開され、これが実に難しく、そしておもしろかったゲームです。

戦闘は大鎌や片手剣、ナックルと攻撃のスピードや範囲の違う3つの武器を利用します。好きなときに変更でき、アップグレードも個別です。立ち向かう敵は大群。ショートダッシュで敵の攻撃をかいくぐりながら、包囲網を少しずつ突破していきます。攻撃を続けるとレイジゲージが上昇し、強力な必殺技を放てます。

ショートダッシュを使ったプラットフォームアクションや、足場の悪い場所での戦いなど、純粋な敵との戦闘難易度だけでなく、環境自体もプレイヤーに牙を剥いてきます

邪悪でおどろおどろしいピクセルアートはそれだけで目を引き、正直に言えばだいぶ気持ち悪いです。アニメーションもしっかりしているため、次はどんな敵と戦うことになるのかと怯えながらもわくわくしながら進めます。

舞台は何らかの理由で地上に住めなくなった文明崩壊後の世界。主人公は人間たちの住む小さな集落の近くで目を覚まします。

この地下世界にはさまざまな神が君臨しており、最初に敵として出会うクモ型のモンスターは、先に進むと独自の文明を作り上げていることが判明します。さらに、彼らを信奉する、異なる進化を遂げた人類も登場。幸せに暮らしていると語る彼らは、人類の進化のひとつの形態であることを示してきます。この町ではそれまで戦っていたクモと戦う必要も無く、モンスターであっても絶対に敵対する必要は無いのかもしれません。

デモ版で出会えたのはクモのコミュニティだけでしたが、ほかにも複数の種族が暮らしているようです。プレイヤーの選択で変化する世界を自由に旅しながら、この世界を破壊する神になるか、世界を救う救世主となるかの選択をする事になるようです。

ひとくちインディ!」は5分で読めるインディゲーム紹介マガジン。SNSなどで見つけたおもしろそうなゲームを簡単手早く紹介します。次回もお楽しみに。

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