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PdM日記

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プロダクトマネージャーをやってて気づいたことを書くマガジン。 内容はその時点でのもので、体系的なベストプラクティスではありません。
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記事一覧

プロダクトマネージャーの2.5年間を振り返る

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 プロダクトマネージャーを始めて2年半が経ちました。右も左もわからない状態から先輩たちの本を読み、他のプロダクトマネージャーの方と話し、現場で試行錯誤しながら少しずつ理解を深めているうちにあっという間に月日は流れました。 私は学んだことは書き留めておきたいタイプで、プロダクト作りに関する新しい学びはnoteに書くようにしています(「PdM日記」というタグをつけてまとめてます)。このnoteでは多少は理解

アクセシビリティについて本気出して勉強してみた

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 このnoteではアクセシビリティ初学者だった私がアクセシビリティについて調べ、学んだ内容を書いています。アクセシビリティが気になる方、これから学んでみたいと思っている方はぜひ読んでみてください! 序章:Webアクセシビリティとの出会い以前は大企業のモバイルアプリエンジニアとして働き、現在は転職してスタートアップのプロダクトマネージャーをしています。モバイルからウェブへ身を移すなかで、新しく学んだ領域の

個人開発者がプロダクトマネージャーになってみて

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 私はいまプロダクトマネージャーとして働いていますが、以前はエンジニアを10年ほどやっていました。エンジニアの頃から好きで続けているのが個人開発です。趣味の時間を使って自分の好きなものを好きなように作る。うまくいけば喜びの声をもらえたり多くの人に使ってもらえたりする。個人開発にはワクワクが詰まっています。 個人開発とプロダクトマネージメントはよく似ています。このnoteでは個人開発を10年少し、プロダク

バリューを大切にして組織文化を育てていく

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 多くの会社では「バリュー」が設定されています。会社として何を大事にしているか、メンバーにどう動いて欲しいのかを定義したものですが、このバリューはなかなか扱いが難しいと思っています。 バリューを意識せずとも日々の仕事は回ります。バリューは抽象的で人によって解釈が異なることもあります。バリューを意味あるものとして保ったり、組織に浸透させたりするのは労力が必要です。しかし、今の会社で3年近く働いてみて、バリュ

期待を超えると感動になる

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 Webサービスの機能や体験を設計する際、ユーザーにもっとプロダクトを気に入ってもらうには何が必要かを考えます。プロダクトに興味を持って来てくれたユーザーはどうすれば定着してくれるのか?どういう体験が提供できればプロダクトのファンになってくれるのか? このあたりをテーマに、整理しながらnoteを書いてみます。 期待を超えると感動になる上のグラフはユーザーがプロダクトを使い始めてからの感情の移ろいを表し

認識ズレを防ぐために仕様にIDをつけて会話する

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 私はmicroCMSという会社でプロダクト開発をしていますが、そこでは日常の業務のために複数のツールを利用しています。チャットツールにSlack、ドキュメント管理にNotion、タスク管理にClickUp、テストケース管理にQaseなど。最近のサービスはどれも使いやすく、このように1つのチームで複数サービス使っている会社も多いのではないでしょうか。 複数サービスを横断して使っていると困るのが情報が散ら

ベストプラクティスは誰かの体験談

こんにちは、プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 なにか方針を決めたり仕事のフローを定義したりするとき、ベストプラクティスがあるのはとてもありがたいものです。ベストプラクティスは最善・最良とされるものんまとめで、業界標準と同じような意味合いを持ちます。ただしその使い方には注意が必要で、目的を見失うと逆に振り回されてしまうとも感じています。 普段の仕事でベストプラクティスとどう向き合うべきなのか?このnoteではそのあたりを整理してみます。 ベストプ

不確実なまま前に進む

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 最近『エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」』という本を読みました。不確実性に溢れる世界でうまくいった起業家たちはどのように意思決定しているか、を研究してまとめた書籍です。 この本を読みながら自分は不確実性とどう向き合っているかな?と考えたので、整理を兼ねてnoteに書きます。書評ではなく私個人の考えを書いていきます。 ↓本の内容が気になる方はこちらのnoteが詳しいです プ

リモート会議をファシる技術

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 プロダクトマネージャーはハブとして働くことも多く、会議のファシリテーション(進行)をする機会が多くあります。ファシリテーションはそれ自体難しいですし、リモート会議ではさらに難易度が高まると感じています。 このnoteではリモート会議の難しさ、そして少しでも良いミーティングにするために自分が意識していることを書いてみます。 参加者が意見を出しやすい場をつくるミーティングの種類にもよりますが、自分は基本

フルリモートだからこそオフラインイベントを開催する

こんにちは、プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 私の働くmicroCMSという会社は「フルリモート」かつ「非同期ワーク」で仕事が進められており、メンバーは普段全国各地から勤務しています。 過去に書いた記事↓ フルリモート & 非同期ワークの環境は定例ミーティングなどがほとんどなく目の前の仕事に集中できます。自立して働ける人にとっては良い方法です。 しかし一方で、目の前のタスクへのフォーカスがしやすいがために、広い視野を保つのが難しい側面もありま

「非同期ワーク」を試した2年間を振り返る

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 私が働いているmicroCMSという会社では「非同期ワーク」を推進しています。非同期ワークとは朝会などの同期的な集まりを極力減らし、SlackやNotionなどで非同期にコミュニケーションを進める働き方です。 そんな非同期ワークを導入して約2年が経ったので、このnoteで振り返りを書いてみます。 非同期ワークに切り替えた理由microCMSはフルリモートワークの会社で、メンバーは全国各地からリモートで

良い戦略は実行計画を含む

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 「戦略」とはどこか掴みどころのない言葉です。会社の事業戦略を考えたりそれをプロダクト戦略に落とし込んだりを定期的に行っていますが、戦略とは何を考えることなのか、いまいち解像度があげきれずにいました。 最近、プロダクトの行く先を考えるなかでその意味するところが少しわかった気がしました。戦略とは何か?戦略を立てるときに何に気をつければよいのか?このnoteで自分の理解を整理してみます。 戦略とはなにか?

プロダクトマネージャーの仕事で疲弊しないための習慣と心構え

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(himara2)です。 プロダクトマネージャーは面白い仕事ですが、苦しい瞬間も多くあります。不確実性に向き合ったり、自分の意思決定が間違っていたり、外部要因に振り回されたり。プロダクト開発は長期戦なので、落ち込んだ状態から回復する力が必要です。 この回復する力は「自己修復力(セルフレジリエンス)」と呼ばれており、プロダクトマネージャーに必要な要素に挙げられることもあります。 このnoteでは苦しい瞬間を乗り越える心構え、心身を

"伝わる" テキストコミュニケーション

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 私の所属するmicroCMSという会社では「フルリモートワーク」かつ「非同期ワーク」で働いています。 非同期ワークというのは同期的な集まりを持たずに仕事を進めることで、例えば朝会のような定例は極力開かれません。microCMSはエンジニアの比率が高いため、エンジニアが集中して作業できる時間を増やす目的で非同期ワークが導入されました。 非同期ワークを始める前は不安もありましたが、実際にやってみるとSla