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はじめまして、himalaya公式noteです。

himalaya公式note編集部の佐藤と申します。はじめまして。

このnoteは、みなさんと一緒に音声コンテンツの持つ魅力や可能性について考えていきながら、himalayaだけでなく、音声業界のこれからについて、さらに知っていただくきっかけになればと思っています。

今回は「はじめまして」ということで、今の音声業界の現状も交えながら、私たちhimalaya(Japan)の掲げるミッション、そしてブランドメッセージについてお話をしていきたいと思います。

音声は"時代遅れのメディア"か?

実はラジオ放送の基本的な技術(AM放送/中波放送)は、日本で初めて登場した1925年から、100年近くもずっと変わっていません。

あらゆる方法で情報取得を手段できる今の時代において、ラジオは文字通り、技術的に「レガシー」なメディアだと言えるでしょう。

しかし、だからといってイコール「時代遅れ」と言い切るのは少し違うかなと思っています。ラジオを含む音声コンテンツはむしろ、"動画全盛"の今の時代だからこそ大きな可能性を持っていると私たちは考えています。

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スマートフォン1つで、いつでもどこでも情報収集や読書、ゲームができ、動画も好きなだけ見られる時代。

通勤・通学の時間や休憩時間、帰宅後の自由時間などの「可処分時間」はスマートフォンが支配するようになり、コンテンツメーカーは、そのジャンルに関わらず、すべてがユーザーの時間を取り合う「競合」となりました。

そんななかで注目を集めているのが音声コンテンツです。視覚を使う必要のない音声コンテンツは、こうした「可処分時間の奪い合い」に競合しないコンテンツなのです。

新しい生活スタイルに溶け込む、音声コンテンツ

「映像がない」ことをデメリットに感じる方もいらっしゃるでしょうか。確かに、音声コンテンツは動画コンテンツと比べると情報量は多くありません。

しかし、視覚が自由になることで、生活のさまざまなシーンでコンテンツに触れることが可能になります。

 ・通勤電車の中 ⇒ 仮に満員電車で画面を見られない状態でも聴ける
 ・ランニング中 ⇒ 走りながらでも聴ける
 ・家事の最中 ⇒ 料理や掃除の最中でも聴ける
 ・就寝前 ⇒ 布団の中で目を閉じていても聴ける

これらのシーンでは視覚(目)を使う動画やゲームは難しい。でも聴覚(耳)は使うことができます。この"耳の時間"を有効に活用しませんか? というのが今の時代の音声コンテンツの提案です。

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このような活用法は、スマートフォンやスマートスピーカーの登場以前では考えにくかったものです。スマートフォンの普及によって動画コンテンツが隆盛し、その中で、動画では満たせないニーズが現れたことで、音声コンテンツに注目が集まることとなりました。

浴びるようにコンテンツを消費する現代。ひとときも時間を無駄にしたくない、というニーズが音声利用の新しい可能性を拓いたとも言えるのです。

himalayaの使命~ミッション~とは?

こうした背景を踏まえた上で、himalaya(Japan)が掲げるミッションのお話をしたいと思います。私たちが掲げるミッション、それは、

“「声」の価値を最大化する“

です。ラジオ全盛の時代はもとより、ポッドキャストが流行の兆しを見せている今でも、リスナー目線で言えば基本的に音声コンテンツは「無料で聴くもの」です。

もちろん、放送局やラジオDJ、ラジオ制作者などは、慈善事業でやっているわけではありません。放送局は広告を放送することで企業から収益を得ています。では一方のポッドキャストはどうかというと、少なくとも日本においては広告やスポンサーなどで収益化できている番組は、「ほとんどない」と言ってよいでしょう。

それは2020年現在では、「ちゃんと稼げる」という意味で言えば、日本のhimalayaを含めた音声配信サービス全般にも言えることです。

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つまり現時点では、多くの音声配信者は、具体的な見返りもなく音声配信を行っているわけで、私たちは大した見返りを提供できていないにもかかわらず、「音声配信をしてね」と、ひたすらユーザーにお願いばかりをしている、ということなのです。。

しかしながら、こうした苦しい状況でも音声の面白さを見出し、毎日のようにhimalayaをとおして配信を続けてくださっている方が大勢います。本当に感謝しかありません。いつも、ありがとうございます。

こうした状況は誠に心苦しい限りであり、同時に日々利用してくださっている方々の恩に、必ず報いたいとも思っています。

有益なコンテンツを持ち、多くの人に届けられる発信者には、それに見合った対価が還元されるべき、というのが私たちの基本的な考えです。

そして、みなさんが持っている声の力・価値・可能性を最大化し、ここ日本においても「誰でも声で公平に稼げる世界」をつくっていくこと。その市場を切り拓いていくことが、私たち himalayaの使命(ミッション)です。

「声」って、すごいじゃん。ってこと。

"声の価値を最大化する"というミッションを軸とした上で、私たちはユーザーのみなさんに対して自らの姿勢を表明するための「ブランドメッセージ」を掲げています。

"「声」って、すごいじゃん。"

――これが、himalayaがみなさんに対して標榜するメッセージです。

声は、単に情報だけでなく人間のさまざまな感情を伝えます。喜び、悲しみ、怒り。感情はテキストには表れず、映像ではあざとすぎる。もっとも純粋に届くのが「声」だと思っています。

世間一般では、「声」はまだまだ過小評価されていると感じます。本来、声優やナレーターといったプロの声だけでなく、私たち一人ひとりが持つ声にも大きな価値があるはずなのです。

だから、himalayaは宣言します。「声が持つ力は、すごいのだ」と。himalaya(喜马拉雅/Ximalaya)が生まれた中国で証明してきたように、日本でも、私たちがそのことを証明します。

「声」が、みなさんの暮らしをより豊かにすることを信じて音声のプラットフォームを提供し、そして私たち自身もみなさんに対して発信を続けてまいります。himalaya公式note、どうぞよろしくお願いいたします^^


himalaya公式サイト:https://www.himalaya.com/jp
himalaya公式Twitter:https://twitter.com/Himalaya_jp
シマラヤジャパン株式会社:https://jp.himalaya.com/

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