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#8 自制の力を育てるには?

こんにちは、暇人all the peopleの考えるラジオです。

今日も考えていきます。

早速今日のお便りを紹介していきます。

Q. 暇人さんこんばんは。 さっそくですが質問です。自制の力はどうやって育てればよいでしょうか。これをしてたら遅刻しちゃう、と分かっていてもその作業がやめられなかったり、甘いものを食べたら眠くなっちゃうから食べないようにしよう、と決めても何かと条件をつけてなんだかんだ食べてしまいます。

なるほどねー。めっちゃわかりますよね。今これ聴いてる全員が共感してるんじゃないでしょうか。自制の力を育てたい。なんか言い回しがかっこいいですね。だらけちゃうのどうにかしたいとかじゃなくて自制の力を育てたい。

はい、これはね、僕も自制の力全然ありませんから。と言うかね、人間って自制の力が弱めに設定されてると思うんですよ。どうですか?だって世界中の人が誘惑と戦ってません?笑 遅刻とか食べ過ぎもそうですし、アルコール依存とか薬物依存とか、基本的にサボりたがるというか、意志が弱い、義務から逃げたがる生き物だと思うんですよ、我々人間って。

なのでまずね、大前提の捉え方を変えてみて欲しいんですよ。意思が強い人間がサボっちゃってるんじゃなくて、意思が弱い人間が頑張ってると。そうするとまず、サボることがマイナスじゃなくなりますね。サボって当たり前だから。緊張しちゃダメだと思うと余計緊張するみたいな感じでね、サボっちゃダメだと思うと余計サボっちゃったりするのが人間じゃないですか。

自分の評価を上げすぎず、基本的に楽をしたい、サボりたい動物なんだと認識した後に、1つ1つの行動の先にあるメリットを考えるんですよ。この行動の先にあるメリットが、今をサボる気持ちを上回ると自動的に行動できます。

例えばダイエットの例なんかわかりやすいんですけどね、僕はこれまでダイエットのアドバイスを沢山の人にしてきました。その中でも続く人と続かない人がいるんですよ。この違いは明確で、ダイエットをする理由の差です。1番成功するのは、結婚式のためにダイエットする人。なんとね、僕がみてきた中では成功率100%ですよ。逆に1番失敗するのは、ただ痩せたいんですっていう人。

両者の違い、なんとなくイメージできますよね。
結婚式って一生に一度の晴れ舞台で、会場に来る全員が自分に注目して全員からおめでとうって言われてその日の自分の姿が一生記録に残るんですよ。そこで自分が痩せて綺麗でいるのって、めちゃくちゃメリットありますよね。逆に痩せられなくてウエディングドレス着れないとかなったら、デメリットやばいじゃないですか。だから痩せる理由になるんですよ。痩せることで自分が絶対得をするってわかってるから。

一方、ほぼ必ずと言って良いほど失敗するのが痩せたいからダイエットする人。わかりますよね。何のイメージもないんですよ。痩せた時のメリットも、痩せられなかった時のデメリットも明確にイメージできないんです。だからね、自制の力は全く働かないです。お菓子は食べちゃうし運動はサボっちゃう。漠然と痩せたいと思ってダイエット始めるとほぼ失敗しますね。

今はダイエットに関する例を紹介しましたけど、勉強でも仕事でも、サボる心理の根本は同じだと感じてます。自制の力が強いかどうかではなく、それをやる明確な理由があるかどうか。それをやった後の自分の感情を感じた時に、喜びがあるかどうか。だと思います。

なのでね、遅刻したり食べすぎた時に後悔したり、罪悪感に苛まれること自体あまり意味ないと思うんですよね。そもそもそれそんなにやりたいことじゃないじゃんっていう。やりたくないことだからサボったわけで、他のことやりなよと。

でもやらなきゃいけないんですって言うんだったら、なんでやらなきゃいけないかをもう一回考えてみてください。よーく考えたら実はやらなくていいことかもしれないし、逆にめっちゃやった方がいいことかもしれない。

少なくとも、何となく適当にやってる限りはサボって後悔してサボって後悔してって言う、何も生み出さない無意味な無限ループが続くと思いますね。

まとめますね。サボっちゃう人が自制の力をつけるには、

まず人間はサボりたがる動物であることを知る。そしてサボりたくなっちゃうものは、改めてやる理由を考える。

そうやって1つ1つの行動を見直していくと、自制の力が育つと言うよりは後悔しない人生になるんじゃないでしょうか。

と、思います。いかがでしょうか。サボっちゃいますよね。僕もめちゃくちゃサボります。そういうものですから、人間は。

と言うことで、今日はここまで。

最後まで聴いていただいてありがとうございました。

暇人all the peopleの考えるラジオでした。

ではまた。


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